こんにちは、Jimaです。
今回はニコンから新たに発表された2本の大口径レンズの特徴と
どういった方に向いているかを解説いたします(^^)
まずは、現在のレンズロードマップを見てみましょう。
NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
- 開放f値の低い大口径レンズ
- 50mmという標準の焦点距離
- 構成枚数が多く、大きくガッチリしている
- 15群17枚(EDレンズ2枚 非球面レンズ3枚)
- ナノクリスタル、アルネオコートあり
- S-Line最高クラスの光学性能
- 動画撮影と相性のよいコントロールリング
- Fnボタンを搭載
- 防塵防滴に対応
- レンズ名に「Noct」は付かない
- レンズ情報パネルが搭載
- Z 24-70mm f/2.8 Sなどと似ている
- 大きさ :約89.5mm × 150mm
- 重さ :約1090g
- 価格 :約30万
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
- Fマウントの14-24mm f/2.8 よりも小さて軽い
- フォーカスブリージングやズーミング時
フォーカスシフトの無い滑らかで静かなAF - 前玉が【ほぼ】フラット(ありがたい)
- フィルターの装着は、付属のバヨネットフード HB-97が必要
- 後部フィルタースロット採用
- ジェルフィルターが使用可能
- 11群16枚(EDレンズ4枚 非球面レンズ3枚)
- ナノクリスタル、アルネオコートあり
- 最前面のレンズ面にフッ素コートあり
- 画角 114° -84°(撮像範囲FX)
- フィルターサイズ:112mm
- 大きさ :約88.5mm(最大径)×124.5mm
- 重さ :約650g
- 価格 :約35万
今回の新作レンズ 2本はどういった人に向いているレンズ?
- 小さいf値を活かしたい
- ボケ感を楽しみたい
- 暗い環境でも安心して撮りたい
- 50mm 単焦点という焦点距離
- 標準域で気軽に撮りたい
- f値と併せて適度なボケ感を得たい
- Zマウントの画質重視レンズ
- Zマウントの中でも特に画質を重視したい
- Zシリーズの高画質を楽しみたい
50mm f/1.2 S(f値の小さい、標準域レンズ)
ポートレートや暗い環境での撮影が多い方に最高
- 50mm f1.2が作る 最高のボケ感
- f1.2で実現できる 暗い環境での撮影耐性
- Zマウントの高品質を楽しめる(Z7も安心)
- Zマウント 50mm f1.8 で物足りない方
- Zはf1.8とf0.95のみだったので、待望のf1.2
14-24mm f/2.8 S(f値の小さい 超広角ズーム)
- 超広角ズームがとにかく最高って方
- 焦点距離 14mm~24mmの便利な広角レンズ
- 大三元 Z版の超広角担当
- f値が小さいズームレンズ
- f値が比較的大きくなりがちなのに、f2.8 !!
- 暗い所でも安心して撮れる
- 画質、広角、小さいf値と至れり尽くせり
- グレードが高いレンズなので値段も高い
- 前玉の改善は大きい
- fマウントの14-24 は出目金で取り扱い注意
- Zマウントはそこが改良されているのは最高
- Zマウントの画質重視レンズ
- 後部フィルタースロット良いね
風景や星系、パース効果を楽しみたい方に最高
- 超広角14mmという焦点距離の魅力
- 単焦点含めても、14mm前後の超広角は少ない
- ズームでf2.8という開放f値の低さは強い
- Zマウントの高品質を楽しめる(Z7も安心)
ハイグレードなレンズとは
- 描写性能が圧倒的に凄い
- 単焦点はもちろん、ズームも鮮明に撮れる
- Nikonのレンズ技術が盛りだくさん
- SRレンズ
- EDレンズ
- 非球面レンズ
- 蛍石レンズなど
- 優れた逆光耐性
- ナノクリスタルコート
- アルネオコート
- AF性能が高い
- 防御力が高い(防塵・防滴は安心)
- 高い操作性を実現
- レンズ側のFnボタンなど
- サイズが大きくなりがち
- 価格が高くなりがち(妥当感あり)
Zマウントの魅力
- ショートフランジバック 16mm を実現
- マウント内径は、インパクトある 55mm
- フランジバックが短いと恩恵が多い
- ボディの小型化
- 効率良く光をセンサーに届けれる
- マウント径も大きいと光を多く取り込める
- 明るいレンズ f0.95 などが作れる
- ただ、後方レンズも大型化しがち
- 逆にマウント径が小さいと、
小型化できるが、暗くなりがち
- 強力なAF駆動用アクチュエータが配置可能
- フランジバックが短いと恩恵が多い
各メーカーマウント早見表
今回のレンズ 2本 について
- Zマウントの恩恵を活かしたレンズ
- ハイグレード かつ Zマウント 待望のレンズ
- 焦点距離50mm 小さいf値 f1.2 というインパクト
- 14-24mmの前玉がフラットなタイプの登場
- 人物や風景撮影などに最適なレンズ
動画でも詳しく色んな情報を混ぜて
熱量多く語ってるので、是非見てくださいね(^^)