こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
はじめに
今回の記事はNikon Z50IIというカメラが多言語化を有償(日本国内で販売されるZ50IIは日本語のみ)とした理由や背景、狙いなどを多角的に考察します。
先に結論
NikonがZ50IIの多言語化を有償としたこと、正しくは「日本語のみ対応機種と多言語化に対応した機種を分けたこと」私は大賛成です。
ポイントはZ50IIはセットアップメニュー>言語(Language)が存在しないことです。
あくまで以下の転売対策などは、今の時代に国外での販売(多言語化)している機種を用意しつつ、あえて日本国内で販売する機種のみ日本語対応という選択をした背景を考察するものです。
ニコンが公式で「転売対策です」と表記しているわけではない点にご留意ください。
ちなみに多言語設定は以前よりあるサポートです。
狙われている日本
数年前は$110円時代が安定していましたが、色々な要因が重なり円安が急激に進みました。
国外からも色々な声が出ているようです。
日本が好きで来る国外の人より、日本が安いから来ている国外の人も増えており
逆に出稼ぎでに日本に来ていた方々が「日本円で給料もらうと損をする」ということから出稼ぎ先を変えている部分もあります。
そして、日本の若者では日本円で給料をもらうよりドル円で給料をもらえるような働き方も目立ってきました。
結果、低賃金で雇える日本人のビジネスパーソンの採用が難しくなっています。
加えて働き方改革なども重なって業務への質を求める場面、各スタッフの業務量が激増しており疲弊する悪循環も見え隠れしています。
もちろん、日本も大手企業では賃金の上昇もあって物価の高騰やインフレーションへの対応なども進んでいますが同時にサイレント増税の動きもあるため私たちの可処分所得は増えることはない状態が続いています。
一方で、皆が円安に対応したドルで稼ぐ戦法を取り入れることは難しく貧困化しつつある日本で資産を形成した年齢層は逃げきれますが、今から資産を築く世代にとっては綺麗で安全で素晴らしい日本という国の魅力はあるものの過ごしにくい世界になっているなと思います。
前々からあった日本の暗い部分がSNSなどを通じて目立つようになり、TVなどが隠しているのか数字が取れないから取り上げないのかはハッキリしませんが・・・。
日本もかき乱されており、犯罪をしても日本人と国外の人では罪の重さも違うようで急激に治安が悪化しています。
時代の流れなのか円安がキッカケなのか、こういった変化は私たちの買い物にも影響が出ています。
初期型のZ50は急激な円安により国外勢に買い占められ、私達日本人が日本のカメラを買えない、買いづらい状況が続いていました。
これはニコンに限らず富士フイルムなども同じような動きだったと思います。
私が日本で販売するZ50IIを、あえて多様化の逆張りとして日本語のみに特化したのは最高だと思います。
そもそもグローバル化や多様化が正しいわけではなく、戦略のとつでしかないと思っています。
せっかく海に囲まれた島国で日本語という固有言語を有する私達ならばグローバル化が進み過ぎるならジャンルによっては”ぷち鎖国”、多様化が進み過ぎて秩序が乱れるなら”画一化”を強めるべきだと思います。
理由
狙われる日本と日本の特質を活かした国際的な販売での戦略を考えた際、私が日本語のみ対応したZ50IIに賛成する理由があります。
反対意見もある
ただ、縮小する日本経済と低迷する私たちの購買欲、もっというとカメラに出せるお金が減り続ける中で日本語おみ対応機種に対する懸念もあります。
ひとまず私はニコンをリスペクト
NikonがZ50IIの多言語化を有償とした決定は、国内市場への特化、転売対策、そして私達、国内のニコンユーザーへの配慮といった複数の要因が複合的に絡み合った結果だと思います。
しかし、多言語化の必要性や転売対策の有効性は試してみないとわからないですね。
Z50IIの日本語限定モデルが私達、日本円で売買しつつ日本語で利用するユーザーで予約合戦となるかは楽しみです。
もっと言うと、私はニコン側へ確認し、公開していい情報と案内をいただいたので紹介していますがニコンダイレクトなどで多言語化は有償と大きく表示しないと転売用に買う国外の転売屋からの注文を初期ロットから守れないと思う。
また、Z50IIの動きは今後のグローバル戦略やユーザーとの関係性に大きな影響を与える可能性があるため、他機種がどう出るか動向に注目したい。
皆さんはどう思いますか?
- ニコンがZ50IIを日本語のみ対応モデルを用意したこと、どう思いますか?
- 多言語化は全てのカメラに必要不可欠な機能だと思いますか?
- 転売対策として、より効果的な方法は考えられるでしょうか?
是非、YouTubeのコメント欄で教えてください。