こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回は久しぶりにカメラ本体とサードパーティー製レンズの互換性についてザワついているので情報を共有します。
実は以前から「あるある」の話として、新しいカメラやカメラ本体側のファームウェアを更新した際、サードパーティー製レンズの一部機能が制限されることはありました。
今回、ニコン Z8 最新ファームウェア Ver.3.00とタムロンのレンズとの互換性が話題になっていることを掘り下げようと思います。
何があったのか
シンプルに言うと、Z8 ファームウェア Ver.3.00 へアップデートすると一部のサードパーティー製レンズの機能に制限がかかるという話です。
私はタムロンのレンズでオートフォーカスが機能しないなどを体感しております。
ただ、これは直接的ではないものの、前々からニコン側もアラートを出していたことで私としては来るべくして来た展開かなという認識です。

https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/563.html
久しぶりに感じる、サードパーティー製レンズの課題
私は、自分でもZ8 ファームウェア Ver.3.00で新たにタムロンより登場してくるレンズ 16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A064)がオートフォーカス機能等に制限があることを体感しております。
ただ、過去のサードパーティー製レンズを取り上げた動画の中でもお伝えしている通り「そういったもの」です。
以前よりサードパーティー製レンズを利用されている方からすると「懐かしい」と思う話です。

ミラーレス時代はサードパーティー製レンズへのライセンス契約のもと、開発製造されたのが最近でもあることから驚かれている方もいるように見受けられます。
ただ、これはライセンス契約のもと開発製造しているとはいえ、ニコン側ではなくタムロン側に「頑張って」と応援する場面です。
優先度としては既に登場しているタムロンレンズが、Z8 ファームウェア Ver.3.00 でも快適に使えることです。
その後、2025年8月22日に発売を予定しているニコン Z マウント用の16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A064)への対応だと思います。
マニュアルフォーカスレンズは比較的安心
対して、コシナから登場しているVoigtlanderシリーズやOtusシリーズはマニュアルフォーカス(MF)レンズなので気が楽です。
もしカメラと完全に互換性がなくても、ピーキング表示や拡大表示の解除ができない程度だと思うので、撮影そのものに大きな支障が出ることは少ないと思います。
オートフォーカスレンズは要注意
一方で、今回のようにオートフォーカス(AF)対応のサードパーティー製レンズは注意が必要です。
今回のようにAF機能が制限されたりすると、撮影時に戸惑うことも多くなります。
ただ、その点はタムロンもライセンス契約の開発製造しているため、他のグレーゾーンのサードパーティー製レンズに比べるとレンズ側のファームウェアのアップデートも安心できます。

Z8では純正レンズを使うと割り切ればOK
私の勝手な予想ですが、今回のZ8 ファームウェア Ver.3.00ではフォーカスリミッターなどを含め新たな機能が追加されています。
ワイドエリアAF(カスタム)の領域拡大やハイスピードフレームキャプチャー+のC15など、今まであった機能の拡張などであれば大きな問題ではないと思いますが、新機能を搭載した際には予測していなかった処理などがカメラ内部で走る場合もあります。
もっというと、カメラの電源を入れた際にレンズ側の認証等があるのであれば「純正レンズ以外はオートフォーカスは使わせない」という処理が入る可能性もあります。
この課題は今に始まったことではなく、前々からずっとあったことで、それがミラーレス時代に久しぶりに出くわした感覚です。
私たちに出来ることは、Z8 ファームウェア Ver.3.00 をニコン純正レンズのみで利用すると割り切ることです。
もしくは最新ファームウェアに更新をしないという手もあります。
タムロンを含めサードパーティー製レンズをZ8で使っている方は、ひとまずファームウェアの更新は待った方が無難という答えになります。
とはいえ、ライセンス契約のもと開発製造しているタムロンなので、待っていれば互換性の一覧表も更新されると思います。
その際はレンズ側のファームウェアの更新等で対応できると思うので、気長に待ちましょう。
あとがき
こういった事態を含め、私が取り上げるのはニコン純正レンズやライセンス契約のもと開発製造されたレンズに絞っています。
ライセンス契約さえとっていないであろうメーカーのレンズを大切な視聴者様に「買って損した」とならないためにも取り上げる製品は厳選しております。

だって、ライセンス契約のもと開発製造していても、こういったことは起こるのですから。
とはいえ、ライセンス契約のもと開発製造されているのであれば解決に向けても他のメーカーよりは話が早いでしょう。
皆さんの印象をコメントで教えてください。