こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はSIGMAより新たに登場する注目のミラーレス一眼カメラ”BF”についてCP+2025で実物を見てきた印象を共有します。
あくまで私視点の感想なので、ひとりのカメラ好きの意見として参考になればなと思います。

登場することに意味がある
SIGMAが新たに発表したBFというカメラはインゴット(塊)からの削りだしで作られています。
そのため、生産台数も極端に増やすことはできず採算度外視のコダワリに特化した製品であることがわかります。
上場企業であれば利益特化で突かれるところ、自分たちの意思で作りたいカメラを作っているのはSIGMAらしいなという印象があります。

印象
先に私が受けた印象を箇条書きにします。
- スペックのみを追求せずデザインを含めた存在の探求が良い
- サムレストが好印象
- 本体も滑りにくい工夫があった
- 起動が早くて驚いた
- 画面操作は少し特徴的で癖がある
- AFなどシッカリfpより強化している
- Appleのカメラ版のような印象でワクワクする
- ハマる方にはハマる独特の魅力を持つ製品
- シルバーボディにあわせたレンズが登場するのも面白い
まずは、国内企業が挑戦的なカメラを作ったことに驚きました。
ニコン・キヤノン・ソニーを含め多くの国内企業から登場するカメラは似たようなデザインかつ機能も最適化を目指すあまり似たり寄ったりになりつつあります。
そんな中、デザインや所有欲・持つことの楽しみに重きを置いたデザイン性のあるカメラがSIGMAから出たのは独自路線を走っている感じもあって素晴らしいですね。

とはいえ、機能面も充実している
BFはデザインが特徴的なので機能面が注目されていますが、2025年に発表された最新のミラーレス一眼カメラとしてAF性能や起動速度など快適に撮影が出来るカメラです。
同じく大人気のSIGMA fp と比べると圧倒的に快適なAF性能と起動速度に驚きました。
またデザイン面でもグリップ部などが心配になりますが、背面に親指をひっかける部分があるため安心して持つことが出来ます。
全面には少し凹凸のあるような工夫が施されており、滑りにくくなるような対策がありました。
左側にはストラップを通す穴があるのですが、左右ではなく左側だけで固定するような形でした。
操作性は慣れが必要
私が日頃ニコンのカメラなどを利用しているからか、BFの操作画面は戸惑う場面が多かったです。
ファンクションボタンを含め操作部は背面に必要最低限なものが配置されておりますが、細かく設定を頻繁に設定するのは慣れが必要だなと思いました。
どちらかというとある程度の設定を決めた状態で「細かく考えるより撮ることを楽しむ」というカメラなのかなという印象を受けました。
頻繁に設定を変えずに直感でサクサクとリズムよく撮るのに適しているカメラだと思いました。
ハマる方にはハマる独特の魅力
全てのカメラ好きに突き刺さるというよりデザイン重視の方にハマるという印象です。
もちろんカメラとしての性能は十分高いのですが、撮影効率などを考えるカメラではありません。
今回のSIGMAブース全体の雰囲気やロゴのリニューアルを含め、ブランディングが磨かれている印象を受けました。
効率良くサクサク撮影するというより、BFを持って楽しく自分と向き合って撮影するカメラだと思います。
レンズのシルバーも同時発表
SIGMAは比較的、カッコいい黒色のレンズが多かった印象ですが今回のBFの発表時に一部のレンズに対してシルバーモデルも発表しました。
すでに同じレンズの黒色を持っていると買い替える必要はないかもですが、カメラ側をシルバーを選ぶ方は自然とレンズも同じ色で揃えたくなるのかなと思いました。
カメラを先に出して似合うレンズがないという状態を避けるように抜け目なく準備しているのは凄いです。

何故かスマートフォンの感覚に近かった
これは完全な私なりの感覚ですが、新しいカメラを触れるというより新しいガジェットに触れている感覚に近かったです。
良い意味でカメラっぽくないというか、AppleのiPhoneの新型に触れているような不思議な感覚でした。
それはカメラ過ぎないデザインと持った感覚も独特だったからかな?と思います。
みなさんはどう思いますか?
私は素晴らしく・面白いコンセプトのカメラが日本企業から登場したことは大きな意味があると思います。
そして、そんなBFが国内外問わず注目されていることも素晴らしいと思います。
ただ、購入などを考えると慎重かつ本当に欲しい人がGETできるようになることが望ましいなと思いました。

おそらく供給量的にも転売屋に狙われるカメラだとは思いますが、fp同様で長期的に人気となるカメラなのかなという印象です。
みなさんのSIGMA BFに対する印象を是非、コメント欄で教えてください。