こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はレンズやカメラ選びの参考として作例・作品どちらを信じるべきかという話です。
先に結論
レンズの性能を知るには作例、そのレンズを使って何が作れたのかは作品を参考にすると良いと考えています。
その理由
まずは作例・作品と似た表現ですが当記事での住み分けです。
作例
編集ソフト等は介さずにカメラ側の効果(美肌や周辺減光、歪み補正など)を活用してカメラ・レンズの性能を発揮させて撮影した写真。
つまり同じカメラ・レンズがあれば同じような写真が撮れるものが望ましい。
ただ、そこには撮影環境や撮り方、揃えているカメラアクセサリーなど写真からは見えてこない経験や技量が含まれている。
メーカー公式サイトや販売店の販促物などが参考になります。
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作品
カメラ・レンズを用いて撮影した写真を編集ソフト等を用いて”より良い物”として撮影者の理想に近づけている作例よりも作品として仕上げているもの。
これはカメラ・レンズの性能より撮影者の手が加わっていることで素晴らしいものになる一方で「どこまでがカメラ・レンズの性能なのか」の判断が難しくなります。
素晴らしい作品に憧れて同じカメラ・レンズを揃えても近づけることが難しかったりもするので鵜呑みにするのは少し留意が必要です。
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何を重視して作例・作品を見るかが大事
ポイントは作品の調整度合いには個人差があることです。
作例を整える程度に露出、コントラスト・ハイライトの微調整等で終えて作品という方もいればボケ量やシャープネスも変更しつつ、写りこみをAI除去等で調整する方もいます。
カメラ・レンズ性能を評価するうえでは作例が参考(基準)になります。
一方、売れる写真・人気の写真・よりインパクトを与える写真を求めると作品が選ばれる場面が多いです。
作例主義・作品主義は時と場合で判断
デジタル写真では編集ソフト等で容易に調整ができること、ここ最近はAI機能を活用して補正等がボタンひとつで完了するソフトも増えています。
そして効率・時短を意識したスタジオ撮影などではAI機能はレタッチ部門の仕事を奪いつつ人件費の削減に貢献しています。
もっと言うと、レタッチソフトが優秀になると高品質なレンズが導入されていない現場も見かけるようになりました。
以前は予算が限られているから高品質レンズではなく標準的なレンズで上手に撮ることが腕の見せ所な部分がありました。
今は補正ソフトを導入して標準的なレンズで備品の予算を制限しつつ作品としてお客様に買っていただけるものを求めているシーンも見受けられます。
もちろんAI補正も強調しすぎるとスマートフォンのアプリケーションのようになってしまいますが、その辺は写真用のソフトは優秀です。
視点で答えの変わる話
面白いのは作例には「誰だって撮れる写真」という評価がある一方で、作品には「加工しすぎて参考にならない」という意見があることです。
作例は誰だって撮れる写真であるべきですし、作品は個性が強調されるものなので私は「そういうもの」と思っています。
ただ、作例は編集・加工等をしないことからカメラ・レンズの性能で「どこまで表現できるか」が楽しいポイントです。
コシナ公式の作例を担当した際はカメラ・レンズの性能でどこまで追求できるかを考えることが楽しかったです。
ありがたいことにレンズ作例に高評価のお声も数多くいただいており嬉しい限りです。
改めて結論
レンズの性能を知るには作例、そのレンズを使って何が作れたのかは作品を参考にすると良いと考えています。
作例・作品は使い分けています。
私は先の通りカメラ・レンズ性能の参考になる場面では作例を使っています。
対して写真集やYouTube、SNS等で投稿する際は作品を使っています。
作例は公式・販売店が参考になる
カメラ・レンズ性能を把握する際の作例はメーカー公式サイトや販売店の販促物が役立ちます。
メーカー公式や販売店が少しでも調整をした作品を作例として出すと「話が違う!返品してほしい」となりかねません。
なので、メーカー公式や販売店が運営するメディア等では作例の信ぴょう性が高いです。
一方で一般の投稿は作例に対する解釈が人それぞれなので信ぴょう性が疑わしい場合もあります。
その中でも「私の考える作例はこうだ」と定義して「この写真はこう撮った」を発信している方を参考にするのは大賛成です。
あとがき
皆さんはカメラやレンズ選びの際に作例・作品どちらを参考にしますか?
是非、YouTubeのコメント欄で教えてください。