こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はコシナより登場のニコンZマウント対応 Voigtlanderシリーズの最新作です。
その名も「NOKTON 28mm F1.5 Aspherical」です。
ニコン Zマウントでは純正レンズが既に40種類を超えており、コシナやタムロンにシグマなどサードパーティー製を含めると60種類近く登場しています。
約6年前のZ7登場時はNIKKOR Z 35mm f/1.8 S と NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sぐらいしかなかった頃が懐かしいですね(笑)
そして、なんと!メーカー公式の作例担当は私、Jimaが担当しました。
私が担当するニコン ZマウントのNOKTON 28mm F1.5 Asphericalについて先行レビューとして共有します。
製品ページ
レンズデザイン
最近、登場しているニコンZマウント対応 Voigtlanderシリーズと似た引き締まったデザインとなっています。
レンズマウント部から被写界深度目盛、フォーカスリング、絞りリングという統一された操作性は快適でした。
ちなみに最近登場したコシナのVoigtlanderシリーズではAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIやAPO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical IIがあります。
デザインや操作性が似ており「そうそう、この感じ」と慣れた感覚でサクっと撮影に入ることが出来ました。
参考
次にレンズに近寄ってみましょう。
レンズキャップは他のVoigtlanderシリーズと同じで、フードはねじ込み式です。
28mmと広角レンズなので、前玉の保護を含めてレンズフードは着用がオススメです。
NOKTON 28mm F1.5 Aspherical は工学系としてはVMマウントやEマウントが登場していますが、Zマウントにも展開してくれたことは嬉しいです。
マウント別でセンサー前のフィルターガラスの厚みが異なるため、光学性能に差異が出てしまうところをコシナでは工学設計を改良することで最適化をしています。
これは安心できますね。
コシナは各マウント別で最適化している点も安心できる点であり、職人芸のクラフトマンシップを味わえました。
タムロンも同様ですが、サードパーティー製レンズの中でZマウントの優先度が高くなっている感が強まっています。
私たち、ニコンユーザーやZマウントユーザーには嬉しい内容です。
このNOKTONシリーズはVoigtlanderのラインナップの中でも絞りの開放F値が1.5より明るい大口径レンズにつけられる称号です。
初代NOKTONは1950年代、当時はフィルム感度も低く大口径レンズは夜の撮影に大活躍したという話があります。
そんな夜でも大活躍する大口径レンズとして、ラテン語の夜を意味するNoctからNOKTONと呼ばれるようになりました。
もちろん開放F値1.5の浅い被写界深度でボケ量を堪能することも楽しめます。
もちろん、ライセンス契約のもと開発製造されたレンズなのでカメラボディ本体とExif情報の情報通信も可能です。
撮影後の作例提出時にもExif情報を参考にすることが多く、マニュアルフォーカス専用レンズの中でも安心感が違うなと再認識しました。
滑らかなフォーカスリングや絞りリングのカチカチとしたクリック感などを含め、ヘリコイドユニットの質が高品質で自然と触れたくなるレンズだと思いました。
また程よいトルクでマニュアルフォーカスレンズですが、Z8のアシスト機能(ピーキングやマニュアルフォーカス時の半押し拡大解除)もあり快適に撮影が出来ました。
作品紹介
次は作品を数点ご紹介します。
ちなみに作例は公式サイトにて掲載されているので興味がある方やレンズ本来の表現力に興味のある方は製品ページが参考になります。
左の写真は写真集 JimaTube Select 04(https://jimatube.com/store/04)の表紙にもなった電球の別カットです。
暗い室内に歪みのある独特な形で作られた電球で反射に少し不思議な感じがしたので吸い寄せられるように上を向いて撮影しました。
右の写真はイルミネーションでライトアップされたツリーを下から撮影しました。
コチラはサクっと撮ったので上を向いて撮影しましたが左の電球ほどこだわらず気楽に撮影しました。
こちらは夕焼けの時間帯で青色の背景(空)に暖色の街灯に目を惹かれたので撮影しました。
右はグッと近づいて撮影した水槽の上にあったグリーンを撮影しています。
開放付近での撮影では背景が近くてもボケ量は確保できるので、遠近どちらも楽しく撮れるなレンズだと思いました。
レンズ仕様
利用するカメラにご留意を
2020年より前に発売の以下のカメラは一部機能に制限がある場合があると発表がありましたので念のため、ご留意ください。
RED監修の3D-LUTを試してみた
ニコンはここ最近、動画にかなり力を入れています。
SONYやCanonがシネマカメラ業界でも活躍する中、Nikonがどう動くのか注目していましたがREDというネットフリックスの作品などでも採用されている映像大手メーカー(ブランド)を完全子会社化としました。
特別、コンシューマー向けな動きは目立ったことはないですがZシリーズで利用できるLUTが無償配布されています。
参考
今年のCP+2025でも、コシナブースの注目レンズだと思います。
私もCP+2025では公式アンバサダーとして承認が通っていることもあるため、現地で様々なメーカーの新製品を楽しもうと思います。
あとがき
皆さんは NOKTON 28mm F1.5 Aspherical に、どういう印象を受けましたか?
是非、YouTubeのコメント欄で教えてください。