こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はタムロンより新たに登場する超広角ズームレンズ 16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 (A064)ニコン Zマウント版について紹介します。

※製品PR用の貸出機。
特徴は”順当進化”
まず、製品名で気づく方も多いのが、タムロンの第2世代モデル(G2)であることです。
そして、タムロンが提供する明るいF値2.8一定の超広角ズームレンズです。

通称、大三元レンズと呼ばれるラインナップの中で、超広角が順当進化した形となります。
今まで、タムロンの大三元レンズでは超広角には17-28mm F/2.8 Di III RXD(A046)というSONY Eマウント版がありました。
また、ニコン Zマウントでは純正レンズにてNIKKOR Z 17-28mm f/2.8があります。
そういった、すでに明るい超広角ズームレンズがある中に更なる進化として広角端は16mm、望遠端は30mmを開放F値2.8一定で実現しています。
もちろん、フルサイズ対応です。
今まで小型軽量な超広角かつ明るいものが欲しかった方のリクエストに応えた形となります。
もちろん、携帯性を考えると、ニコン 純正レンズよりNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sがありますが開放F値が異なるので、それぞれ個性が際立ったラインナップになるなと思います。
フルサイズで広角端16mm、望遠端30mmかつDXクロップで45mm相当として使えるのも魅力です。
画角の参考


広角を活かした風景や扱いやすい焦点距離を活用したストリートフォト、日常使いの撮影や旅行での思い出の撮影など幅広く活躍するレンズです。
何より驚いたのはG2モデルなのでAF性能も向上していることや最近のタムロンレンズ同様に操作性を意識したデザインもスマートだということ。

そして、今まで気になっていた起動速度も改善している点は驚きました。
もちろん、純正レンズの起動速度には及びませんが、通常使いであれば快適に使える起動速度だと思いました。
レンズのデザインを見てみましょう






タムロンのレンズで嬉しい点は、こだわりでもあるアタッチメント(フィルター径)を67mmで統一していることです。
プロテクトフィルターをはじめ、CPLやNDなどフィルター資産がある方は気軽に使える点は嬉しいですよね。
動画で確認してみよう
前のモデルである17-28mmの機動力と実用性を継承しながら、広角撮影の可能性をさらに拡げた16-30mmとして、今回はニコン Zマウントでも登場となることはタムロンの力の入れようが伝わってきます。

作例・作品






参考動画
使ってみて思ったこと
- 短期間の利用ですが、違和感もなく使えた
- AF性能も安定しており、快適に使うことができた
- 軽くて・コンパクトなので、使い勝手もよかった(マグカップぐらいのサイズ)
- 広角端16mmが開放F値2.8一定ズームとして持ち出せるのは心強い
- もちろん望遠端30mmも使い勝手がよく、DXで45mmとして使うことも多かった
- 沈胴式などではなく、インターナルズームの安心感や速度感は嬉しい
- タムロン G2モデルは、最新レンズ感が強く出ており、使っていてワクワクする
- フィルター資産に67mmが多い方は気軽に導入できるのも嬉しいなと思う
気になったところ
- 起動速度
- 純正レンズ以外は起動速度がワンテンポ待つ製品が多い中、このレンズは少し速い印象を受けた
- 周辺減光はシッカリ出る
- カメラ側やソフト側で補正すれば気にならないので問題なし
- メーカーからもカメラ側の補正機能を活用してほしいという話もあった
- このサイズ、価格ならカメラ内の補正前提で使えるだけありがたいという話
参考|画角・AF
仕様

私が紹介したのは、ニコン Zマウント版です。
もちろん、ライセンス契約のもと、開発・製造されています
選択肢が増えつつある 超広角ズーム
おそらく皆さんも同じことを考えていると思うのですが・・・。
16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 (A064)の比較候補として、ニコン純正から登場している以下のレンズが思い浮かんでいると思います。
- NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 348,700円税込
- NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 184,800円税込
- NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 165,000円税込
価格や質量、サイズを見ると
気軽なF値2.8シリーズのNIKKOR Z 17-28mm f/2.8が近しいです。
後はS-Lineの沈胴式かつf/4一定ズームが広角端14mmとして登場しています。
純正の安心感やS-Line品質、広角端や明るさ、後は価格にサイズや質量など色々な要素から自分が使いたいレンズを選ぶのが良いかなと思います。
逆に純正から超広角ズームが複数種類も出ている中、タムロンからニコン Zマウントで明るい超広角ズームが追加されたことは私たちの選択肢が増えることに繋がります。
そして、ニコン純正側にも良い刺激にもなるのではないかと今後の切磋琢磨にも期待したい。
あとがき
是非、皆さんの印象をYouTubeのコメントで教えてください。
参考
