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【額装プリント】JimaTube-Store-にて作品販売。

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回は私が撮影した写真を額装して作品としてプリント販売するに至った経緯を紹介します。

はじめに

先に答えを言っちゃうと

時折、リクエストをいただいていた
私自身、展示などを通じて飾る作品に魅力を感じた

という2点が大きいです。

前までは印刷も一般的な量販店等で依頼していたのですが、作品展示などの機会を通じて「プリントも紙やインクを意識すると別物になる」と実感したことも大きいです。

企画展でゲスト展示した際の様子

今まで商業撮影から写真家へと転身後、色々な場面で活動を続けてきました。

そして念願の写真集 JimaTube Select Vol.1 と Vol.2 を発売しました。
今は、Vol.3を制作している段階で、年末リリースに向けてモノクロ写真選抜が行われています。

Vol.1 のあいさつ文
Vol.1 の内容

写真集に関して、ありがたいことに多くの方にお求めいただき「良かった」と安心する一方で私は一つの興味深いことに気づきました。

配送はレターパックを使用しています。
写真集 JimaTube Select 01

それは写真集全体の流れの中でこそ意味を持つ写真(活きる写真)と一枚で勝負すべき写真があることです。

つまり写真集を読み進める中での流れを支える写真や区切りとなる写真がある一方で
一枚で飾ることに適した写真もあるということです。

となると写真集を継続して作り続ける中
新たな作品が活用する方法として額装したプリント販売も必要だと考えました。

額装プリントについて

写真集で魅力が作品もあれば、1枚勝負で額装することで印象が変わる作品があります。

意識したのは写真に写っている主役が主張する作品ではなく抽象的で日常に馴染む写真であるべきだとも考えています。

「私を見て」という作品ではなく、空間を彩る小さい窓があるような世界を意識しました。

つまり私の写真が、どなたかの生活空間に溶け込む形。
生活する場所を彩るようなイメージです。

それには主張がハッキリしている写真よりも抽象的で「特に目立たないけど、飾ってある」ぐらいがいいなと私も思います。

目立つより、馴染む写真を選んだ理由

普段は気にならないけど、ふとした時に目に入って落ち着く。
そういった作品をプリント販売に選びました。

何より写真集を展開する中で、ありがたいことにプリント販売を希望する声も少しいただいたこと。
それが今回のチャレンジのキッカケとなりました。

決して安い金額ではありません。
今の時代は画像生成AIで似たような画像データは作れます。

ただ、私の作品には「その場に私がいて、私の感情が動き撮った」というストーリーがあります。
またプリント販売を形作る流れなど「ここに至るまで時間」を私自身が評価しないことは寂しい話です。

A3ノビで印刷した作品

特別、発行枚数を限定(エディションナンバーの発行)をする予定はなくオープンとなります。
つまり作品に希少性を作る予定はなく、シリアルナンバーをサインと併せて記入します。

