こんにちは。
Jimaです。
今回は私がカメラで愛用するメモリーカード Nextorage のM.2 2280 Gaming SSD(NE1N4TB/GHNEL)をメインPCの作業領域用に選んだ理由を解説します。
はじめに(Nextorageとは?)

比較的、新しいブランドかつ企業なので初めて聞く方も多いと思います。
Nextorage株式会社(ネクストレージ株式会社)はメモリー・ストレージ・ソリューション事業に特化した会社として2019年10月1日に発足しています。
SONYにおけるメモリーストレージ20年の歴史を継ぐ技術者とスタッフ集団を中心に創られた会社です。
独立したことで、より柔軟かつ幅広い業界にメモリーカードとして最強の黒子として選ばれています。
私も当初はカメラのメモリーカードとしてニコンが推奨メディアに含めたこと、CFexpressでProGradeDigitalと並ぶ2強だと思います。
他にも歴史あるブランドやメーカーも数多くありますが、安心感やサポート体制に加えコストパフォーマンスで優っていると思います。
そして、メモリーカードはコロコロ変えるよりも信頼できるメーカー(ブランド)で安心して撮影や業務を進めることが大切です。
私もホスティング事業の法人営業に携わっていたのでITインフラは「止まらなくて当たり前」という話。
最強の黒子として「何も気にせず、ストレスなく使い続けれることが大切」です。
Nextorageは正直、メモリーカード業界で特にCFexpressでは超新星だと思います。

CFexpress Type B は以前よりNextorageは出していましたが、ニコンの推奨メディアとしてブランド名が表記されたのは数年前でした。
そして、今となってはニコン公式サイトのニコンダイレクトで取り扱われていることに驚きつつ、シンプルに凄いと思います。

そういったカメラ側のメモリーカードとして私の撮影を支えてくれるNextorageは仕事に必須のアイテムです。
なぜM.2もNextorageを導入したか

私はBTOでPCを組んでるときはHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)を愛用していました。
もう20年ほど前の話になりますが、当時は安定して動くHDDは多くなかった。
デジタル製品で記録媒体は大事、大切な写真や仕事のファイルがHDD破損で読みだせないと大変なのです。
ただ、HGSTも時代の流れでWDが買い取りました。
その流れでWDも不安定の製品ラインと安定した製品ラインが生まれたことを記憶しています。
時代もかわりHDDではディスクを回転させる以上rpmの限界はあって読み書きもデータ量が増えると厳しくなりました。
IT業界に勤めていた私は様々な場面でMicronのSSDが評判がいいことをキャッチしておりました。
私は応用情報技術者の資格を保有していますが
午後問題の計算問題などでSSDの速度による改善度合いなど”時間を奪う問題”があったことが懐かしいです(笑)
ただ、Micronは仕事(法人の話)で企業向けのブランドです。
個人的に利用するにはCrucialとしてMicron Technologyが出しているコンシューマー向けのブランドです。
なので、私の今の作業環境はCrucial製品が多いです。
そして、良い意味で「何も起きていない」つまり安心して使えています。
今は少し前のUSBメモリスティックの代わりとしてポータブルSSDが利用される場面も増えました。
私はNextorageのNX-P2SE2TBとCrucial Crucial X9 Pro や Crucial X9 を併用しています。
YouTube活動で用いるスイッチャーがBlackmagic Design ATEM Mini Proなので、SSDとの相性トラブルの対策としてSandisk(WD)を含め、複数のブランドを所有しています。
そこで私は気づきました。
カメラ同様にメインPCでもM.2をブランドをリスク管理として分散させるべきだと。
自然とNextorageの製品ページを検索していました(笑)

Gシリーズ|M.2 2280 PCIe®4.0 NVMe™ Gaming SSDとは?
私が選んだ製品は様々なPCで互換性も高いM.2 2280 PCIe®4.0 NVMe™ Gaming SSD の4TBです。
8TBは時代の技術的に容量単価が跳ね上がるので現実的にコスパ最強は4TBかなと思います。
M.2 2280 のSSDは数年前から人気で数多くのブランドより登場しています。
ただ、NextorageのGシリーズ(Gaming SSD)は次世代技術によりハイスピードと安定したパフォーマンスを兼ね備えています。
データ転送の高速化と安定性を両立しておりプレイに集中できるゲーミング環境を実現している。
さらに4K、8K動画編集のような高負荷の処理にもストレスなく快適なワークフローを提供することが私には魅力的です。
以下、公式より引用(https://www.nextorage.net/ssds/g-ne1n/)24年8月時点の内容
———▼ここから———

