こんにちは。
写真家のJimaです。
今回は私が前々からバリアングル液晶のカメラで困っていた「もやもやポイント」を解消する方法を紹介します。
バリアングル液晶のカメラが増えている
ここ最近、ニコンから登場したカメラではFX(フルサイズ)機でもZf、Z6IIIがバリアングル液晶です。
またDX機ではZfcやZ30に続いてバリアングル液晶となります。
カメラの液晶は購入時に私たちがカスタムできるものではありません。
なので、上手にバリアングル液晶と付き合っていく私なりの小型軽量な構成に限った解消方法を共有します。
バリアングル液晶の気になる点
バリアングル液晶は自撮りをする際やローポジションやハイポジション、縦構図での撮影時でも便利です。
ただ左側に展開して回転させる仕様なので縦横4軸チルトや横チルト液晶に対し光軸がズレてしまいます。
これは慣れればOKという話なのですが、耐久性は横に繰り出している分、注意して扱ってほしいと思います。
スマホ世代には馴染みがないかもですが、いわゆる”逆パカ”になると悲惨なので慎重に取り扱いましょう。
また、私はZfやZfcなどニコンはEVFが綺麗ということもあり背面液晶は閉じた状態で使う事が多いと語っております。
今も同じくEVFで撮ることが多いのですがZ30はEVFがないタイプです。
またバリアングル液晶も使えるなら、使える状態が理想だなと思います
この時、左上のストラップが私の使い方では物理的にバリアングル液晶と干渉して不便に感じていました。
ストラップと液晶の干渉問題
カメラは左右の上部にストラップを取り付ける物が多いです。
縦横4軸チルトや横チルトなら気にならない配置ですがバリアングル液晶は邪魔になることが多いです。
細いストラップを選ぶなど工夫もありますが物理的にストラップ位置が決まっているので根本的な解決にはならない。
この問題を解消するには左側のストラップを使わずに快適にカメラを持ち歩ける方法を探る必要があります。
気軽な撮影ではZ30とNIKKOR Z 26mm f/2.8、ミニ三脚(MT-03)とクイックリリースベースV2(FC3141)で出かけることが多いです。
私は底面固定に辿り着いた
左側を使わずにカメラを持ち出すには右手でカメラを常に持った状態となるハンドストラップが便利です。
ただ私はFALCAMのショルダーストラップにたどり着きました。
理由はF38プレート(アルカスイス互換)を三脚と併用できるからです。
ハンドストラップは個人的に右側の操作時に時折邪魔に感じることもあった。
底面はBLACKRAPIDの速写ストラップが人気ですがミラーレスにゴツイ気もしてFC3141に落ち着きました。
ストラップが底なのでバリアングルに干渉せず、右側の操作系も邪魔しない。
そして三脚へ移す際なども気楽な点は心強いです。
ただ、両サイドを押して脱着する仕組みなのでPeakDesignのCapture同様にカメラが転がるリスクあります。
なので私は大きいカメラやレンズの時は使わないようにしています。
あくまでZfcやZ30の時ぐらい ZfやZ6IIIはレンズが小さくて総質量1kg以下の時に使うかなぐらい。
利用環境や購入したアイテムのロック強度などは個体差もあると思います。
もしこの記事を参考に取り入れてカメラが転がっても自己責任なので、ご留意ください。
この記事が私と同じようなバリアングル液晶へのストラップ干渉に悩む方の参考になれば嬉しいです。