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ニコン Z5II【Z5からの買い替えはアリなのか?】

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回はZ5ユーザーでもある私がZ5IIに対して、どういった印象を受けたかを紹介します。

当記事が同じZ5ユーザーの方々が「買い替えるか悩むな」という場合、参考になると嬉しいです。

Z5II NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
Z5II NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

質問をいただきました。

こんにちは。

じまさんがZ5購入されたときから、そこそこの古参として今後も応援しております。

いつも最新機種が登場するたび「すごいカメラなのだろうな」と思いつつも「私には持て余すかな」と思い見送っておりました。

ただ、Z5利用者として今回のZ5IIはさすがに気になっています。

レンズはZレンズの24-50mmと40mmを持っています。

Z5からZ5IIへ買い替えることについてどう思いますか?

ご質問・Z5購入時(約4年前)より、動画のご視聴ありがとうございます。

私もZ5ユーザーとして、Z5IIに対する印象を共有します。

先に結論

買い替え”あり”です。

Z5ユーザーとしてZ5IIを触れた印象は【当時、欲しかった機能が詰め込まれており買い替える価値が凄くあるカメラ】です。

なので、Z5IIに興味がある場合は入れ替えや追加をオススメします。

Z5 vs Z5II
出典:株式会社ニコンイメージングジャパン

その理由

以下がZ5IIに入れ替えや追加をオススメする理由です。

Z5からZ5IIは画像処理エンジンを含め全体的に撮影効率が大きく進化した
  • 画像処理エンジンがEXPEED7になった
  • 裏面照射かつ有効画素2450万画素となっている
  • ボディ内手ブレ補正が凄い(フォーカスポイントVRが使える)
  • HEIFや高効率RAWが選べる
  • ピクチャーコントロールが増えている
    • リッチトーンポートレートやフラット・ディープトーンモノクローム
    • フレキシブルカラー・イメージングレシピが使える
  • 美肌効果が使える
  • 撮影時の情報表示が縦に対応
  • EVFがZ9やZ8と同様の3000cd/m²と高輝度
  • 高速連続撮影が約4.5コマ/秒から拡張約14コマ/秒になった
  • ハイスピードフレームキャプチャー+(C30まで)が使える
  • 1秒前まで遡れるプリキャプチャーが使える
  • 常用ISO感度の上限が51200から64000となった
  • AF検出範囲が静止画で-3EVから-10EVと大幅進化
  • スターライトビューや赤色画面表示が使える
  • AFエリアモードに3D-トラッキングやカスタムワイドエリアが追加された
  • 4K 60pに対応した
  • 最長記録時間が29分59秒から125分へ改善された
  • 映像圧縮方式にN-RAW(12bit)やH.265(8bit/10bit)が内部収録で選べる
    • 他にも動画機能はZ5に対して大きく改善されている
  • 商品レビューモードが搭載
  • LED証明のちらつき低減となる高周波フリッカー低減が搭載
  • 撮影モード(M)で900秒(15分)まで延長可能で露出ディレー(最長3秒)も便利
  • 液晶はチルト型の約104万ドットからバリアングル型の約210万ドットへ変更
  • フィルター再生などセレクト作業で役立つ機能も数多く追加
  • HDMIはType CからType Dへ小さくなった
  • 質量は約675gから約700gと少し重くなり、数mm分厚くなった
  • デザインや操作ボタン周りが洗礼され、今風のZシリーズになっている
  • タッチFnに対応
  • 32コマなど複数枚撮影による高解像度の画像をピクセルシフト撮影が可能
  • 電源オン時の起動時間が速い
  • 全体的にカメラのレスポンスが速い

文章で表現するだけでも物凄く魅力的だなと伝わると思います。

とはいえ、実は・・・という話

撮影結果(写真)にカメラ側の大きな影響はない

メーカー様には秘密ですが視聴者様のことを考えて本音を言うと、撮れる写真はセンサーが裏面照射になったことや画像処理エンジンの差はあれど大きな違いはありません。

Z5とZ5IIに関しては撮れる写真に大きく影響を与える要素として、カメラよりレンズだと思います。

おそらく同じレンズで同じ撮影環境で撮影した写真を並べると「こっちがZ5IIで撮影した」と見抜くのはピクチャーコントロールで特徴的なものを選んだ場合ぐらいだと思います。

