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Z5IIで大注目!買って後悔しないNIKKOR Z レンズ 【フルサイズ編】

はじめに

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

ニコン Zマウントシステム発表後から着実にラインナップを増やしているNIKKOR Z レンズについての話です。

2025年5月現在、既に40種類を超えています。
そして、決算資料でも近々50種類まで広げるとニコンは発表しています。

NIKKOR Z レンズラインナップ Ver. 6.2
NIKKOR Z レンズラインナップ Ver. 6.2

これだけ選択肢が増えると「どのレンズを選べば良いのか迷う」という方も少なくないはず。

そこで今回は「買って後悔しない」という視点でフルサイズのカメラを利用するユーザーに向けて汎用性が高く”持っておいて損をしない”おすすめ交換レンズを厳選して紹介します。

フルサイズならコレ!揃えておきたいレンズ3本

Nikon Zシリーズの中でもフルサイズ機(Z9/Z8/Z7系統/Z6系統/Z5系統/Zf)の利用者に向けた幅広いシーンで活躍しつつも描写力や携帯性を含め楽しめる私が思う一般的かつ鉄板レンズを選びました。

標準ズームの最適解!NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

まず最初におすすめしたいのが、売上ランキングでも常に人気の広角端24mmから望遠端120mmの中望遠域までをフルサイズ対応でカバーする標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S です。

24mmの広角域は風景写真やスナップ撮影に最適で、120mmの中望遠域はポートレートや望遠スナップで被写体を印象的に捉えることができます。

開放F値がズーム全域でF4と一定なので、明るさが変化することなく安定した露出とボケ量を得られるのも魅力です。

旅行や日常のスナップ、ポートレートなど、様々なシーンでこれ一本あれば十分に対応できる、まさに「万能」という言葉がぴったりのレンズです。

Z6III|NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
Z6III|NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

私もイベント撮影やレポート取材等で利用することの多いレンズですが、静止画・動画を問わず全ての焦点距離で高い光学性能を発揮してくれること、シンプルに「レンズ交換なく撮りきれる」が選ばれる理由かなと思います。

FXの24-120mm対応でS-Lineとなると、超広角や望遠、超望遠にマクロ撮影、後はコンパクトなレンズを使いたいぐらいしか他のレンズに興味が湧くことがなくなるかもしれません。

NIKKOR Z レンズの中でも厳しい基準をクリアした高品質の証、S-Lineに属するため至近から無限遠まで軸上色収差を効果的に補正していること、ピント面前後の色にじみを抑制しつつ絞り開放からの高い解像感も驚くポイントです。

広角端24mmでもあるため、コーティング技術としてはナノクリスタルコートとアルネオコートが高い逆光耐性を実現しています。

【俯瞰】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

あとは購入後に気づく方も多い最大撮影倍率も0.39倍の凄さ、マルチフォーカス方式を採用していることもあって近距離での撮影も得意なレンズなため専門特化のMCレンズほどではないですが花や物撮りを含めたクローズアップ撮影も高画質で楽しめるのが面白いです。

単焦点から始められた方は追加するズームレンズとして、逆にズームレンズで迷ってる方は寄り道をせずに活躍するレンズを求める方に間違いなくおすすめできるレンズです。

先日も発売から数年が経過しますが、Z5IIの相棒レンズとしてか量販店等の人気ランキングで上位に入っていたことも驚きでした。

今となってはZ6IIIのレンズキットとして採用されており、いつかはキャッシュバック対象になることを期待しているユーザーも多いかなと思います。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon 標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZ24-120 ニコン ブラック
Nikon
広角2 4 m m から1 2 0 m m までをカバー、多彩なシーンで機動力を体感できる、S - Li n e 、開放 F 値4 一定の標準ズームレンズ
参考

初めての高品質!単焦点にオススメ NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

次に紹介するのは、標準領域として鉄板の単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sです。

フルサイズであれば私たちの日常的な視野に近い自然な画角で扱いやすくスナップ撮影やポートレート、テーブルフォトなど幅広いジャンルで活躍します。

何より開放F値1.8が生み出す美しいボケは被写体を際立たせつつ印象的な作品を撮ることが出来ます。

ズームレンズが高品質となった今でも単焦点レンズならではの高い描写力が魅力で被写体のディテールを細部まで表現してくれます。

NIKKOR Z 50mm f1.8 S
NIKKOR Z 50mm f1.8 S

NIKKOR Z レンズには開放F値1.2シリーズや他にも開放F値1.8シリーズが数多く存在するため、【ニコンに慣れている人ほど当たり前になっている世界】ではありますが、やはりS-Lineは凄いなと思います。

