はじめに
こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はニコン Z50II に NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S を組み合わせた際の印象を解説します。
先に使用感を見てみましょう
文字で語るよりもファインダー内の映像を見てもらうのが話が速いかなと思います。
Z50II+NIKKOR Z 400mm f/4.5 【画面録画】
- 静止画
- 動画 H.265 10-bit N-log 4K 30p
- 動画 H.265 10-bit SDR 4K 30p
- 静止画
Z50IIはボディ内手ブレ補正がない機種ですが、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S はレンズシフト方式の手ブレ補正が備わった超望遠レンズです。
なので特別、ブレが目立つことなどもなく違和感なく利用できました。
正直な印象
AF性能も快適に動いてくれましたが、やはりZ9やZ8、Z6IIIにZfなどとは違うと実感しました。
Z9やZ8は積層型CMOSセンサー、Z6IIIは部分積層型CMOSセンサーでZfは裏面照射型CMOSセンサーなので多少の差はあるなと実感しました。
あくまで個人的な感想ですがAF速度は問題ないとして、AF精度は時折外すかな?という感覚です。
追従性能は気を使う必要がありますが、そこは15万弱(実売13万円ほど)のカメラとして十分に頑張ってくれていると思いました。
Z50IIで満足できない場合は素直にバリアングルならZ6IIIやZf、ガッツリ撮るならZ8やZ9を選ぶのが無難だと思います。
携帯性は改めて驚く
一方で携帯性はZ50IIが圧倒的でフルサイズ機では詰め込むのが難しかったカメラバッグ(VESTA ASPIRE 41)にスッポリ入ったのは驚きました。
Z50IIだけでも楽しめますし、他のカメラがある方はサブ機や気軽な撮影を楽しむのにはバッチリのカメラだと再認識しました。
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S は約104mm×234.5mmで三脚座を含め約1245gです。
そして、Z50IIが約550gなので約1800g程度で400mm(600mm)をEXPEED7で持ち出せるのは大きな魅力だと思います。
色々な撮影で楽しめるカメラ
先ほどは野鳥でしたが、被写体検出に飛行機も入っているので超望遠で色々な撮影を楽しめるのは面白いですね。
超望遠の圧縮効果独特のボケ味も楽しめました。
野鳥が見つからない時間では超望遠でも色々な被写体を探すのも面白いですね。
幼い表情が残っている個体ですが早くも11月後半となれば、ジョウビタキも入ってきているので野鳥撮影シーズンですね。
こちらも少し幼い様子で黄色のパッキンが残っている個体がいました。
メイン機になる最強のサブ機
シッカリと時間とお金をかけて撮影を続けていくのであれば、正直に言うと今のニコンには選択肢があるのでフルサイズ機を狙うのが良いと思います。
ただ、予算面や撮影に利用する時間等でZ50IIが丁度いい場面も多くあると思います。
数時間の撮影であれば、バッテリーもEN-EL25aなら特に気になりませんでした。
どちらかというと、撮影中や動画モードでバッテリーが急にガコっと減って赤表示になることが数回あり焦る場面がありました。
ただ、その赤表示は一時的で急に戻ったりするので戸惑いましたが慣れ次第かな?って思います。
この記事が超望遠でZ50IIと組み合わせることを予定している方の参考にあれば幸いです。