こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回は知ってるようで混同しがちなカメラのアングルやポジション、撮影距離について解説します。
撮影距離
撮影距離(カメラディスタンス)
撮影距離は撮像素子面またはフィルム面からピントを合わせる主要被写体までの距離のことです。
カメラには【Φ】マーク(距離基準マーク)が上面や側面にあります。
この土星みたいなが撮像素子面(フィルム面)と同一、延長線上をしています。
ワーキングディスタンス
レンズ先端から主要被写体までの距離で、フードを装着した場合はフード先端からの距離です。
遠景|近景
カメラと被写体の距離に置いて相対的に遠くにあるものを遠景、近くにあるものを近景と呼びます。
どの程度の距離から遠景、近景なのかは明確ではなく風景撮影などで遠くにある山や海などの遠くの要素が遠景という感覚で問題ないと思います。
透視図法
写真は縦、横、奥行きの三次元を縦と横の二次元にしています。
この二次元の世界に奥行き感(遠近感)をどう演出するかが面白いところです。
奥にある消失点などに向けて画面内の道路などを表現に活用することが多いのですが、透視図法や線透視図法と呼びます。
大気遠近法(空気遠近法)
近景をハッキリと遠近にかすむように描写しつつ遠近感を生じさせる撮影技法です。
遠方の景色は空気などの水分やチリによってかすむように見えることも多いかなと思います。
アングル
カメラの向き、角度という感覚です。
水平アングル
カメラを水平に保って、撮影することです。
ローアングル
カメラのレンズを上方向に向けて、撮影することです。
ハイアングル
カメラのレンズを下方向に向けて、撮影することです。
ポジション
カメラを構える高さというイメージです。
ハイパジション
高い位置での撮影をする場合です。
アイレベル
目線の高さで撮影する場合です。
ウエストレベル
腰ぐらいの位置で撮影する場合です。
ローポジション
低い位置での撮影する場合です。