ゲームのパフォーマンスを最大限に引き出す高速化を追求したSSD
超高速ローディング
PCIe® 4.0データ帯域幅の限界に迫る、最大7300MB/秒の読み取り速度1を実現。巨大マップをリアルタイムに読み込むMMORPGやオープンワールド・サンドボックスゲームにおいて、ゲームの高速起動はもちろん、ファストトラベルやダンジョンに入る際のロード時間の短縮に効果を発揮します。
ラグや処理落ちを軽減
最大1,000,000 IOPS1のランダムリード性能により、高負荷となるグラフィックレンダリングも強力に処理。画面のカク付きや処理落ちといったゲームプレイの不便さを減らし、テンポよくスムーズなプレイを体感できます。
最大2 GBのDDR4 DRAM
高速にアクセスできるデータをDRAMに保存することでシステムやアプリケーションのパフォーマンスをさらに向上させます。これによりNANDへの直接アクセス回数が減るため、SSDへの負担が軽減でき寿命を延ばすことにつながります。
安心の耐久性能
Gシリーズは、書き込み可能なデータの総容量が最大10,000 TBW2(NE1N8TBの場合)、さらにMTBF(平均故障時間)1,600,000時間3という耐久性を実現しました。さらにフラッシュ管理技術との相乗効果により、パフォーマンスとメモリ寿命の両方を向上させます。
大容量 ダイナミックSLCキャッシュ
SSDの全記憶領域の最大3分の1までキャッシュサイズを確保するダイナミックSLCキャッシュ技術は高頻度アクセスを高速化し、TLCの長寿命化に貢献します。
ウェアレベリング機能
NANDフラッシュメモリの各領域に効率よく均等にデータの書き込み・消去を行うウェアレベリング機能を搭載。書き込みを分散させることにより製品寿命を延ばすことができ耐久性と信頼性を高めます。
エラー訂正アルゴリズム(LDPC)
SSDコントローラーには高精度なエラー訂正アルゴリズム「LDPC(低密度パリティチェック)」を搭載し、読み取り中に生じるランダムビットエラーの高度な検出と修正技術で、データを破損から保護します。
高信頼ストレージ
信頼性テスト実施済
本製品は機能のテストに加え、出荷前に当社規定の高温環境下で全領域での書き込み/読み出しテストを実施済です。
5年間の製品保証
製品をご購入後5年間*の製品保証と国内サポートに対応しています。
保証期間は5年間またはTBWしきい値に達するまでのいずれか短い期間となります。
※最大パフォーマンスは公式サイトをご確認ください。
———▲ここまで———
【他ブランドも同様】ブートドライブはクローンを作ろう
もし今、利用されているPCのHDDやSSDを私のように処理速度の向上や容量の拡張を検討されている方に大切な話。
SSDをブートドライブ(OS起動用)として使う場合はクローン作製が今のトレンドです。
少し前はクローンソフトを探すことさえも時間を要していましたが、今はSSDを販売するブランドは多くが用意していることが増えました。
本当に至れり尽くせりです。(褒めています)
Acronis はSSDでクローンを作成する際に人気のソフトなので私も良い判断だと思います。

ただ今回、私は起動ドライブは変更せずに作業領域として動かすドライブをNextorageに変更しています。
つまりドライブの拡張です。

※Acronisのシリアルコードが同梱されておりました。
ちなみにAmazonのレビュー等で「4TB買ったけど、3.6TBだった」などの書き込みを見かけます(笑)
ざっくり10%ほどはデータ保存とは別の用途で使う領域として確保される点は教養として把握していると良いです。
これはカメラのメモリーカード(CFexpressなど)でも同じですね
起動ドライブは今のままでシンプルに今使ってるRAWや4K動画、YouTube活動に必要な素材等の保存先として4TBのSSDを選びました。
こうなると凄くシンプルで外付けSSDとしてマウントしてフォーマットして利用するもよし。
速度を最大限に出すためにPC側に直接、接続して利用するもよしです。

なので、私は単純にデータをコピーしてマウントした際のディレクリパスが崩れぬよう「なんちゃってクローン」で対応しました。
ザックリ流れ紹介
新しいSSDをPCにマウントして認識させる。
今回はMBR(ブートドライブ)ではないのでGPTで進めます。
未割当で約3.8TB弱が現れました。
これを使えるように下準備します。

シンプルボリュームの作成をウィザードで開始します。

今回、NTFSでボリュームラベル(自由)はNextorageとわかるように名前を付けました。

無事、認識され作業領域としてコピー等が可能になりました。

実際に使ってみて
ガジェットレビューのように、該当製品(SSD)に負荷をかけて転送速度などの実測値を出すのも大事です。
ただ、私はその時間があれば別の作業やPR作業に注力するほうが生産的だと考えました。
新製品であれば計測の価値もありますが8TBは最近登場したばかりですが、4TBは約1年前に登場しています。
そして多くの利用者から高評価を得ており安定して使われ選ばれ続ける現実的なM.2のSSDとなります。
そして多くの利用者が「本当に速い!」という観点で特に高負荷のゲームなどで理論値に近い速度が出る検証をしていました。
「信じれるか」という話は置いておいて、私もそれを見て「Nextorageなので良し」という感覚です。
逆にここで信頼できないブランドをメインPCに入れるのは避けた方が良いです。
今までの私の中でのMicron(Crucialの中でもMXシリーズ)安定説からNextorageも加わった感じです。
上記の実装時の対応やデータコピー全般、データコピー後の動画編集ソフトや写真の現像ソフトも問題なく動いています。
もともと良いSSDを搭載していたゴリゴリ構成だったので体感的に劇的というより「もとより速い」環境ですが、違和感なく良い意味で「何も感じない」という最高の誉め言葉がGシリーズ|M.2 2280 PCIe®4.0 NVMe™ Gaming SSDにあるなと思いました。
今回はNextorageのM.2 SSDをメインPCに実装、併用する理由を解説しました。
また、次の記事でお会いしましょう(^^)
念のため
メモリーカードを含め記録メディアはデジタルデータを扱う以上、急にアクセスできなくなることは珍しくありません。
今のSSDなどが高品質になってるだけで、数年前は頻発しておりました(笑)
そういった経験もあるため、バックアップの重要性は身をもって知っています。
コピー元(今回、NextorageのSSDに差し替える前)は、もしも何かあった際に差し替えるだけで戻せるようにしておきましょう。
つまり、すぐにフォーマットするのではなく一定期間は保管しておくことをオススメします。
PR
・Nextorage株式会社