こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回は2025年2月28日に発売のレンズ一体型カメラ COOLPIX P1100 についてレビューします。

どんなカメラなのか
根強い人気のあるニコンの望遠ズーム対応レンズ一体型カメラ COOLPIX P1100 がどんなカメラか特徴を見てみましょう
特徴|魅力
- 光学125倍ズームと高画質を両立している
- 月のクレーターも捉える3000mm相当の超望遠が凄い
- ダイナミックファインズームで最大6000mm相当で撮れる

- 実はマクロAFを利用するとで約1cmまで寄って撮れる
- 望遠で役立つ鳥や月モードがある
- モードダイヤルで簡単に切り替えが可能
- 鳥モード時にAFエリアの選択が可能
- 手ブレ補正が優秀
- デュアル検知光学VRで4.0段分の補正効果あり
- 高倍率撮影も手ブレを気にせず撮影可能
- 大型の3.2型バリアングルTFT液晶モニターを採用

- NORMAL(構図優先)やACTIVE(構図優先)モードで、ファインダー像と撮影画像の構図ズレを抑制している
- 超望遠3000mm相当で考えるとコンパクトボディで約1410gと軽量
- あくまで超望遠という視点では携帯性は抜群となる
- あくまで超望遠という視点では携帯性は抜群となる
- 4K UHD動画
- 3000mm相当の超望遠で高画質4K動画撮影
- 外部マイク端子で高音質録音
- 快適な操作性
- 持ちやすく直感的な操作性
- フォーカスモードセレクターでMF/AF切替
- コントロールリングで多彩な設定が調整可能
- クイックバックズームボタンで見失った被写体を気軽に再補足できる

- 動画撮影に便利なサイドのズーム操作部
- RAW(NRW)対応
- 情報量が多いため撮影後の自由な編集・加工が可能
- 内蔵ストロボ搭載

- COOLPIXピクチャーコントロールで多彩な表現
- 時折がんばる必要がありますが、AFも必要十分
- ターゲットファインドAFがある
- 顔認識AFで人物の顔を優先して撮れる
- 9点AFで小さな被写体もキレイに撮影
- 高速連続撮影
- 最大7コマ/秒の連写H、1コマ/秒の連写L
- 120コマ/秒、60コマ/秒の高速連写モードも搭載
- USB Type-C対応で安心

使用するうえで気になったこと
望遠時は”かなり”伸びる印象
寸法(幅×高さ×奥行き)は 約146.3×118.8×181.3mm(突起部除く)です。

レンズフィルターなどを含めると約20cm(200mm)ぐらいあります。
そして望遠時では約30cmぐらいになります。
もちろん超望遠を実現するためではありますが、はじめは戸惑うかもしれません(笑)
また質量も約1410g(電池、メモリーカード含む)なので、決して軽いとは言い切れないです。
価格面やレンズ交換式カメラは不要という方であればCOOLPIX P1100が最適ですが、私個人としては操作性やレスポンスなどからZ50IIとNIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VRやNIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Smmの組み合わせが良いなと思う場面もありました。
連写は最後の切り札にすべし
これが一番の悩みどころでした。
COOLPIX P1100はSDXCカードに対応していますが、仕様表ではUHS-IIという記載は見当たりません。
メモリーカードとしても連写に優れたものを選ぶタイプではなく、カメラ側も連写をすると書き込みに一定時間を要する印象でした。
つまり「連写をすると書き込みが終わるまで撮影ができない」という少し前のカメラの感覚です。
今のカメラは書き込み速度が速くなっているため、連写も優秀かつ次の撮影にもサクサク移れるため野鳥や飛行機、鉄道など動き物を撮るには個人的には第一候補ではないという印象です。
今の時代を反映したカメラではない
USB端子や各機能強化など目に見える時代に合わせた変化も数多くあります。
ただ、超望遠をカバーするカメラとして期待する部分で約5年前の前機種(COOLPIX P1000)と大きな違いを感じませんでした。
マイナーチェンジに近しい印象だったので、今の時代を反映したカメラというわけではないと思いました。
安定供給という役割が大きい
実は前機種のCOOLPIX P1000を含め超望遠に対応したレンズ一体型カメラは根強い人気があります。
レンズ交換なく遠くが撮れたり、使い勝手の良さはハマる方にはバッチリです。

一方でCOOLPIX P1000を含め、人気すぎるカメラはメルカリ等で転売が横行し定価の1.5倍から2倍で取引されている現状がありました。
ただ、今のニコンはCOOLPIX系統(PシリーズやAシリーズ)を積極的に出すわけではないため悩ましい話題でもありました。
それがCOOLPIX P1000と近しい機能かつ端子や一部機能がブラッシュアップされたCOOLPIX P1100が登場したことで転売価格が大きく下落しています。
つまり「わざわざ転売屋から前機種を買わずとも、新しいのが出るならCOOLPIX P1100を買う」という展開です。
こういった視点もあるため、今後もCOOLPIX Pシリーズは機能の大幅向上よりも安定供給が大事になる機種だと思います。
作品






焦点距離比較(動画)
設定画面の様子
動画撮影データの参考
どんな人にオススメか
COOLPIX P1100は特徴や役割からレンズ交換せず超望遠を撮影したい方にオススメです。
またレンズ交換式の超望遠レンズのような大きくて、重くて高価なレンズは扱いきれない方にもオススメです。
販売価格に対して必要十分な性能は搭載されていると思うので、連写を多用せず単写でバシバシとリズムよく撮ることだけ意識すれば快適に扱えると思います。

買う前に家電量販店で試してほしい
COOLPIX Pシリーズは根強い人気のあるカメラです。
家電量販店やニコンプラザで展示品があることも多いです。
是非、実際に手に取ってズームや撮影時の反応速度を体験してみてください。
「Jimaさんが言うほどでもなく、快適に使えるよ」であればラッキーな買い物ですし「確かに使ううち、不満が出そうだな」であれば、レンズ交換式カメラをオススメします。
約15万円する買い物なので、慎重かつ確実にご自身にあったカメラ選びが出来ることを願っております。
外観を見てみよう
あとがき
皆さんはCOOLPIX P1100の登場をどう思いましたか?
私のYouTubeチャンネルでも反響の大きい機種なので、ぜひYouTubeのコメント欄で印象を教えてください。