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カメラの盗難に注意!高価なカメラを守ろう【体験談あり】

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回は、過去に投稿したカメラ盗難リスクの動画の派生として日本の治安や円安によって今までは違う特徴を持った人たちが多く入国している点を含めてオブラートにつつみながらも大事なポイントを共有します。

私たちは「カメラで楽しく写真を撮る」という感覚ですが
人によっては「高級な物を見せびらかしている呑気な人」に見えているかもしれません。

カメラやレンズで撮影を楽しむ防御力の向上を意識した内容を記事として投稿します。

出典:株式会社ニコンイメージングジャパン(Z9)

はじめに

皆さんは、せっかく手に入れた高価なカメラを盗まれてしまったという話を聞いたことがありますか?

最近の日本は、残念ながら治安が悪化しており高価なカメラだけでなく、高級車までもが狙われる事件が増えているようです。

組織的な犯行なので警察も、いよいよ動いたようではありますが

「盗る人が悪いのではなく」「盗られる方が悪い」という考え方の人が日本で増えてしまうと困ってしまいます。

私たちは大切なカメラを守るために、より一層の注意を払う必要があるなと再認識しています。

なぜ、こんな話をするのか?

「Jimaさんの被害妄想でしょ?」「盗まれてから語れ」という意見が類似動画にいただいたこともあったので「平和やな」と思っていたのですが、

ここ数カ月で更に私の警戒度を高くなった理由を解説します。

少し見慣れた手口としては、撮影中に二人以上で話しかけてきて「すごいカメラですね」「いくらするのですか?」という展開。

この話自体は昔からあるのですが、最近は役割分担がハッキリしているグループがいるなと複数回、遭遇しているので「こういったパターンがあるよ」を伝えておきたいです。

まず「ひとりは保険の営業マンかな?」と思うぐらい感じの良い人が話しかけてきます。
その時、もうひとりは興味がない素振りです。

ただ少し話していると静かにカメラをかけている片側に近づいてきたり、カメラバッグ側に近づきます。

もっというと視界から外れようとします。
私はトーク担当と呼んでいるのですが、会話に集中していると置き引きやひったくり担当がいます。

約1年ぐらい前ですが、急に出くわすことが増えました。

毎月、遭遇するぐらいで慣れつつもあります。
ポイントはトーク担当は日本人とは限りません。

片言の日本語もあれば、英語のみで話しかけてくる人もいます。

以前は気前のいいおっちゃんが話しかけてくる程度で、笑い話でしたが今は普通に不気味です。

「先入観だ」と言われることがありますが、
「自分の身を守るために、自分の直感を信じている」だけです。

もっと言うと私は複数名でカメラで写真を撮っている一人の人に対して声をかけることに違和感があります。
極端な話、高額な機材を持ち歩く際は警戒心があって良いと思います。

「何を撮ってはるんやろか」とレンズの先を見ることはありますが、声をかけてカメラの値段を尋ねることはしません。

私はアクションカメラなどをネックストラップとして付けてたり、カメラの上につけていたりするので「今、撮ってるよ」というドライブレコーダーの感覚で持っていると自然と離れていきます。

わかりやすく「あっ、警戒された」という顔をして離れていきます。
というか「えっ?カメラに興味なかったの?」というぐらい急に会話を辞めて離れます。

今のところ、実際に盗まれたわけではないので被害妄想かもしれないとも思いますが、直感的に何かがおかしいと感じる場面は増えました。

もっと言うと、私の周りでも置き引きが圧倒的に増えました。
「レンズだけ抜き取られてた」もあれば、「カメラバッグごと持ってかれた」報告も聞いています。

まだ日本は平和なので、物が盗まれるだけです。
急に物陰から人が出てきてバットで殴ってまでの盗難は少ないようなので、まだ安全。

ただ、自販機が撤去されたり金網の柵が増えてくると、日本もいよいよかなって思ってしまう。

この動画を参考にカメラを持っている人がシッカリと警戒心を持つことが出来ればいいなと思いました。

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カメラを守るために意識すべきこと

カメラから絶対に目を離さない!

