こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

ここ最近、VlogやPOV(Point of View)映像の撮影が一般化しつつあるなと思います。
釣りやキャンプ、ロードバイクなどVlog以外にも色々な趣味のシーンをその人視点で収録する映像が面白いなと思います。
私もそういった映像をYouTube活動のコンテンツに活用したいと考えていました。
その中で出張や旅行の記録、日常の風景を映像として残すカメラとして新たにアクションカメラ(OsmoAction4)を購入しました。
今はアクションカメラを含め、ウェアラブルカメラ(Osmo Pocket 3)に加えてスマートフォン(iPhoneなど)もあります。
最終的に撮影を続けていくタフなカメラとして私が選んだのがOsmo Action 4でした。
この記事では私が流行りのOsmo Pocket 3ではなくアクションカメラで型落ちを選んだ理由やVlogやPOV撮影に求められる要素について解説します。
買った理由
VlogやPOVで求めるものが揃っている
VlogやPOV撮影において、最も重要なのは高精細な映像よりも、小型軽量で手ブレの少ない映像を撮影できることです。
Osmo Action 4は、その両方を低価格で兼ね備えていたので購入しました
小型軽量で携帯性に優れている
Osmo Action 4は、ポケットに収まるほどのコンパクトなサイズで、重さもわずか145gです。
どこへでも気軽に持ち運ぶことができ、移動が多い場面でも活躍する機会が多いです。
強力な手ブレ補正機能
アクションカメラは、激しいスポーツシーンでの使用を想定して設計されているため手ブレ補正機能が非常に強力です。
Osmo Action 4も例外ではなく、歩きながらの撮影や動きの激しいシーンでも滑らかで安定した映像を撮影できるのが魅力です。
耐久性に優れた頑丈な設計
Osmo Action 4を含めアクションカメラは防水・防塵性能を備えており外での撮影も安心です。
また、耐衝撃性にも優れており多少の衝撃では壊れる心配はありません。
据え置きなら高級なカメラやレンズ、マイクを使うのですがタフな撮影ではアクションカメラぐらいが気軽に使えるので便利だなと思います。
長時間撮影はバッテリー交換で実現可能
アクションカメラを含め小さい撮影機材の懸念点はバッテリーです。
Osmo Action 4はバッテリーが気軽に交換できるので長時間撮影だったとしても予備バッテリーを入れ替えることで継続して撮影が可能です。
ジンバルタイプのOsmo Pocketは拡張バッテリーがありますが物理的にバッテリー交換するタイプではないので、私は購入を見送りました。
ワイヤレスマイクの受信機内蔵が強い
Vlog撮影において、映像と同じくらい重要なのが音声です。
いくら綺麗でお洒落な映像も風切り音がひどかったり、環境音が大きいと見続けることは厳しいです。
Osmo Action 4はファームウェアのアップデートで同社(DJI)のワイヤレスマイクの受信機を内蔵しています。
OsmoAudioの接続エコシステムと呼ばれているのですが、外部マイクを接続する際に受信機を取り付ける必要がなく、送信機(マイク本体)のみが襟元にワイヤレスマイクでついていると収録できるのは持ち出すカメラとして優秀です。
Osmo Action 4は1台
Osmo Action 5proやOsmo Pocket 3は2台まで接続可能
音声収録が気軽なのが決め手
通常、アクションカメラやミラーレス一眼、コンパクトデジタルカメラ等でワイヤレスマイクや外部マイクを利用する場合は受信機や3.5mmのケーブルが必要です。

それは仕方のないことなのですがOsmo Action 4やAction 5Pro、Osmo Pocket3は同社(DJI)Mic2などを利用する際は受信機を内蔵しているため、カメラ本体だけで高音質な音声収録が可能です。
カメラを動かすならワイヤレスが便利
アクションカメラ等でも音質を意識した場合は指向性のあるコンパクトなマイクを用いるのがおすすめです。
私はRode Video Microを利用していますが、インタビューや製品発表会等でカメラを頻繁に移動させる場合はマイクとの距離が変わるたびに音量が異なってくるので留意が必要です。
その点、ワイヤレスマイクであれば襟元にマイクをつけていればカメラの距離が変わろうとも一定の音量で収音が可能になります。
また、ワイヤレスマイクを使用すると音声ケーブルの煩わしさから解放されるのも魅力です。
据え置きのカメラであれば気にならないのですが、移動する場合はケーブルが絡まる心配や断線の心配もありません。
妥協できる音質
先の通り音声品質を最重要視する場合には、より高音質なマイクが必要です。
ただ、VlogやPOV撮影においてはOsmo Action 4の内蔵マイクでも十分にクリアな音声を収録できます。
とはいえ、環境音も拾いますし風切り音も激しいと動画を見続けること・音を聞き続けることが厳しいので程よい音質のワイヤレスマイクを受信機なく送信機(マイク本体)のみで利用できるのは私にとってメリットが大きかったです。

