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超望遠ズームの新たな選択肢【150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (A057Z)】 タムロンよりニコンZマウントで登場

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回の記事はZマウントで登場となった 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(A057Z)を紹介します。

はじめに

手軽に楽しめる超望遠ズーム

タムロン 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (A057)は、望遠端500mmまで対応しつつ他の超望遠に比べて小型軽量を意識したズームレンズです。

主な特長

  • 超望遠の中でも小型軽量ボディ
  • ズーム全域で画質良し
  • 高速で安定したAF
  • 手ブレ補正機構VCを搭載
▼レビュー動画はコチラhttps://youtu.be/ObAxrnYfZ6Y

より細かく見ていきましょう(^^)

1. 小型軽量で積極的に持ち出せる

広角端150mmから望遠端500mmという必要十分な超望遠域をカバーしながらも驚くほどコンパクトな設計は魅力的です。

Zマウント(ニコン用)は三脚座を除き1,720gなので、カメラ(Z6IIIやZ8)を付けて2.5kg前後で運用が可能です。

2. 画質良し

ニコンZマウントには数多くの超望遠レンズ(単焦点やズームを含め)存在します。

比較候補として、この辺りでしょうか。

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S
NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S

Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR Zマウント フルサイズ
Nikon
焦点距離180-600mmまでをカバーする、NIKKOR Z 待望の軽くて持ち歩きやすい超望遠ズームレンズ。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZ100-400 ニコン ブラック
Nikon
静止画、動画を問わず、高い光学性能を達成し、快適な操作性で撮影に集中できるNIKKOR Z S-Line 初の超望遠ズームレンズ

▼レビュー動画はコチラ

▼レビュー動画はコチラ
Nikon NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sレンズ | Zシリーズミラーレスカメラ用 | Nikon USAモデル, 20122
Nikon
焦点距離600mmまで到達。 DXクロップモードを利用するか、オプションのZシリーズテレコンバーターを追加して、さらに近づきましょう。 NIKKOR Z TC 1.4倍は焦点距離を840mmに延長し、NIKKOR Z TC 2.0xは視野を最大1200mmまで延長します。 TC 2.0xにDXクロップモードを追加すると、なんと1800mmのリーチを実現します。

そして同じくタムロンより 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (A067Z)も登場しており超望遠が豊富です。

色々な選択肢の中から携帯性、価格、描写性能にAF性能、あとは広角端など自分にベストなレンズを選べるのはニコンZマウント利用者の特権かなと思います。

そして、ニコン純正のS-Lineが素晴らしいことは過去記事やYouTubeでも語っておりますが、タムロンレンズも実は必要十分な描写性能を誇ります。

3. 高速かつ高精度のAF

やはり、気になるのはAF性能です。

ただ、私は実機を利用する中でAF性能は問題なく十分に安心できました。
それ以上に望遠端500mmなので画角内に被写体をしっかり捉え続けることに集中していました(笑)

つまりAF性能は問題がなく快適で、良い意味で「気にならなかった」です。

理由はAF駆動に、リニアモーターフォーカス機構 VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)搭載しているからです。

これは高速・高精度な動作で快適にピントを合わせることを可能としておりフォーカス追従性も高くなります。

様々な撮影に素早く対応してくれるためフ静止画撮影や動画撮影どちらでも快適に撮れました。

▼動画も録ってみました。

▼レビュー動画はコチラhttps://youtu.be/ObAxrnYfZ6Y

4. 手ブレ補正機構VCの安心感

次に同じく超望遠で気になる手振れ補正です。

広角や標準であれば特に気にしなくても普通に撮れば大丈夫ですが、超望遠は意識しないと手元の少しのブレが大きく影響します。

これは焦点距離が500mmということから必然となります。
そこで大事なのが各社、力を入れている超望遠の手振れ補正です。

いくら良いレンズを作っても超望遠域での撮影では、微細な振動さえも像の不鮮明化につながってしまうので・・・

150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD では手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)を搭載しています。

