こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はマップカメラが発表した2024年9月30日で終了となる超低金利ショッピングクレジットが私たちの買い物にどのように影響するかを解説します。
はじめに
近年、円安や材料費の高騰によりカメラの価格が高騰していました。
価格改定と言う名の値上げも10%程度が数回は行ったこともあり気軽に購入できなくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。
そして今回、これまで多くのカメラなどを販売する量販店が採用していた60回無金利の分割払いが終了する動きも見られます。
当記事の執筆時点では、私が利用することの多いニコンダイレクトは終了のアナウンスはありませんでした。
マップカメラ(JACCS)とニコンダイレクト(Orico)で違いがあるようです。
60回無金利終了の背景と影響
60回無金利の分割払いは高額なカメラを無理なく購入できるとして、多くの人々に利用されてきました。
例えばニコン Z8(約60万円弱)が2回払いであれば初月30万、次月30万の引き落としや支払いです。
これが60回払いだと5年間(60カ月)で毎月1万円の支払いで購入することが可能です。
毎月1万円負担であれば携帯電話の支払いの感覚でカメラを買うこともできていました。
もちろん支払いを分割するだけで安くなったわけではありません。
支払いを未来の自分に任せるだけの話なので、気が大きくならないようにする必要があります。
しかし、円安や一時的な円高への動きに加え金利上昇といった経済状況の変化に伴い、この制度の見直しが行われています。
- 金利上昇の影響: マイナス金利政策の終了により、金融機関は60回無金利の分割払いを維持することが難しくなりました。
- 購入者の負担増: 60回無金利が終了すると、分割払いの手数料負担が増え、実質的な購入価格が上昇します。
- 購入計画の見直し: 長期的な分割払いを検討していた方は、購入計画の見直しを迫られる可能性があります。
賢いカメラの購入方法
ということで60回無金利終了を機に、カメラの購入方法を見直してみましょう。
- 分割回数の検討: 36回までの金利0%が続く場合は分割回数を短くすることで手数料を抑えることができます。
- 頭金の用意: 分割前提で購入していた時より、頭金をシッカリ貯金して不足分を金利ゼロの期間で分散支払いを検討してみる。
今後は60回の金利手数料0円が終了し、最大36回までという条件が定着するのではないかと考えます。
そして”20万円以下の買い物は金利手数料0円がなくなる”のが無難な動きかなとも思います。
一般的に信販会社では36回までの分割に対応していたり、中には60回の金利ゼロがなくなっても36回までは金利ゼロ、つまりは期間の短縮なども予想されます。
これは今までの60回まで金利ゼロが36回までの期間短縮による1回あたりの支払額の増加(支払期間の短縮)となります。
まとめ
60回無金利の終了は、カメラの購入方法に大きな変化をもたらします。
しかし、賢く購入計画を立てれば予算内で理想のカメラを手に入れることができます。
この機会に60回払い金利ゼロでで購入を予定していた方は欲しいカメラやレンズの前倒し購入を検討するのもいいかもしれません。
ただ、当記事は高額な買い物を煽ったり急かしたりする狙いはありません。
分割払いは「未来の自分に支払いを任せる行為」です。
しっかりと未来の自分が支払えるのかを考えることを推奨します。
この記事が、皆さんのカメラ選びの一助となれば幸いです。