ちなみに多くのインフルエンサーも、この点に魅力を感じてDJI製品で揃えていることから私も導入しているので他社が追随しない限り独占できる市場だと思います。
D-Log
D-Log撮影が出来る
Osmo Action 4は情報量を多く残したLog(D-Log)撮影ができます。
LUTを用いてカラーグレーディン等が必要になりますが、少しでも映像をこだわりたいときの選択肢として選べるのは魅力だなと思います。
通常撮影でも十分な高画質
もちろん、Osmo Action 4は通常撮影でも10bitの十分に綺麗な映像を撮影できます。
HDR映像も撮れるので素材として切り貼りして仕上げる際には通常モードの撮影を選び、色表現で楽しみたい時にはLog形式を選べるのは長期的に見て魅力です。
なぜOsmo Pocket 3ではないのか
Osmoシリーズには、大人気のジンバルカメラの「Osmo Pocket 3」があります。
Osmo Pocket 3もVlog撮影に適したカメラですが、私がOsmo Action 4をあえて選んだ理由があります。
ジンバルタイプは取り扱いに慎重になる
Osmo Pocket 3はジンバルタイプなので駆動部分の取り扱いは慎重になる必要があります。
常にカメラ部分のバランスを維持するため繊細な構造をしています。
対してアクションカメラ(Osmo Action 4)は四角い箱のような形で激しい環境でも撮影に耐えれるよう頑丈な設計をしているため、安心して使用できます。
結局優先度(頑丈>音>ブレ>映像)
Osmo Pocket 3はジンバル機構を搭載しており手ブレを感じさせない素晴らしい映像を撮ることが出来ます。
対してアクションカメラは水平維持機能が備わったとは言え、動いていることが映像に伝わります。
ただ、その動きは酔うほどではないため、ちょうど良い臨場感を伝えるのにも役立ちます。
結局のところ、アクションカメラは許容できる手振れ補正を備えつつ頑丈であることから優先度で選んでいます。
優先度で並べます。
- 撮り続けることが出来る頑丈さ
- 聞き続けることが出来る音質
- 収音が気軽で快適であること(受信機内蔵の部分)
- 見続けることが可能な映像の揺れ
- 映像の品質
これを考えると現状はアクションカメラにたどり着きました。
Osmo Action 4がセールで安くなっていた
ちなみにアクションカメラ(特にDJI)は型落ちが急激に価格が下がります。
Osmo Actionシリーズは定価55,000円が相場です。
ただ、私がOsmo Action 4を購入したときは後継機のOsmo Action 5Proが登場していたので型落ち品となっていました。
約15,000円割引の約40,000円で購入できました。
そして当初より浮いた約15,000円はDji Mic2(約16,000円)を購入しました。
マイク分が浮いたと思うとお得に買えたかなと思います。
ただ、Osmo Action 4はワイヤレスマイク(Dji Mic2)の接続数は1台までなので対談やバイクのマフラー部と襟元での同時収録などマイクが2つある方が良い方はOsmo Action 5Pro以降を選ぶのがオススメです。
買い替えるならOsmo Action 6Pro(仮)
今後、私がアクションカメラを買い替える場合はセンサーサイズや機能・操作面の向上度合いからOsmo Action 6Pro(仮)を検討すると思います。
ただ、もしOsmo Action 5Proと機能面で大差がない場合は価格面(値下げ含め)から旧型を追いかけるかな?と思います。
もしくはOsmo Pocket4(仮)が凄い進化をしてジンバル部も強固なものとなっていればアクションカメラからジンバルタイプに移ることも考えられます。
他にはDjiが実現したエコシステム(受信機をカメラ内部に入れた)が他のメーカーでも実現されると入れ替える可能性もあります。
Vlog等での撮影は機動力と効率・音質に映像と一定の基準を求めるものなので短いスパンでアップデートする機材だと思います。
是非、皆さんの印象をYouTubeのコメント欄で教えてください。