はじめに
こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はNikon Z50IIでストリートスナップ(フォト)を撮影する際にキットレンズに採用されたNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRの作品と共に紹介レビューをします。
私も個別に購入したDXの高倍率ズーム
ニコンDXフォーマット対応の小型・軽量約7.8倍高倍率ズームレンズかつZ50IIのキットレンズとして採用され注目されているのがNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRです。
私はニコンが定期的に開催するキャッシュバックのタイミングでレンズキットではなく単品で購入しました。
理由はZfcで薄型単焦点以外に高倍率ズームを使ってみたかったからです。
そんな、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRですがZ50IIでも大活躍してくれたので改めて買って良かったなと思います。
また、レンズ交換式カメラでは「レンズは資産」だと改めて実感しました。
先に作品を見てみましょう
ちょうど西日が差し込むタイミングだったので水面を撮影しました。
常に動く水面と西日の反射によるキラキラは常に変化しているのでタイミングが難しいですが楽しいですね。
こういう写真ではボケ量など気にしないのでレンズにこだわる必要もなく楽だなと思います。
どちらかというと望遠気味の圧縮効果などが役立つ要素です。
次は同じ植物ですが鮮やかな花としっとりとした葉を並べてみました。
左の花は全体が伝わるように、右の葉は逆に情報を含めないように背景を黒なる角度かつ葉が溢れるようなドンと大きいサイズで撮影しました。
次は縦の2枚です。
左は小さい滝で手持ちであることから水の動きをピタっと止めた速いシャッタースピードを選びました。
右は車庫のシャッターに西日越しの木漏れ日を見つけたので撮影しました。
数年前は被写体がハッキリしているシーンばかり撮っていましたが、最近は撮る幅も広がったなと思います
マナーやモラルが大事なのは大前提として、カメラを持って出かけることは良いことですね
こちらは建物の一部ですが、六角形の面白い格子状になっていたので撮影しました。
右はローポジションではありますが、バリアングル液晶が役立った場面です。
低い位置の花壇に色鮮やかな花が並んでいたので望遠側で圧縮効果を活かして撮影しました
ほどほどのボケ量を意識すると良し
撮影した私自身が振り返って思うことはズームが便利や携帯性抜群などもありますが、ボケ量が大きいわけではないことです。
ボケ味は望遠側では柔らかい印象はありますが、ボケ量としては開放F値6.3なので一般的です。
背景が開けたアングルを意識したり、逆にボケが写真の要素にならない撮り方を意識すると個人的に収まりの良い写真に仕上がることが多かったです。
単焦点を併用できる余裕でもある
私自身、ボケ量の多い写真が好みでボケ味の優しいレンズを好むタイプです。
ただ、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRは高倍率ズームです。
つまりボケ量を最優先するのではなく、レンズ一本で27-210mm相当を約315g、全長約90mmでカバーできることが強みです。
なので、すべての要素をこのレンズに求めるのではなくボケ量の多い雰囲気ある写真が欲しい場合は素直に単焦点や大三元ズームの大口径(開放F値一定2.8)などを選ぶの無難です。
私はZ50IIでボケ量が欲しい場合はコンパクト(機動力)を損なわぬ範囲かつ中望遠ということでNIKKOR Z 85mm f/1.8 S を持ち出すことが多いです。
ちなみにNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRのレンズ構成は13群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚)と一般レンズ(無印の非S-Line)ですが、シッカリと良いレンズに仕上げてくれています。
Z50IIは快適に撮れるカメラでオススメ
- 気軽に撮影を楽しめる明確な使用シーンがイメージできた
- 小さいレンズや超望遠と組み合わせた利用シーンが鮮明に想像できた。
- 比較的コンパクトなカメラなので、気軽に持ち運んで撮影を楽しめると思った
- 高性能な画像処理エンジンを搭載
- 画像処理エンジンがEXPEED7であり、H.265 10-bit 4K 60p N-log(1.5倍クロップ)が撮れる
- 起動速度や各操作のレスポンスが快適で使い込みたくなるカメラ
- EXPEED7の恩恵もあり、上位機に引けを取らない機能が数多くある
- APS-C機の中では、現時点でZ50IIだけがEXPEED 7を搭載している
- 今後の機種の基準となる存在
- ZfcIIやZ30II(仮)が登場する際の基準を使い込んで把握しておきたい
- 他メーカーと比べて同価格帯、同コンセプトでの体験ベースでの話をできるようにしたい
- APS-C機における唯一無二の存在
- 販売時ではZシリーズのDX機で唯一、SDXCカード UHS-IIに対応
- 販売時ではEXPEED7搭載機種で一番軽い約550g
- 販売時では画像処理エンジンやボディサイズなどZ50IIだけが持つアドバンテージがある
- 物理ボタン等も改良されており操作性が抜群に向上している
- コストパフォーマンスの高さ
- 機能と価格のバランスが良く、コストパフォーマンスが高いと感じた
- 写真撮影だけでなく利用機会が減ってもYouTube収録など色々と活躍できる
- 円安を考慮した購入タイミング
- 今後の円安を考慮し購入のタイミングとしては発売直後(ドル145円)が最適と判断
- 直感的な魅力
- 単純に欲しいという気持ちが湧き溢れた
バリアングルやボディ内手ブレ補正がない点は慣れるべし
VRレンズは電源を切ってからレンズ交換
時折見かけますが、レンズ側の手ブレ補正はレンズ内で手ブレ補正用のレンズを動かして補正するため、レンズ交換する際はシッカリとカメラ側の電源を切ってからレンズ交換するようにしてください。
Z50IIとNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRはオススメ
結論として、ニコン Z50II はDX機(APS-C機)としてパワフルなカメラであることやグリップ感が優れており高倍率ズームのNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRを組み合わせるに適しているなと思います。
カメラを既にお持ちでZ50IIをサブ機に迎えようかと検討している方や新たにカメラをニコンで、Z50IIで、始めたいと思う方にはオススメの機種です。
あとがき
皆さんはNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3についてどう思いますか?
- 高倍率ズームを使うことが多い
- 昔の印象もあって高倍率ズームは苦手
- 今回のZ50IIで初めて高倍率ズーム使ってみる
- やっぱりボケ量が欲しいので明るい単焦点にしようかな
など、印象をYouTubeのコメント欄で教えてください。