はじめに
ここ最近、高性能化するカメラと多様化するカメラ市場を見ていると一時期の技術的な大きな進化の時代から今ある技術や機能の安定、より快適に使える進化に少しずつ変わりつつあるかなと実感しています。
そんな中、私がニコンから今後、登場を期待するカメラの特徴を大きく2つ共有します。
ロマンを追い求めるハイスペック路線
ひとつめはカメラの順当進化となるハイスペック路線です。
ロマンを追い求め、カメラの進化に夢を見せてもらえる楽しい世界です。
高価なフラッグシップ(Z9)や上位機(Z8やZ7II)を購入するユーザーは、より高度な機能や性能に興味があります。
新たに出来ることが増えたり、今できていることが快適かつ安定することに納得すればお金を頑張って出したくなる熱量があります。
とはいえ、最近のハイスペックなカメラは凄いです。
- 4571万や4575万画素
- 高速連続撮影が約120コマ/秒(ハイスピードフレームキャプチャー+)
- 4Kや8Kの長時間収録
- カメラに撮影を任せるオートキャプチャー
- 美肌効果や絵作りを楽しめるピクチャーコントロールの数々
- 鳥や飛行機など種類の増えた被写体検出
- カスタムワイドエリアAFや3D-トラッキングの存在
- ブラックアウトフリーのReal-Live Viewfinder
- メカシャッターレス(Z9/Z8で1/32000が可能)
- 縦横4軸チルト
- スターライトビューに赤色画面表示
- ボディ内手ブレ補正
などなど、他にも数多くの優秀な機能が揃っております。
これだけでも私には必要十分だなと思うことが多いのですが、やはり今以上に出来ることが増えること、カメラに任せることが増えることは期待しています。

「今すぐこれが欲しい」というわけではないのですが、今後も数多くの機能強化による更なるカメラ(撮影機材)としての底上げとロマン感じる機能追加が楽しみです。
今後のニコンのカメラに求めるひとつめは、ロマン感じるハイスペック機としてZ9II(仮)やZ8II(仮)などフラッグシップが既存のZシリーズを突き放す強化を経て、Z8II(仮)が追従するのが理想かなと思います。
もし、グローバルシャッター方式のCMOSセンサーを搭載する場合は別のZシリーズとしてナンバリングされるのかを含め気になるところです。
こちらは時代が解決してくれる部分でもあるので、現状の新しいカメラで楽しく撮影を続けつつ登場を待つ時間も楽しみましょう。
コンパクトかつ軽量で快適に撮れる携帯性特化のカメラ
もうひとつはハイスペックでなくてもいいという一方、携帯性を重視した機種が欲しいと思っています。
携帯性重視のカメラを求めるユーザーは、気軽に持ち運び常にカメラがある状態を作りたいはずです。
ストリートフォトや旅行の記録など、日常的な撮影を楽しむうえでオーバースペックかつ高価で重たく大きいカメラを持ち出すのは少し億劫です。
ポイントは可能な限り長時間の撮影が可能なバッテリーの存在です。
小さいカメラを求めるとバッテリー本体もコンパクトになるので、カメラのバッテリーに対する省エネ化やバッテリーそのものの性能向上は大事です。
コンパクトで軽量なカメラであっても予備バッテリーを複数持ち出すなら結果、質量は大きいカメラに近づくので(笑)
特別、派手な連写や高精細な映像収録の性能などは「あるに越したことはない」ですが最優先ではありません。
どちらかというと可能な限り軽く、使い勝手の良いカメラであるというバランスが重要だと思います。
Z50IIの登場で性能に優れたAPS-C(DX)は満たされた感があるので、より軽量が想定されるZ30II(仮)をスチル機のストリートフォト用に狙いたいと思います。
あとがき
皆さんがニコンの新しいカメラに求めるものは何でしょうか?
価格とのバランスやデザインなどもあると思います。
レンズ選びも大切ですが、カメラ本体側を用途別に使い分けることを前提に考えておくのも大事だと思います。
是非、このテーマに関する印象をYouTubeのコメント欄で教えてください。