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Nikon Z50II【H.265 10-bit N-Log 4K】利用した印象を解説

はじめに

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回はNikon Z50IIで搭載されたH.265 10-bit N-Log 4Kを利用した印象と、もし動画に特化したZ30II(仮)が登場するとなった際に期待したい部分を解説します。

まずは作品をご覧ください。

こちらはNikon Z50II と NIKKOR Z 85mm f/1.8 S の組み合わせで撮影しました。

H.265 10-bit N-Log 4K 30p の素材にRED監修のLUTを適用しました。

Original Data

H.265 10-bit N-Log 4K 30p

RED監修のLUTを適用

FilmBias

RED_FilmBias_Rec2020_N-Log_to_Rec709_BT1886

FilmBiasOffset

RED_FilmBiasOffset_Rec2020_N-Log_to_Rec709_BT1886

Achromic

RED_Achromic_Rec2020_N-Log_to_Rec709_BT1886

H.265 10-bit SDR 4K 30p

H.265 10-bit N-Log 4K 30p(微調整あり)

N-Log内部収録がコンパクトなのが凄いと実感

数年前までLogでの収録というと業界の方しか利用しない印象がありましたが、数年前から動画クリエイターが増えてカラーグレーディングのブームが起き、ミラーレス一眼でLog収録をすることも増えてきました。

ただ、大容量と高性能が必要なため簡単ではありませんでした。

それがZ9やZ8の登場で内部収録が身近となり、Z6系統もZ6IIIになってLog収録が出来るカメラも増えたなと思います。

それでもニコン Zシリーズでは高価なフルサイズ機のみに許された機能でした。

それが今回、Z50IIの登場でAPS-C(DXフォーマット)でも利用できることに感動しました。
※50pや60pとすると1.5倍クロップされます。

改めて4K N-Logの素材を内部収録で出来ることが大きなインパクトになると思います。

Z50IIは登場時、約550gとZ50初期型に比べて約100g増えつつボディ内手振れ補正が搭載されていないことが話題となりました。

また、私は気を使っていたメモリーカードですが、SDXCでUHS-IIであれば問題なく快適に撮影することが出来ました。

画像処理エンジンEXPEED7の実力

今回は取り急ぎポートレート撮影時の動画素材を持ってきていますが、もちろん静止画でも大活躍するのがEXPEED7(画像処理エンジン)です。

カスタムワイドエリアで瞳AFがシッカリ機能しているので快適に撮影することができました。

縦撮影では各情報も縦になります。

もちろん、快適に撮影ができます。

Z9やZ8、ZfにZ6IIIなどフルサイズのEXPEED7世代目に比べると撮影時に気を使う場面は時折ありましたが、約13万円のカメラでここまで動画も静止画もバッチリと期待に応えてくれるのは感動しました。

静止画の撮影については、また近々レビュー記事を作ろうと思います。

Z30II(仮)に期待すること

今回のZ50IIの登場で想像ですが、Z30やZfcの後継は登場する可能性は高いと思います。

ボディ内手振れ補正の件は価格面やZ50IIから追加する理由はないと思うので据え置きとなるとシンプルにEVFを省略して約50gほど軽く約500gでZ30II(仮)が登場したらインパクト大きいなと思います。

Nikonらしい操作性抜群でスチルにも強く、4K N-log が50pや60pでクロップがあるとは言え内部収録できることは凄いインパクトを与えると思います。

逆にZfcII(仮)が出るとすれば、それはヘリテージデザインに魅力を感じる点のみが差別化になりそうですね。

もちろん、Z50の後にZfcやZ30が登場した際に色々と時代に合った進化をしています。

なので、Z50IIがAPS-C機として完成度が高いですが今後のNikonが出すカメラには期待したいなと思います。

Z50IIは求められているカメラなのか?

私個人としては約13万円ということを考えると、もの凄く魅力的で色々な方に勧めれるカメラだと思います。

皆さんはZ50IIの”何に”魅力を感じますか?

是非、コメントで教えてください。

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この記事を書いた人
Jima
Jima
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こんにちは(^^)
写真家のJimaです。

フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中
総再生回数 920万回、1200本以上の動画を投稿(24年8月時点)

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