はじめに
こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
ここ最近のミラーレス一眼カメラの進化は凄いですね。
特にニコンZマウントは純正レンズのみならずサードパーティー製としてコシナやタムロンのレンズもライセンス契約の元で開発・製造されています。
つまり純正レンズ意外との選択肢も加わり描写性能特化もあればレンズのキャラクターを活かした作品作りと私たちに嬉しい展開になっています。
そんなニコンZマウント対応レンズとして新たに魅力的な3本のレンズが発表されました。
ひとつはZfやZfcにも似合うクラシックなデザインかつ高い光学性能を兼ね備えた、フォクトレンダーのAPO-LANTHARシリーズのII型。
そしてもう一つは、45年の歴史を持つタムロンの90mmマクロレンズシリーズの最新作です。
これは先日、NEWタムキューとして軽く紹介していますので、今回の記事ではフォクトレンダーから取り上げます。
Voigtlander APO-LANTHARのII型が登場
コシナが展開するフォクトレンダーシリーズは独特のデザインと高い光学性能で知られるレンズメーカーです。
Zfc時代に「レンズがない」と騒がれていたころにコシナよりNOKTONやAPO-LANTHARシリーズが出たことは心強かったです。
今回、発表されたAPO-LANTHAR IIシリーズは既に登場しているレンズのII型で後継となります。
ちなみに初代となるI型は既に生産終了となっています。
APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical II
APO-LANTHAR 35mm F2 Asphericalは、究極の性能を追求した標準レンズ、APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalと双璧をなすニコン Z マウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の高性能準広角レンズです。
光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計により、準広角レンズの価値観を一変させる性能を実現。
引き締まったスタイルで、高い機動性とハンドリングの良さも持ち合わせています。
出典:株式会社コシナ
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical II
APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalは、フォクトレンダー史上最高性能の標準レンズとして市場投入されたソニー E マウント専用レンズをベースに新設計された、ニコン Z マウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の高性能標準レンズです。
光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計により、標準レンズの価値観を一変させる性能を実現。
引き締まったスタイルで、高い機動性とハンドリングの良さも持ち合わせています。
出典:株式会社コシナ
登場時期の関係で他のAPO-LANTHARシリーズとデザインが異なっていたのでII型で揃えてきたのがポイントです。
また、絞りや深度目盛の色入れの変更やフォーカスローレットのデザインやフードをバヨネット式へ変更したりと細かくも嬉しいポイントです。
よりカチカチ楽しく撮れるレンズになっていますね。
TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD(F072Z)
先日、紹介したミラーレス時代のタムキュー(TAMRON 90mm マクロ)もホットな話題です。
SNSでも多くのインフルエンサーが楽しく撮影されている様子が数多く見受けられます。
私自身も楽しく作例撮りを楽しんでおりますので後日、ゆっくりと印象を語りたいと思います。
なので、今回は前回のまとめた記事を参考に今の数回利用した私の感覚を含めアップデートした話をしようかなと思います。
1979年、タムロンは初代90mmマクロレンズ「SP 90mm F/2.5 (Model 52B)」を発表しました。
マクロレンズの用途が文献複写などに限られ、写真家たちから「人物撮影に使えて、最短撮影距離が短い中望遠レンズが欲しい」という声があがっていた時代。
マクロ域でも使用でき、一般撮影向きの美しいボケ味や緻密な描写力を持つModel 52Bの登場は、まさに“革命”だったのです。
以降、「タムキュー」の愛称で親しまれ、ネイチャーフォトグラファーやポートレート愛好家を中心に高く評価されました。
その後、当社の技術革新や、カメラのデジタル化といった時流とともに、「SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E)」や「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)」などへ進化。2016年にはModel F004の次世代機として、「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) 」を発売しました。デジタル対応のコーティング技術や、柔らかく自然なボケ味とシャープな描写力を持つModel F017は、今でも多くの写真家たちに支持されています。そして、初代登場から45周年を迎えた2024年。
タムロンのマクロ伝説を継承すべく、新たなミラーレス版の90mmマクロレンズ、「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD (Model F072)」が遂に登場します。
伝統的な思想に基づく高い描写力と最新技術を融合させた、新たな「タムキュー」の歴史を切り拓く1本です。
出典:株式会社タムロン
まとめ
今回はニコンZマウントユーザーに向けて、ほぼ同時期にコシナよりフォクトレンダーのアポランター II型とタムロンからはNEW タムキューとして90mmマクロレンズが登場となります。
APO-LANTHARのII型は、クラシックなデザインと高い光学性能を兼ね備えつつ初代の気になる点を改善した順当進化レンズ。
タムロン 90mm マクロは、45年の歴史と最新の技術が融合した公式サイトも物凄く力を入れた中望遠単焦点かつ等倍マクロ、そしてAF性能なども優れたNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S とは異なる表現力を求める方にドンピシャのレンズ。
どちらのレンズも、それぞれの魅力を持っています。
撮影スタイルにあわせてレンズ選びを楽しみましょう。
今後の展望
タムキューがSONY EマウントとNikon Zマウントで同時展開は嬉しいことです。
コシナ、タムロンどちらも今の勢いのまま年に数本はZマウントでレンズを出してほしいなと思います。
逆にニコン純正からもレンズを含め、カメラ本体の登場に期待したいところです。
皆さんへの質問
- この3つのレンズの中で、最も興味のあるレンズはどれですか?
- これらのレンズをどのカメラで使ってみたいですか?
- 普段、利用しているレンズと比較して、どのような点が魅力的に感じましたか?
ぜひコメント欄で感想をお聞かせください。