こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回は登場後より人気のニコンのZ50IIの話です。
約13万円ぐらいで買える画像処理エンジンEXPEED7世代目のDX(APS-C)機として、財布に優しくオススメのカメラです。
しかし、前々から気になっていた特定の条件下(設定値)で少しだけブレが気になるという話です。

正直、等倍で拡大した際の誤差レベルではあります。
ただ、Z50IIの癖を「知ってる」と「知っていない」では印象が異なるので教養として共有します。
Z50IIで気になる「ブレ」の話
私はZ50IIを約8カ月ほど使い続けていますが、時折、ブレているような現象に遭遇して気になっていた。
もちろん、始めは気づきさえしなかったのですが
等倍で拡大した際に違和感を感じ、再発することを確認するたびに要因が気になってしまった。

私なりの答えとして、Z50IIでブレが気になる場面は、主にシャッタースピードが1/60秒から1/125秒の間で撮影した時です。
かなり限定的な撮影時の設定なので、遭遇することも極稀ですし、それ以外のシャッタースピードでは特にブレが気にならなかったので、気づきにくかったとも思う。

これはZ50II独特の癖なのかな?と思います。
このブレは「気になる人は気になるレベル」です。
ほとんどの場面では気にならない程度なので、普通に撮影を楽しむ分には問題ないです。
ただ、パソコンで画像を拡大(等倍)にして確認すると、「あれ?少しブレているかな?」と感じることがあるかもしれません。
逆に今は自分なりに落としどころをハッキリさせることが出来たので、何も思わなくなった。
機構ブレ(カメラブレ)が起きてるかも?
このブレの原因として考えられるのは、撮影時のカメラ側の動作による微振動かなと思います。
撮影時の「わずかな振動」が、カメラ本体に伝わり、画像に影響を与えている可能性があります。
ちなみに望遠になれば、なるほど機構ブレが目立つ傾向もあるため、Z50IIで野鳥や飛行機を撮る方は「気にならない程度だけど、気になってしまった時のために知っておく」ことは大切だと思う。
ブレを抑えるための対策
ブレが気になる場合に試すべき、効果的な対策を紹介します。
1. サイレント撮影(電子シャッター)を活用する
最も手軽で効果的な対策は、サイレント撮影(電子シャッター)を活用することです。
電子シャッターは、撮影時に物理的に動く部分がないので振動がカメラ側に発生しません。
これにより、撮影時の振動によるブレを防ぐ(抑える)ことが出来ます。
Z50IIでは、ブレが気になるシャッタースピードを利用する際、状況に応じてサイレント撮影(電子シャッター)に切り替えてみましょう。
ローリングシャッター歪みに留意
とはいえ、電子シャッター(サイレント撮影)では動き物や撮影時にカメラを動かすと読み出し速度の関係もあって、写真に歪みが出る場合があります。
サイレント撮影は止まっているものや、自分がシッカリとカメラを持って止まることが出来る場面で活用するのが良いです。

色々考えずに、バシバシ撮れる軽くて小さいカメラが欲しくなりますね(笑)
2. サイレント撮影の割り当て
サイレント撮影は、Fnボタン(私は動画撮影ボタン)に割り当てておくと便利です。
撮影中に必要な時だけ、オン・オフが切り替えられるので都度、メニューを開く必要がなくなり気楽です。

3. シャッタースピードと焦点距離を意識する
あとはシンプルですが、シャッタースピードを1/60や1/125を避けるという方法です。
日中の明るい場所など、シャッタースピードに余裕がある場合は、1/250や1/500などに変更してしまえば気にする必要もないなと思います。
ちなみに、私個人としては中望遠や望遠になると「気になりだす」程度なので、ストリートフォトなどNIKKOR Z 28mm f/2.8 や NIKKOR Z 40mm f/2 など利用時は考えなくていい話です(笑)
Z50IIの「重箱の隅をつつく」意地悪な話
ここまでZ50II特有かも?な、ブレに関する私なりの気づきと対策を色々と解説してきましたが、これはあくまで「重箱の隅をつつくような話」です。
Z50IIは、約13万円という価格を考えると、十分に楽しめる素晴らしいカメラであることに間違いありません。
むしろ、この価格帯のカメラでこれほど快適に撮影が出来るなら必要十分です。
初心者の方からベテランの方まで、画像処理エンジンEXPEED7世代目のカメラとして最軽量ということを含め、幅広いユーザーが満足できる性能を備えています。
コストパフォーマンスに優れたDX機
Z50IIは、APS-Cセンサー(DXフォーマット)であるため、フルサイズ機に比べてコンパクトかつ軽量でありながら、必要十分に楽しめるカメラです。
何より同じZマウントとして、様々な高品質レンズ(NIKKOR Z レンズ)の魅力を手軽に味わうことができる、エントリーモデルとしても最適です。
特に、手軽に持ち歩けるサブ機を探している方にもオススメで私自身、気に入って色々な所に「気軽に出るとき」に持ち出しています。

あとがき
Z50IIで特定条件下でのブレが気になるのは事実かもしれませんが、それはサイレント撮影を活用するなどの工夫で簡単に解決できます。

Z50IIは、価格以上の性能と楽しさを提供してくれる重要な役割(ポジション)のカメラです。
些細な点にこだわるよりも、このカメラが持つ魅力や特徴にフォーカスして撮影を楽しむことが重要だと思います。
Z50IIをすでに持っている方で、私と同じような現象に悩んでいた方は教養として知っておくと役に立つと思います。
そして、Z50IIの購入を検討している方は、「そういう癖もあるのか」と知ったうえで、安心してZ50IIの購入を決断して良いと思います。
皆さんのZ50IIに対する感想や、ブレ対策で工夫していること
カメラである以上、他の機種でも見受けられる現象なので「皆さんのブレ話」があれば、ぜひコメントで教えてください!











