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カメラの買い方が変わる?60回無金利終了の影響と賢い購入方法

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

近年、円安の影響や原材料の高騰でカメラの価格が高騰しています。
Z6IIIなどの登場時も盛り上がりましたが「カメラが高すぎる」という声もよく聞かれます。

しかし、これはカメラそのものの価格が上がったのではなく、円という通貨の価値が下がったことが主な原因だと思います。

はじめに

数年前はドル110円から、ここ数年でドル160円と円の価値が目減りして2,499ドル(28万ぐらいで買えてたものが今は40万円となっています。

この記事を執筆している段階では、日本を弱体化させ治安を悪化させた政治が交代するタイミングです。

未来がわからないですがドル130円台が近づいてきました。


感覚としてドル160円を知ってしまったから「円高かな?」と錯覚しますが、それでも一時期の110年が安定していた時代に比べると円安です。

この話は実はカメラにも影響します。
これまで、高額なカメラも60回までの分割払いが金利0%で買えることが定着していました。

出典:株式会社ニコンイメージングジャパン(ニコンダイレクト)
出典:株式会社ニコンイメージングジャパン(ニコンダイレクト)

「60回の無金利があれば、頑張って買える」や「未来の自分にお金を借りる」感覚で購入できる環境が整っていました。

しかし、マイナス金利の解除もあってか状況が変わりつつあります。

60回無金利の終了

マイナス金利政策の終了に伴い、金融機関はこれまでのように長期間の無利息融資を積極的に行わなくなりました。

すでに、大手カメラ販売店のマップカメラが60回無利息の取り扱いを終了することを発表しています。

出典:マップカメラ

この動きは他の販売店にも派生することが予想されます。

一時的にキャンペーンとして60回無金利が復活する可能性はありますが、販売店側がそこまでリスクを背負った商売をするメリットはあまりないと思います。

であれば、私たち購入者にシッカリと金利を払わせる(月数千円ぐらい)動きが普通です。
それは、一括購入した人に比べて最終的に数万円から10万円ぐらいの差になると予想されます。

今後のカメラ購入はどう変わる?

問題はここですよね。

60回無利息が終了すると、分割払いの際に金利が発生したり分割回数が減ったりすることが予想されます。

つまり、同じカメラを購入する場合、毎月の支払額が増えるか支払期間が短くなるということです。

これは私の予想ですが、今36回の無金利と60回の無金利があります。
この2つのキャンペーンが、それぞれグレードダウンするかな?と予想しています。

つまり20万円以下は【金利0%】がなくなり、20万円以上が無金利で36回という感覚です。
これなら販売店側も外部要因に応じた無難な対応だと思います。

出典:株式会社ニコンイメージングジャパン

特別、カメラに限った話ではなく住宅ローン(家の購入)や車、時計など高額な買い物と同じ考えです。

私は奨学金がまだ返済期間中なので金利の大変さを知っています。
ただ、大学を卒業できたのも奨学金があったからこそと理解しています。

分割払いを検討している方へ

  • 分割回数を短くする: 金利負担を減らすために、分割回数を36回など短く検討してみましょう。
  • 一括払いを検討する: 金利が発生しないため、総支払額を抑えられます。
  • 価格変動に注意する: 円高に転じる可能性もあります。価格が安定するまで購入を待つのも一つの手です。

賢い購入方法

  • 計画的な購入: 高額なカメラは衝動買いせず、事前に予算を立てて計画的に購入しましょう。
  • 中古品も検討する: 新品にこだわらなければ、中古品がお得な場合があります。
  • 比較検討: 複数の店舗で価格を比較したり、性能を詳しく調べてから購入しましょう。

どちらかというと
今までのマイナス金利が経済政策的に思い切った戦略だったと思います。

今後は日本も私が生まれる前のように高金利に動く時代になるかもしれないので、時の流れを理解しつつ自分の買い物に影響する範囲をシッカリと把握したいものです。

まとめ

【ポイント】

  • 円安によるカメラ価格高騰は、カメラが高いわけではなく日本円の通貨の価値が下がったことが原因です。
  • 60回無利息の終了により、分割払いの条件が厳しくなる可能性があります。
  • 計画的な購入、中古品の検討、比較検討など、賢い購入方法を心がけましょう。

60回無利息の終了は、高額なカメラの購入方法として大きな影響を与えます。
ただ、賢く自分に合った購入方法を選べば依然として上手にカメラを買うことは可能です。

この機会に、ローンありきではなく ご自分の購入スタイルを見直してみてはいかがでしょうか。

この記事がカメラを買う際の参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人
Jima
Jima
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こんにちは(^^)
写真家のJimaです。

フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中
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