何より高品質かつ高価なレンズが並ぶS-Lineの中でも、キャッシュバック等を含め賢く買い物をすると7万円前後で購入できるのも驚きです。

無印の一般レンズに比べるとサイズや質量はありますが、比較的コンパクトで軽量なため持ち運びにも便利です。

【比較】NIKKOR Z 50mm f/1.8 S と NIKKOR Z 50mm f/1.4

やはりズームレンズでは味わえない単焦点レンズならではの描写力と表現力をぜひ体験してみてほしいなと思います。

コストパフォーマンスの高さが目立つレンズではありますが、初めての単焦点レンズとして標準ズームレンズのNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sと組み合わせても遜色のない買って後悔しない鉄板レンズだと思います。

▼レビュー動画はコチラ
参考

軽い!安い!楽しい! NIKKOR Z 40mm f/2

ニコンZマウントシステムのフルサイズユーザーへオススメする3本目はコンパクトかつ軽量な単焦点レンズ NIKKOR Z 40mm f/2

先ほどの50mmと数字で見ると似ていますが、こちらは薄型単焦点レンズというグループに属しています。

S-Lineではないものの3万円台で購入できる一般レンズとして多くの方が購入しているレンズです。

焦点距離40mm、開放F値2であることから程よいボケも楽しめるためスナップ撮影はもちろん、テーブルフォトや気軽な風景撮影にも使いやすく出番の多いレンズです。

Z50II|NIKKOR Z 40mm f/2
Z50II|NIKKOR Z 40mm f/2

先に紹介したNIKKOR Z 24-120mm f/4 S や NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは高品質なS-Lineに属するため光学性能を強く意識した結果、価格やサイズ・質量はお世辞にも気軽とは言えません。

もちろんカメラ界隈からするとS-Lineレンズを10万円前後で買えるのは安すぎて驚くのですが、この金銭感覚は少しズレていて、一般的には高額だと思います(笑)

NIKKOR Z 40mm f/2 は一般レンズ(非S-Line/無印)なので、価格も抑えられておりサイズや質量も気軽に持ち出せる部類です。

【比較】NIKKOR Z 40mm f/2(通常モデルとSEモデル)

ミラーレス一眼だとしてもニコン Zシリーズはサイズ・質量は他のメーカーに比べると大きめなので描写性能に優れた大きいレンズを付けると場合によっては持ち出しが億劫になる場合もあります。

そういった時にNIKKOR Z 40mm f/2 や NIKKOR Z 26mm f/2.8、NIKKOR Z 28mm f/2.8などの薄型単焦点(NIKKOR Z DX 24mm f/1.7は後述)は気分を変えたい時に活躍します。

極端な話、写真が撮れるボディキャップぐらいの感覚でカメラにつけっぱなしでも問題ありません。

加えて「Zレンズにハズレなし」と言われるように、価格に対して十分に描写してくれるレンズなので気軽に楽しめる初めての単焦点として購入して損のないオススメレンズとなります。

▼レビュー動画はコチラ
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Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 26mm f/2.8 Zマウント フルサイズ対応 ブラック
Nikon
最薄※1最軽量※2、画質とデザイン性を追求したスナップ撮影の愉しさ膨らむパンケーキレンズ。
▼レビュー動画はコチラ
参考

あとがき

いかがでしたか?

おそらく「無難かつ鉄板レンズを選んだな(笑)」と思われた方も多いと思います。

カメラ・レンズは決して安い買い物ではなく人生の中でも印象深い高価な買い物になる方も多いです。

高価かつ勇気のいる買い物であれば、当チャンネルの視聴者様には後悔してほしくありません。

なので鉄板かつ、逆に「このレンズで不満出るなら、レンズ選定のミスマッチがあきらかである」と見えてくるレンズ達を選びました。

ニコン Zマウントシステムの光学性能を楽しめるS-Lineの標準ズームと扱いやすい焦点距離の単焦点、価格やサイズに抵抗がある方に向けた一般レンズとしてボケ量も楽しめる薄型単焦点は鉄板だと思います。

この3本で満足できない方は大三元ズームや超広角、超望遠にMCレンズなど他のレンズを調べてみると良いかなと思います。

ちなみに当チャンネルではすべてのNIKKOR Z レンズを取り上げているので是非、興味ある方はチェックしてみてください(^^)

この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
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