はじめに
こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はNikon Z50IIで搭載されたH.265 10-bit N-Log 4Kを利用した印象と、もし動画に特化したZ30II(仮)が登場するとなった際に期待したい部分を解説します。
まずは作品をご覧ください。
こちらはNikon Z50II と NIKKOR Z 85mm f/1.8 S の組み合わせで撮影しました。
H.265 10-bit N-Log 4K 30p の素材にRED監修のLUTを適用しました。
Original Data
RED監修のLUTを適用
FilmBias
FilmBiasOffset
Achromic
H.265 10-bit SDR 4K 30p
N-Log内部収録がコンパクトなのが凄いと実感
数年前までLogでの収録というと業界の方しか利用しない印象がありましたが、数年前から動画クリエイターが増えてカラーグレーディングのブームが起き、ミラーレス一眼でLog収録をすることも増えてきました。
ただ、大容量と高性能が必要なため簡単ではありませんでした。
それがZ9やZ8の登場で内部収録が身近となり、Z6系統もZ6IIIになってLog収録が出来るカメラも増えたなと思います。
それでもニコン Zシリーズでは高価なフルサイズ機のみに許された機能でした。
それが今回、Z50IIの登場でAPS-C(DXフォーマット)でも利用できることに感動しました。
※50pや60pとすると1.5倍クロップされます。
改めて4K N-Logの素材を内部収録で出来ることが大きなインパクトになると思います。
Z50IIは登場時、約550gとZ50初期型に比べて約100g増えつつボディ内手振れ補正が搭載されていないことが話題となりました。
また、私は気を使っていたメモリーカードですが、SDXCでUHS-IIであれば問題なく快適に撮影することが出来ました。
画像処理エンジンEXPEED7の実力
今回は取り急ぎポートレート撮影時の動画素材を持ってきていますが、もちろん静止画でも大活躍するのがEXPEED7(画像処理エンジン)です。
カスタムワイドエリアで瞳AFがシッカリ機能しているので快適に撮影することができました。
もちろん、快適に撮影ができます。
Z9やZ8、ZfにZ6IIIなどフルサイズのEXPEED7世代目に比べると撮影時に気を使う場面は時折ありましたが、約13万円のカメラでここまで動画も静止画もバッチリと期待に応えてくれるのは感動しました。
静止画の撮影については、また近々レビュー記事を作ろうと思います。
Z30II(仮)に期待すること
今回のZ50IIの登場で想像ですが、Z30やZfcの後継は登場する可能性は高いと思います。
ボディ内手振れ補正の件は価格面やZ50IIから追加する理由はないと思うので据え置きとなるとシンプルにEVFを省略して約50gほど軽く約500gでZ30II(仮)が登場したらインパクト大きいなと思います。
Nikonらしい操作性抜群でスチルにも強く、4K N-log が50pや60pでクロップがあるとは言え内部収録できることは凄いインパクトを与えると思います。
逆にZfcII(仮)が出るとすれば、それはヘリテージデザインに魅力を感じる点のみが差別化になりそうですね。
もちろん、Z50の後にZfcやZ30が登場した際に色々と時代に合った進化をしています。
なので、Z50IIがAPS-C機として完成度が高いですが今後のNikonが出すカメラには期待したいなと思います。
Z50IIは求められているカメラなのか?
私個人としては約13万円ということを考えると、もの凄く魅力的で色々な方に勧めれるカメラだと思います。
皆さんはZ50IIの”何に”魅力を感じますか?
是非、コメントで教えてください。