求めてくださる方に届けれる手段を用意しておく。
プリント販売は、これを実現した形となります。

販売形態について

サイズ

現実的な範囲で、レターパックで配送できるよう印刷部を2Lサイズでの販売としました。
A5の中央に2Lサイズにて印刷します。

マット(白色)があるため、額縁そのものはB5程度の大きさとなります。
なので、写真集と同じ配送手順で出荷できるため私が対応できることも大事でした。

ちなみに、企画展などで展示したA3をご希望の方はお問い合わせください。

額装

安全面やコストの面から、オーダーメイドではなく市販の額縁を利用することにしました。

肩ひじ張らず現実的に「続けれる」ことを選びました。
もちろん、お気に入りの額縁がある方は入れ替えて飾っていただいてOKです。

額装は最後まで悩んでいました。

額縁は好みが出る部分でもあり、飾る場所のインテリアにも影響すると思います。

ただ、私が受け取る側だとしたら「額縁を手配する手間は困る」です。
額縁をお持ちの方であれば、受け取った後に額縁を入れ替えれば済みます。

対して額縁を探すのは用紙サイズなどを含めて手間でもあります。
なので市販ではありますが、FUJICOLOR アルミ額縁 A32 を選びました。

作品の固定はマットの裏面に中性紙のテープ(PITACK)で固定します。

また、額装することで配送時に作品を守る役割も額縁にはあるかなと思います。

到着時に割れていると大変なので、ガラスではなく面板には透明PET板の製品を選びました。
角は少し硬いので怪我をしないようにご留意ください。

額の飾り方について

スタンド、紐付きなので自由に飾ることが可能です。

額縁(A32)スタンド部
額縁(A32)付属の紐

ちなみに、壁掛けで紐を利用する際は以下の動画が参考になります。
私も額装に関する知識面で色々な動画を参考にしました。

出典:額ひもの結び方&飾り方[額縁のタカハシ]
額縁(A32)の背面

額縁の取り扱いについて

  • 額縁の角は固く尖っているため、怪我をしないようにご留意ください。
  • プリントや額内のマットは直射日光等が当たると変色(日焼け)する場合があります。
  • マットで直接プリントとアクリルフィルム(PET素材)が当たらないようにしていますが多湿な環境で長時間保管すると接着する場合があります。

印刷

私が印刷したりネットプリントに任せるのではなく信頼するギャラリー様のプリント工房(関西窓口)に依頼しています。

公募展や企画展で私の作品を印刷・展示を任せていただいているプロにお任せしています。

プリントする紙選び、インクに細かい部分までサポートいただけたこと本当に感謝です。
ギャラリー様のお力添えがあったからこそ実現できたことだと思います。

過去に展示した企画展の様子
マット部を考慮して印刷していただくなど細かいオーダーに応じていただきました。

用紙の特徴

用紙はピクトリコプロ・ソフトグロスペーパーを選んでいただきました。

  1. 落ち着きのある光沢でしっとりと上品な仕上がり。
  2. アート紙本来のしなやかさを持つワンランク上の微光沢用紙です。
  3. ナチュラルな紙の白さにより、被写体を柔らかに描き出します。

販売先について

写真集と同じくSTORES「JimaTube -STORE-」にて販売しております。

◆URL: jimatube.com/store

価格について

今回の作品販売に向けて色々なジャンルの作品を見る時間を設けました。
学んだことは良い意味で”人それぞれ”であること。

  • 機材調達
  • 撮影
  • 作品の仕上げ
  • 作品の厳選
  • 印刷
  • 額装
  • 商品ページの作成
  • 受注管理
  • 梱包
  • 出荷

各工程を含め情報収集や商品化までの開発に要する労力を考慮しつつ
用紙サイズやコダワリの度合いなどで相場観にあわせて安すぎ・高すぎずを意識しました。

決して、安い金額ではないため
取り組みとして、早期購入の方には少しお買い得になるように工夫しました。

作品そのものに価値を出せるよう努力しておりますが、作家活動は見えないバックグラウンドや今後の展開を含めるものです。

「応援できる方」「応援してくださる方」「作品に魅力を感じていただけた方」に届くことが出来れば嬉しいです。

あとがき

写真家として、自分の作品が誰かの心に響き、生活を彩ることが出来るのは嬉しいことです。

写真集を作ったことで充実感もありつつ、次のステップも見えたことは大きかったです。

このプリント販売も私の作品が誰かの生活に溶け込み、プラスの効果を生み出すことを願っています。

過去のメリケンギャラリーの展示風景

今やカメラ、もっと言うとスマートフォンがあれば高精細な写真を撮ることは誰でもできる時代です。

私は作品を販売する形ですが、量販店等で大きくA4やA3など印刷することも可能です。
興味あるかは是非、ご自身の作品を印刷して飾ってみることをオススメします。

だからこそ撮った人が何を考えて、その瞬間を切り取ったかを考えること
プリントして残すことは大切です。

私の写真集やプリント販売が、そういったキッカケとなれば嬉しいです。

販売先: jimatube.com/store

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この記事を書いた人
Jima
Jima
この記事を書いた人

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。

フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中
総再生回数 920万回、1200本以上の動画を投稿(24年8月時点)

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