当たり前かもしれないですが撮影に集中しているとはいえ、カメラやレンズを含めた貴重品からは目を離さず肌身離さず持つことが大事です。

これは私がフォトスタジオ時代に教わった要素でもあるのですが、ロケ撮影では「良い写真を時間内に問題なく撮って、高単価にて会社に貢献する」ことが大事です。

その「問題なく」には、健康や安全に加えお客様へ対応なども含めて「みんなが笑顔でいること」みたいな感覚があります。

もし、撮影での私語中にカメラやレンズが盗まれると大変です。
なので、必ず機材などは二人体制で見張っていましたしロケ車の車上荒らしなども対策していました。

会社も購入ではなくリースで手配している機材もあるため、盗難などは保証に入ってるとは言えないに越したことはないです。

何より状況報告や警察への通報、始末書などになれば「その仕事が嫌いになる」可能性もあります。

当たり前ではありますが撮影していると集中してしまうので貴重品からは目を離さないようにしましょう。

もっと言うと、怪しい地域やひったくりが多いような地域には出向かないようにするのもいいですね。

そもそも、盗難に出くわさないのが一番です。

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必要最低限の機材を持ち歩く

これも最近、私が動画内で時折語っていますが「良いカメラ・良いレンズは持っていきたくなる」その気持ちはわかります。

ただ、カメラやレンズの多くを持ち出すことは自分の資産を外に持ち出して自慢しているようなもの。

お金持ちの方が両腕に凄い高価なブレスレットをつけてたりする感覚に近いのかなって思います。

もし、多くのカメラやレンズをいれたカメラバッグも盗まれたら、考えたくもないですが人によっては20万から300万ぐらいは失うでしょう。

NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S + Z9 やサブ機に高級な三脚などが車上荒らしにあうと大変ですよね。

家に帰ってカメラもレンズもない空っぽの防湿庫、見たくないですよね。

そして毎月、36回払いとかで買ってる際には請求だけ来ます。
カメラもレンズも手元になく、盗まれてるのに・・・。

もう考えるだけで嫌ですよね。
それが、数台でもカメラやレンズが家に置いてあると、まだマシかなって思います。

なので、必要なレンズや予備バッテリーなどを撮影の都度「今回、必要な物」として持ち歩くようにしてほしいなと思います。

万が一盗難に遭っても、被害を最小限に抑えられます。

ちなみに私がZ7やZfc、Z30が作品撮りには使うカメラですが、業務でメイン機として扱うわけではありません。

なので「もし撮られても、仕事に影響がない機材」として持ち出しています。
逆にS-Lineや高価なカメラ達は仕事の時やシッカリ撮りたい時に持ち出す用にしています。

カメラバッグは常に身につける

これは体験談を教えてもらった話なのですが、カメラを手に持っていてもカメラバッグごと交換レンズなどを盗まれた話もありました。

確かにカメラバッグで仕事のカバンなどに比べると重たいことが多いので、一時的に置くことはあるなと思います。

ただ、カメラを持っている人=お金に余裕がある人という方程式が成り立ちやすいです。

実際、私たちは背伸びをしてでもカメラを買ってるので「余裕なんてないわ」と言いたいのですが
高級時計や高級な車を見せびらかしているように映っているかもしれません。

そういった人が持っているカバンなら「金目のものはないか」と狙われる可能性も高いです。

カメラバッグは常に自分の手で持つか、海外ではないですが体の前に抱えるようにしましょう。

特に日本では安心してしまうのですが電車やバスなど、混雑した場所では、スリに狙われやすいので注意が必要です。

カメラやレンズに目印をつける

意外と多い話がカメラやレンズを複数持っている環境で静かに撮られてしまうこと。

カメラやレンズは見た目が基本一緒なので、シールなど目印をつけていると良いと思います。
私もシール等で識別できるようにしつつ、シリアルナンバーもメモしています。

残念ながら、みんなが良い人と信じつつも性善説ではなく「盗る人はいる」という感覚で警戒したい。

理想は「盗る人に出会わない」ですが、難しいですし物が盗られても、身の安全は確保する。
そして盗られた後に安全に盗り返せるかも考えておきたい。

超望遠レンズなどではステッカーを貼ったり、カメラの保護シールとして柄を付けるのは良い思う。
私もカメラのハーフカバーなどを含め、多少の違いを出すようにしている。

シリアルナンバーを記録しておく

これは盗られた後、役立つことですが意外と大事。

ニコンのキャッシュバック申請をしている方ならニコン公式サイトの会員ページにシリアルナンバーを登録していると思う。

その感覚で大切なカメラやレンズのシリアルナンバーを把握しておきましょう。

もし盗難にあった際にシリアルナンバーがわかっていれば、買取先などから連絡があるかもしれないです。

あと、万が一盗難にあった場合、警察への届け出や保険請求に役立つこともあります。

防犯グッズを活用する

ここはあまり詳しくなくて逆に教えてほしいジャンルなのですが、GPSトラッカー付きのカメラバッグや、盗難防止アラームなど様々な防犯グッズが増えているようです。

たまに「私のスマホが日本を超えて、飛行機乗りました」みたいな追跡タグでSNSで見かけます。

カメラやレンズ本体にどうつけたらいいの?と疑問もありますが、盗難された際に追跡できると警察に通報した際も早期解決につながるかもしれません。

逆に「私は追跡にこれ使ってるよ」などがあれば、コメントで教えてください。

出典:株式会社ニコンイメージングジャパン(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S)

