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【神アプデ】Lightroom Classicノイズ除去(AI機能)が凄すぎる

こんにちは。
Jimaです。

私もRAW現像などで利用しているLightroom Classicですが
最新アップデートにてAIを用いた強力なノイズ軽減が入りました。

 実際に画像を比較した方が早いので表示しています

(1)強力なノイズ低減が身近になった

これが思ったより好印象で数多くの方も「神アプデだ」と
盛り上がる中、私も実際に試して面白かったので語ります。

カメラではISO感度の値を大きくして撮影すると明るく撮影することが
可能となりますが反面、現実世界の光量以上に強制的に持ち上げるため
データ内にノイズが乗ってしまいます。

懐かしくフィルムっぽいという表現も出来る一方で厳しい方は
ザラついているなと露出の確保とノイズは常に気を使う関係です。

デジタルデータであればデジタル処理が可能でありノイズが
強く出た画像に対してシャープネスやディテールを損なわず
自動的に復元する機能が備わったことは素晴らしいですよね。

現状、一部のRAWデータに対してのみという制約があったり
ディープラーニングではなく、あくまでAIなのでデータ分析後
結果を導き出す推論となるため、万能ではないこともあります。

ただ、私が試した数枚の画像では問題なくシンプルに
ノイズ低減された滑らかな写真に仕上げてくれて驚きました。

これは撮り方にも影響してくる変化だと私自身、捉えており
「ノイズを避けたい」から「多少のノイズは後処理で対応する」
こういった考え方を柔軟にしてくれるキッカケになると予想できます。

とはいえ、全てをノイズ増しにする必要はなく
あくまで救済措置的な役割として捉える方が良いですね。

可能であれば従来通り撮影時にノイズを乗せないような
設定で撮影しつつノイズが載ってしまったら使う程度にしたいところです。

ノイズを乗せたくないけどシャッタースピードをギリギリで
設定するのも気が引けるという時に現像側に助けてもらうことも可能です。

過去のカメラでISO6400などでノイズがのった写真なども
デジタルデータだからこそ今の時代に復活することが出来ますね。

つまり暗い環境でシャッタースピードと被写界深度をシッカリ
確保するために高感度で撮影した写真が低ノイズに出来るということ

過去の動画でも語った通り「ブレるぐらいならザラつこう」が
技術によって報われる時代になりつつあるという朗報になりますね。

逆に「あの画像ノイズ弱くしたい」という写真が大量に浮かび
Lrc側に処理を任せれるので素晴らしい機能強化だと思います。

(2)Lrcも「あぐらをかいていられない」状態である

ここ最近、Luminarなど優秀な現像ソフトが少しずつシェアを
伸ばしており現像ソフトを複数併用している人が増えてきましたね。

こうなると利用頻度の低いサービスは財布面を考え解約など
サブスク型のLrcは決して怠慢を出来る状態ではないと思います。

そこで機能強化として「それっぽく」ではなく「強力な」ノイズを
低減する機能を追加費用なくサブスク内で実装したのは凄いです。

強力なノイズ低減は既に別ソフトなどに備わっており今まで
Lrcと併用する利用者も多かったところ「Lrcだけで大丈夫」
という状況を作り上げたのは素晴らしいと思います。

ただ精度や品質面で少し気になっている側面もあるため
今後、より一層どんな写真でも理想とするノイズ低減を
実現できるように改善を繰り返して欲しいと思います。

なので既にノイズ低減ソフトを導入している方からすると
「何を今更」ですがLrcのシェア率を考えると世界中での
数多くのクリエイターに良いインパクトを与えたと思います。

言い方がアレですが「Lrcを使い続けても良い理由ができた」です。

現像ソフトに限ったことではないですが強力なライバルが
出てくるとシェアの維持や価格競争など切磋琢磨してくれる

私達、利用者にとってはワクワクする展開なのも嬉しいですね。

(3)とは言え、ノイズがあっても良い話

えっ!?どっちなの!?となりますが・・・

個人の写真に対する好みの話ではありますが
全ての写真がノイズを抑えた写真を求める方もいれば、そうでない方もいます。

私は動物や人物など細かいディテールを表現したい場合は
ノイズを気にする場面がありますがスナップ写真では逆に
ノイズがのってデジタル写真ですがフィルムっぽく懐かしく
味のあるような写真を好む傾向もあります。

なので「綺麗に写り過ぎない写真」があっても良いと思うので
必要な場面でノイズ低減は活用すれば良い程度だと考えます。

どちらかというと撮影時のアドバンテージとして多少の
ザラつきも後処理でカバーできる余裕が生まれたという話

もしかしたら時代が変わればLrcで実装された品質の
ノイズ低減がカメラ側に備わるようなことがあれば
今まで以上に高画素機に対する抵抗も弱くなります。

その頃にはFX機にどこまで有効画素数を積むか
悩ましいですが4575万画素が何とも思わない日が来るかもですね。

ちょっとしたメモ

ノイズ除去にPureRAW や DeNoiseAI だけではなくLrcという選択肢が出てきた。

Lrcのノイズ除去の機能得意なシーンは風景、生き物、人物という印象で
建物など線が多い物は苦手というか模様が消えたり苦手な場合もある。

Lrcのノイズ除去はメモリとGPUに高負荷なのでPCスペックに
依存するため数秒の場合もあれば数分を要する場合もあった。

ノイズ除去後はDNGファイルが別途生成されるので元データは保持されるため安心。

YouTubeでも熱く語っているので是非、見てください。

この記事を書いた人
Jima
Jima
この記事を書いた人

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。

フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中
総再生回数 920万回、1200本以上の動画を投稿(24年8月時点)

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