こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
私はYouTubeで情報を発信する中で、マイク沼は5年ほど抜けれませんでした。
つまり、マイクを買っては「あっちのマイクの方が良いかも」と買い替え続けて約20万円ほど使いました。
そんな私が最終的に辿り着いたのは結局、王道の ダイナミックマイク SHUREの大人気マイクSM7Bでした。
マイク選びの沼から抜け出した話
YouTubeなどを含め音声を録るのに、マイク選びって本当に悩みますよね。
そうなんです。
私も、はじめはRode Video Micから始まりSynco D30やSennheiserのコンデンサーマイクや使っていました。
後、カメラで音を取るようにRode VideoMic NTGやHollylandのLARK MAXも利用しています。
それでも「まだ理想の音ではない」という悩みが続いていた時に思ったのが・・・
次に私が求める音(他のYouTuberで音良いなと思う動画レベル)には、XLR端子のマイクが多く使われていることに気づきました。
そして、オーディオテクニカのAT2035とYamaha AG03というオーディオミキサーを購入しました。
確かに良い音が録れるようになったのですが・・・
次にコンデンサーマイク特有の環境音まで拾うという特性が気になりました。
そして、次はダイナミックマイクとしてオーディオテクニカのAT2040に変えました。
かなり自分の理想に近づいていたのですが、「Shure MV7Xが良い」というレビューなどを見かけて買い替え。
このクラスになるとマイクアームへの負担も出てくるので周辺アクセサリーも買い替えたり
ショックマウントの質から時々入る振動音が気になっていました。
またXLRケーブルも長すぎず、ノイズが乗らないように通す場所を意識したりもしました。
ただ、それでも理想の音には届かず悩んでいたところ・・・
ラスボスの登場です。
そう、当記事の結論でもあるShure SM7Bを購入してすべてが解決しました。
約20万円ほどを音関係に使いましたが、今は悩みもなく編集時に「もっと良い音が欲しい」という感覚はなくなり精神面で安心できています。
どちらかというと、コンデンサーマイクからダイナミックマイクへ乗り換えているので音が小さいということが気になりました。
つまり、SHURE SM7Bを買ってからは「もうマイクの音質で悩むことがなくなった」のです。
SM7Bにした理由
SHURE SM7Bは多くのポッドキャストやプロの現場でも利用されることがあるマイクです。
本格的な音を求めていくと、もっと高いマイクがゴロゴロありますが私の場合は不要です。
あくまで自分の声を届けるだけなので(笑)
シンプルに”音”が良い
自分の声がこんなにハッキリと録れるんだ!ってびっくりしました。
安定性抜群
いつも同じような音質で録れるので、編集の手間が減りました。
ノイズが少ない
周りの音が拾われにくいので、集中して収録できます。
ただ、ダイナミックマイクなので常にマイクの前で話す必要があります。
私はラジオDJのようで気に入っていますが、人によっては苦手な方も多くコンデンサーマイクが好まれる場面もあります。
加えて値段は高いです(笑)
ただ、価格以上の価値があることは実感しており本当に良い買い物でした。
高い買い物は無駄じゃない!
色々とガジェット系の動画を観ていると「高いものを買うと、それより上は気にならなくなる」って、よく聞く話じゃないですか?
私はカメラやレンズはコレクター性があるので当てはまらないのですが
マイクはまさに、その通りだなって思います。
つまり、もう気にならなくなったのです。
SM7Bを買うまでは、「もっと良いマイクがあるんじゃないか?」や「あの人、このマイク良いよって言ってたな」など気になってました。
でも、SM7Bを買ってからは、もう他のマイクに興味がなくなりました。
これ以上を求めるとオーディオミキサーを含め全体のレベルを上げる必要があり、収録環境などもコダワル話になります。
私の求める用途では十分です。
確かに安い買い物ではないですが
高い買い物って、単純にモノを買うだけじゃなくて、心の安定も買ってると言えます。
SM7Bは”音問題”の切り分けに役立つ
もし、マイク選びに悩んでいて予算に余裕があるなら、SHURE SM7Bを一度試してみてほしいです。
極端な話、SHURE SM7Bで納得できないなら「マイクじゃないところ」を改善するほうが良いです。
などですね
もちろん、SM7Bじゃなくても良いマイクはたくさんあります。
でも、もしあなたが「もうマイクで悩みたくない!」って思ってるなら、SM7Bは間違いなく有力な候補になるはずです。
ダイナミックマイクでは大事な音量(ゲイン)の話
ただし、注意点もあります。
SM7Bは高性能な分、オーディオインターフェースの性能も重要になってきます。
私の場合はYamaha AG03を使ってるんですがホワイトノイズがちょっと気になります。
これはマイク側ではないので改善すべきですが、個人的にはマイクプリアンプを利用しているためゲインを持ち上げておらず許容範囲です。
私はマイクプリアンプに Triton Audio FetHead (トリトンオーディオ フェットヘッド)を利用しています。
SM7Bに限らずダイナミックマイクで音が小さい問題を解決するのはホワイトノイズとの戦いになります。
サクっと解決するにはマイクプリアンプでファンタム電源(48V)をオンにして持ち上げる方が現実的です。
もっというと軽くBGMを入れているので無音になるシーン以外は気になりません。
もし「ホワイトノイズはダメ」と言う方はマイクと一緒に高品質なオーディオインターフェースやオーディオミキサーを用意すると良いと思います。
あくまで私基準ですが、音沼から抜け出した参考音声を貼っておきます。
動画編集ソフト側の話
ダイナミックマイクにマイクプリアンプを付けても私の環境ではホワイトノイズ対策として音が「小さく録れる」ようにしています。
オーディオミキサー側(AG03)でゲインを3から5で調整しており、マイクも口元で話しています。
収録した状態だと音は小さいので、動画編集ソフト側で+23ほどゲインを大きくしております。
これで小さいBGMを入れるとホワイトノイズは気にならず音声がクリアに聞こえる環境を作れました。
一度、作り上げた環境から動かすこともないので常に安定した音質で撮れることは本当に安心です。
この記事が皆さんの音声配信や動画収録などの音問題を解決する役に立てば嬉しいです。