後をつけられたら店などに入る

小学生が怪しい人につけられたら、駄菓子屋に逃げ込むみたいな感覚ですが有効です。

私も冒頭の話しかけてくるグループなどは一定の距離を保って、ついてくることが多いです。
駐車場などは意外と人気が少ないので、すぐに戻らないようにした方が良いと思います。

可能であれば人が多い場所へ移動したり、お店に入ったりと自分の身を守る行動を意識してください。

ただ、相手を刺激するのも逆効果だと思うのでスムーズに確実に安全を確保するようにしましょう。

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高価なカメラを持つことの責任

正直「なんでコッチが気を使わな、あかんねん」ですよね。
私も、そう思います。

ただ最近は円安効果もあったのか街中でも、今まで見かけなかったようなマナーの悪いグループが増えました。

小さい話では邪魔な座り込みや禁煙場所での喫煙。
「どうせ、文句言ってくる勇気ないでしょ」ぐらいの半笑いの顔。

今までも、そうだったのかもしれません。
私が警戒心が強くなっただけかもしれません。

ただ、家族に聞いても「最近は変や」という話は多く出ます。

カメラに限らず高価なアイテムを持つということは、それだけ盗難のリスクも高まるということです。

私たちは、自分の持ち物に対して責任を持つ必要があります。

今となっては「盗む人が悪い」のですが、盗られて損するのは盗れた側(私達)です。

盗られた後の不快感や大事なカメラで撮影ができない期間が増えること
買い直すにも高い買い物を自腹で購入するには納得できないです。

「もうカメラなんてやめよ」というか「カメラもう買われん」ということも考えられます。
可能な範囲で盗難されないための対策をしっかりと行うことが大切です。

室内撮影のススメ

私はロケ撮影で盗難対策として室内で安心できる環境で撮ることを今年は心がけました。

カメラ一台、レンズ一本なら問題ないのですが
交換レンズやストロボにソフトボックスなどを含め、設営などに集中していると気を付けていても

カメラバッグから目を放してしまう時間は必ず生まれます。

今年の夏は暑かったこともあり屋外での撮影だけでなく、室内での撮影も積極的に取り入れました。
結果、快適かつ安全に撮影が出来たことは本当に良かったと思います。

スタジオ代など決して安くはないですが、カメラ盗られるリスクと天秤にかけると安いものです。

ただ、室内でもスタジオによっては色々な人が混ざり合ってる場面もあるので目を離さないようにしましょう。

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視聴者様へ質問

  • カメラ盗難の話を聞いて、どう思いましたか?
  • 盗難などに対して、どのような対策をしていますか?

視聴者様からのコメント

実は以前にも私が冒頭のような体験をしたときに注意喚起の動画を投稿しました。

今回は「もう、その手口慣れたよ」感がありますが、当時の動画に届いたコメントが参考になるので紹介します。

  1. 空港の展望デッキでカメラを置きっぱなしにする人がいることに驚いた。
  2. シリアルナンバーを控えるようにしている。
  3. カメラは必ずストラップで首から下げて持ち歩いている。
  4. 怪しい人に声をかけられたことがある。
  5. 高価なカメラを持っていることを悟られないようにしている。
  6. 海外では、カメラを盗まれるリスクがさらに高い。
  7. 日本の治安も以前より悪くなっていると感じている。
  8. 防犯グッズを活用したい。
  9. 同じ趣味を持つ仲間と情報交換したい。
  10. 室内での撮影も検討したい。
  11. カメラ保険への加入を検討したい。

まとめ

カメラ盗難は、残念ながら誰にでも起こりうることです。

しかし、事前に対策を講じることで被害を回避したり最小限に抑えることができます。
「被害にあってから悔やむ」のではく、他人事でもなく頭の片隅に入れておいてほしいです。

日頃の私の情報発信の中で「このカメラ良いよ」「高いカメラ楽しいよね」と伝えたとしても
「買った直後にヨドバシから後をつけられていて、袋ごと電車で盗まれたら悲惨」ですよね。

カメラやレンズはメモリカードやバッテリーの話でも伝えている通り「撮り続けてなんぼ」です。
盗難も含めて「手元にカメラがあって、なんぼ」です。

この記事(動画)が何かしらお役に立てると嬉しいです。

この記事を書いた人
Jima
Jima
この記事を書いた人

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。

フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中
総再生回数 920万回、1200本以上の動画を投稿(24年8月時点)

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