こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回は地味ですが、持ってると役立つカメラアクセサリー「フィルターレンチ」を紹介します。

フィルターレンチって何?
シンプルにいうとレンズフィルターを取り外す際に使う”レンチ”です。
金属のナットやボルトなどを取り外す際に利用するレンチ(スパナ)のレンズ版です。
カメラで写真を撮影する際はレンズが必要です。

スマートフォンなら保護ガラスなどを貼ると思いますが、コンパクトデジタルカメラや一眼カメラではレンズの前玉が傷つかぬよう保護フィルターを付ける方も多いと思います。
私も、せっかく数万円から数十万円と高いレンズを購入して前玉が傷ついたりコーティングが剥がれたりすることは可能な限り避けたいです。

レンズの描写性能を最大限に活かす際はレンズフィルターがないことが理想ですが、レンズ保護と天秤にかけて私はほぼプロテクトフィルターを付けて撮影しています。
レンズフィルターを利用しない時は、レンズ講評などで保護フィルターの影響があると困る場面ぐらいです。
ただ、それも基本は室内で傷がつきにくいという安心できる環境でのみです。
屋外であれば保護フィルターを付けています。

つまり保護フィルターなどは基本、つけっぱなしにしている方も多いと思います。
ただ、保護フィルターも時が経てば歴戦の傷がついているものです。
またはコーティング技術が向上した最新のレンズフィルターなどに交換したい時もあると思います。
そういったレンズフィルターを取り外す際に活躍するのが「フィルターレンチ」です。
フィルターレンチは、その名の通りフィルターを回すためのレンチなのでレンズやカメラ本体に傷や過度な力を加えずともフィルターを外すことができる便利な工具?というよりアイテムです。
なぜフィルターレンチが必要なの?
レンズフィルターには数多く種類があります。
・傷から守るプロテクトフィルター(保護)フィルター
・光の量を減少させるND(減光)フィルター
・反射をコントロールするPL|C-PL(偏光)フィルター
・特殊効果を演出するクロスフィルター、ストリークフィルター、ブラックミスト・ホワイトミストフィルターなど
またフィルターを重ね付けすることもあります。
私は日中の長時間露光ではND64000で300秒(5分)で撮影することもあります。
ND64000を実現するためにはND1000とND64のフィルターを重ねています。

また最近では映画のようなシネマティックな雰囲気を簡単に得ることが出来るブラックミストやホワイトミストフィルター、ストリークフィルターも人気です。
こういったフィルターワークをする中で、時折ヒヤっとする場面があります。
それは長期間付けているプロテクトフィルターがレンズと一体化して外れなくなる現象です。
または可変NDやC-PLなど回転によって効果を変更させるフィルターが思ったよりキツくしまってしまう場面です。
そんな時、力任せにフィルターを外そうとするとレンズやカメラ本体に想像以上に力が加わりマウント部分や鏡筒部分を破損する可能性もあります。
また、何より力を入れるので血圧が上がりますし取り外しに時間を要します。
イメージとしてはジャムの蓋などキッチンで「瓶の蓋が硬くて外れない」という状況に近いです(笑)
タオルやゴム手袋などで滑りにくくして取り外すという方法もありますが、最近のレンズフィルターは広角レンズなどでもケラレがないように薄型タイプが増えています。

つまりレンズフィルターを取り外す際に持つ箇所が薄く、力が入れにくいのです。
またレンズフィルターはガラスなので、薄型のレンズフィルターは破損した際の怪我も怖いです。
そういった時にフィルターレンチがあると、フィルターの外枠のみにピンポイントで力を加えることができるので、クルっと回転させることにより安心してフィルターを外すことができるのです。
ちなみに最近、私はフィルターレンチを使う機会が増えました。
これは薄型のレンズフィルターを使う機会が増えたり、ブラックミストやホワイトミストフィルターに可変NDフィルターなどを使うことが増えたからだと思います。
最近はREVORINGのような回転式ではない可変ステップリングも増えていますが、頻繁に使うフィルター径はカチッと固定できる回転式のフィルターを用いています。
▼可変ステップリング(REVORING Vari ND3-ND1000 Movie Kit【H&Y Filters Japan】)
フィルターレンチの魅力
これは構造がシンプルなので簡単です(笑)
安全にレンズフィルターのみをはずせる。
レンズやカメラ本体に無駄な負荷をかける心配がありません。

作業効率UP
「レンズフィルター外れなくなった」という状況から、どうにか外そうと頑張ったり時間を使う必要がありません。
「レンズフィルターが外れない? レンチ使ってみて」で済む話です。
これによりレンズフィルターが外れない(瓶の蓋、誰か開けて)という時間が不要になります。
長持ちする
シンプルな丸いプラ素材で、3,000円前後で購入できる上に破損しにくいので長く使い続けてることが出来ます。
頻繁に使うものではありませんし「出番がないに越したことはないアイテム」ですが、持っていて損はないと思います。
【フィルターレンチを選ぶ際のポイント】

ちなみに、私は高品質なフィルターレンチを探しています。
というのも、Amazonやヨドバシで調べても著名なレンズフィルターメーカーがフィルターレンチを出しているわけでもなく・・・
Amazonでレビューの多かった製品を「とりあえず買った」のですが、とても良い・・・
これは高品質なレンズフィルターメーカーのフィルターレンチが欲しいとなっています。
【フィルターレンチの使い方】
- フィルターレンチのサイズを確認し、使用するフィルターに合うものを選びます。
- フィルターレンチをフィルターにしっかりと固定します。
- フィルターレンチをゆっくりと回して、フィルターを外します。


まとめ
私も存在を知るまでは外れなくなったレンズフィルターを、どうにか外そうと頑張っていたものです。
ただ、フィルターレンチの使い始めてから快適かつ取れなくなっても問題なしという安心感が生まれました。
特別、派手な仕組みがあるわけでもなく極端な話、100円ショップに並んでいても違和感がないようなアイテムですが「あるとないとで大違いのアイデア商品」です。
本当は出番がないことが理想と言う、カメラアクセサリーで地味な存在ですが、いざという時に非常に役立つアイテムです。
レンズ本体を長く大切に、そしてフィルターワークで色々な作品を撮りたい方にオススメです。
この記事が読者様の役に立てば嬉しいです。
機材協力
・株式会社ニコンイメージングジャパン
・H&Y Filters Japan
・ロカユニバーサルデザイン株式会社(Kani Filter)