撮影効率(快適さ)の向上にお金を出す感覚

私はZ5は連写性能が抑えられておりますが、NIKKOR Z レンズを通して撮れる写真は素晴らしいなと思います。

だからこそ、私自身Z5を購入しました。

参考|約4年前のZ5購入報告

ただ当時はZシリーズのフルサイズ機として登場していた手前、撮影効率は上位機が優れていました。

それが、Z5IIとなりボディ側の撮影モードダイヤルのロックや右上の小窓(情報表示パネル)が省略されているものの撮影効率は大きく向上しています。

Z5IIは同じ【5】というナンバリングですが、Zシリーズのエントリー機から新スタンダード機となったという印象です。

似たような撮影結果になるといっても、撮影が快適で時短に繋がることは重要です。

その撮影効率にお金を出す価値があるから”Z5IIは入れ替えに賛成”という考えです。

お買い得とは言え、シッカリ値段は上がってる

私はZ5がキャッシュバック対象になった際、14万円ぐらいで買った記憶があります。

当時、レフ機(Dシリーズ)をメインに利用していた私でも「ニコンのフルサイズ機が15万円を下回るなら買ってみるか」という感覚になりました。

ちなみに今はドル110円での販売は難しいためか価格改定が入って約18万円ほどになっています。

当時はドル110円でしたが、今は円安も進んでしまい一時期ドル160円となりました。

その時、登場したZ6IIIは米国価格でZ6IIと価格が据え置きで2,499ドルでドル110円時代なら約28万円弱でした。

それが、ドル160円から170円を見据えた時代に登場したことにより約43万円という値段にカメラで円安の怖さを知った方も多いでしょう。

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出典:SBI証券(為替|円安の動き)

カメラ(ニコン)からすると大幅強化をしたオールラウンダーとして登場したZ6IIIが、頑張って価格据え置き(2,499ドル)で出しているのに「高い!」と国内の反響があったのは寂しい気持ちになります。

そして「Z6III高すぎ」と煽ることで動画の再生数を稼ぐ一部のインフルエンサーも見受けられました。

今後の日本は円高に振れる要因が弱いことからドル円150円時代が新スタンダードになると発言する著名人も多いです。

「カメラが高い」ではなく私たちが受け取る給与や財布の中にある日本円の価値が目減りしているという視点を持たないと危険です。

だからといって、給与がビットコインというのも少し怖いところがありますが(笑)

私たちの税負担は増える中、謎の名目で追加の税金も徴収され、野菜も肉も卵も高騰化しています。

さらには国産のお米も国外に売りさばかれ供給難の状態が続いています。

私たちの手取りは増えず、コスト高や人件費高騰で事業を畳む企業も増えています。

円安160円に対して、私たちの手取りが比例して向上していれば「インフレ凄いけど、カメラ買える」という感覚だったと思います。

一部の方々を除き、国民みんな生活難という時代に疲れてしまった自分もいます(笑)
このままだと話がズレるので、この話はこの辺りにしておきましょう。

対して、Z5IIは1,699ドルで国内価格は26万円弱なのでドル150円時代に登場したことが私たちにとっては救いだったなと思います。

Z5の買取価格は約6万円

カメラやレンズ、特にニコンは比較的高価買取が期待できるメーカーです。

とはいえ、さすがに約5年弱前に発売されたカメラであることから約半額の6万円(当記事の執筆時|参考価格はマップカメラのワンストップ買取)です。

これを安いか高いか受け取り方次第ですが、少しでもお金にしたい方は在庫市場に溢れることを見込むとZ5IIを受け取ってすぐに売るのが無難です。

ポイントは手放す際はZ5IIが発売日に届かない可能性があるため、Z5IIを自分の手元に受け取ってからが大事です。

対して、Z5IIが登場したからと言ってZ5の買取価格が更なる半額3万円などになることは考えにくいのでサブ機として一定期間は両方を保有するのもアリかなと思います。

これは実際にZ5II登場後の中古市場に動きがあると追って動画で報告します。

改めて結論

Z5IIに入れ替えることで撮影結果、撮れる写真にカメラ側で大きな影響を与えるわけではないですが、撮影の効率や快適度合いなど気分の面でプラスに働くものです。

私は買い替え”あり”派ですが、撮り方によってはZ5で十分という場面もあります。

実際にニコンプラザや家電量販店でZ5IIに触れてみて「こりゃ凄い!23万円なら買い替えたい!」と思えた方は人気機種になること確実なので、早めに予約や購入をすることをオススメします。

是非、皆さんのZ5IIやZ5系統に対する印象をYouTubeのコメント欄で教えてください。

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この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
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