三脚を使わない手持ち撮影や夕景や室内などでも活躍してくれますが・・・
私は数時間の撮影を安定して続けるため腕への負担やブレ防止に一脚を利用しました。

三脚までは不要だけど、一脚あれば何かと助かるかな?ぐらいの感覚です。
これは個人の撮り方次第となります。

▼撮影時の様子

5. ズーム全域で安定して撮れる

次は描写性能ですが、タムロンの中でも高品質レンズに属するため私は安心しておりました。

ニコン純正レンズの驚愕な秒性能を追い求める姿勢とは少し異なりますがピント面はシャープでボケは優しいです。

Fマウント時代からの「タムロンらしさ」がミラーレス用レンズでもシッカリ継承されています。

私の写真集 JimaTube Select 01 でも、このレンズで撮影した写真は入っています(^^)
大切な写真を撮れたこと、このレンズに感謝しています。

何より広角端150mm、望遠端500mmと幅広い焦点距離をカバーしながらもズーム全域において優れた描写性能を備えたことは凄いことです。

「中間の焦点距離はあまり使わないかな?少し手を抜いておく?」なんてことはなく
どこで撮っても「安定して撮れた」レンズなのでタムロンのレンズに対する熱い想いが伝わってきました。

それもそのはずで、今はレンズ技術の進化は凄くて・・・

レンズ構成は16群25枚。特殊硝材XLD (eXtra Low Dispersion)レンズ(1枚)やLD (Low Dispersion: 異常低分散)レンズ(5枚)、複合非球面レンズ(2枚)を効果的に配置しています。

つまり、高品質な素材(ガラス)をふんだんに使用しており、色収差を抑制したクリアな写りを実現しているのです。

▼FX/DX 切り替えの様子

また、超望遠は屋外で使うことも多く逆光での撮影で発生しやすいゴーストやフレアを抑えるBBAR-G2 (Broad-Band Anti-Reflection Generation 2)コーティングも採用されています。

とことん「弱点となる部分を克服している」レンズだなと思いました。

やはり飛行機や野鳥、鉄道など超望遠での撮影を楽しめる被写体を描写性能や逆光耐性に信頼して使えることは心強いです。

▼作例はこちら

他にも色々と

  • 最短撮影距離が短く、近接撮影も可能
  • 防塵防滴構造で、悪天候時も安心
  • 豊富なアクセサリーに対応(三脚座など)

直接、私が「こうだ!」と取り上げることはない要素になりますが、レンズ本体の魅力として様々な特徴があります。

やはり大事!コストパフォーマンスの高さ

そして、大事な価格の話。

そうです、良いレンズなのはわかる。
でも「お高いんでしょう?」ですよね?

もちろん、超望遠ズームレンズは他のレンズに比べて「そもそも高い物」です。

ただ、ニコン純正レンズなどでは約30万(NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR)から約200万円(NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S)程します。

それに対して、150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057Z)はタムロン公式サイトではニコンZマウントは18万弱ですが・・・

出典:株式会社タムロン(https://www.tamron.com/jp/consumer/lenses/a057/

なんと、ポイント還元を含めると実際のところ
販売店価格で約15万円前後台となっています!

これだけ高性能なズームレンズなのに、他の超望遠に比べてリーズナブルな価格で購入できるのは魅力だと思います。

こんな人にオススメ

  • 野鳥撮影、スポーツ撮影、野生動物撮影など、超望遠撮影を楽しみたい方
  • 高画質で、遠方の被写体を大きく捉えたい方
  • コンパクトで持ち運びやすいレンズを探している方
  • コストパフォーマンスの高いレンズを求めている方
広角端の様子
望遠端の様子(一番伸びた状態です)

まとめ

タムロン 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (A057)は、超望遠撮影の可能性を広げてくれます。

またすでに超望遠の世界を知ってる方で大型レンズを利用されてる方は気軽に持ち出せることから、より一層と帳簿円の撮影が身近になります。

この記事が皆さんの超望遠選びの参考になれば嬉しいです。

▼レビュー動画はコチラhttps://youtu.be/ObAxrnYfZ6Y

▼YouTubeでも解説しています|チャンネル登録よろしくお願いします

機材協力
・株式会社タムロン

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この記事を書いた人
Jima
Jima
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こんにちは(^^)
写真家のJimaです。

フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中
総再生回数 920万回、1200本以上の動画を投稿(24年8月時点)

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