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【カメラ】苦手なレンズを知り、克服し撮影の幅を広げよう

はじめに

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

苦手なレンズやあまり使ったことのないレンズはありますか?

今回は苦手なレンズやあまり使った事のない、馴染みのない、利用シーンが想像しにくいレンズを把握すること、そして知ることは面白いよという話です。

皆さんも「私はこういうレンズが苦手だな」と想像しながら読んでもらえると幸いです。

レンズには色々な特徴がある

「苦手なレンズは何ですか?」と聞かれると話が大きいので、すぐに出てくる人もいれば「ん?」と迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

なので、私が想像する苦手なレンズとして候補になりそうな特徴を並べました。

  • 焦点距離別
    • 超広角(12mmや20mmなど)
    • 広角・準広角(28mmや35mmなど)
    • 中望遠(85mmや135mmなど)
    • 超望遠(400mm以上など)
  • 特徴別
    • 明るい
    • 暗い
    • AFが遅い
    • MF専用
    • 軽い
    • 重い
    • 小さい
    • 大きい
    • 沈胴式
    • 魚眼
    • 高精細な描写
    • 収差、滲みが出る
    • ティルトシフトレンズ
    • デザインがシンプルなレンズ
    • デザインがこだわっているレンズ
    • 前群・全体繰り出し方式

他にもいろいろあると思うのですが、苦手なレンズ心当たりはありますか?

意外と多く聞くのが28mm前後のレンズがストリートフォトの方には人気でも画角に情報が入りすぎて難しいなどという声ですね。

対して中望遠などは被写体との距離を確保する必要があり、得意ではないや軽いレンズはテンションがあがらにや重たいレンズは持ち出すのがしんどいなどもあります。

あとは前群や全体繰り出し方式は距離感としてワーキングディスタンスが気になるなどもあります。

得意や強みとのミスマッチ

実は苦手なレンズの多くは何かを求めた結果、レンズに現れた特徴になります。

超広角は広い世界が撮れる一方で数多くの情報が画角内に入ること、超望遠は遠くのものを大きく写し撮れる分、大きくて重くなっています。

だからこそ超望遠で高精細かつコンパクトで軽量なものがPFレンズ採用で人気です。

特にNIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S や NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S は大きいレンズに見えますが、今までの超望遠の単焦点レンズを知ってる方からするとコンパクトになった感があります。

つまり得意なレンズ、苦手なレンズは撮影対象や利用シーンのマッチ度合いかなって思っています。

積極的に使わないレンズがあった

実は私も苦手というか「積極的に使わないレンズ」がありました。

  • 準広角(28mmや35mmなど)
  • 開放F値の値が大きく暗い
  • MF専用
  • 沈胴式

あとは重たいレンズです。

重たいレンズは今でも気合を入れて本当に必要な時に撮影対象とマッチさせて納得感を持って利用するようにしています。

対して準広角や暗いレンズ、MF専用や沈胴式のレンズは積極的には使っていませんでした。

ただ、面白いもので使っていると慣れてくることや逆に使い勝手がよく馴染んでくることもあるよと本記事では伝えたいです。

準広角レンズは情報量が超広角ほどではないものの多く、使い勝手は良いですが特別使いたいという感情が湧きにくかったり、開放F値の大きいレンズはISO感度が気になってしまいます。

そしてMFレンズはAF時代にあえて使う気にもならないし沈胴式は撮影時に手間だなと思っていました。

意外と使ってると慣れてしまう話

ただ、今となっては特に苦手なレンズや使うことを避けるレンズはなくなりました。

特別、強がってるわけでもなく理由があります。

それは撮影に求める結果とのギャップの受け皿として写真家活動の割合が増えていることです。

つまり、私の場合は準広角で主題がハッキリしにくいことや暗いレンズでISO感度の値が大きくあなることに加えMF専用レンズでの撮影や沈胴式によるワンテンポ遅れることが記録撮影や商業撮影では使いどころがなかっただけの話でした。

それが写真家の活動としてマイペースに撮るときは準広角で日常を切り取ると少し優しい気持ちになるし、暗いレンズでもISO感度を大きい値にしてザラついても良しです。

もっというとISO感度の値が大きくて暗いレンズは高倍率ズームなどトレードオフによる強みがあることも多く、便利です。

MFレンズは独特の魅力がありますし、1枚1枚を大切に撮ることが良いなと思います。

加えてF8やF11などに絞ってパンフォーカスで1.5mより無限遠は概ねピントがあう状態で撮れば何も気になりません。

逆に被写体との距離を「1mぐらいかな」などで調整するぐらいです。

もちろんボケ味などはなくピタっと全体が写っている写真になりますが、だからこそボケ表現を活かした写真が対比として目立つのも面白いなと思います。

沈胴式レンズもコンパクトにするためならば理解できますし、急いでとる必要がなければ繰り出して使うことも慣れてしまうものです。

結局、苦手やあまり使わないのではなく使う場面には他に適したレンズがあっただけの話です。

これは写真集を作る過程で気づいたこと

色々な写真があっていい、色々な写真があるから勝負の写真が光り輝いて見えるのは写真集や写真展など今までの私の商業的な撮影方法とは違う形を求めたからです。

同じカメラやレンズでも何を何のために撮るかによって機材も使い勝手も変わってきます。

なので、身近にカメラの詳しい方がいて「そのカメラはダメだ」や「こっちのレンズがいい」みたいな話を聞くことも多いと思いますが、あくまで参考程度にするのが理想です。

自分には、というか自分の目的にはどういったカメラやレンズがマッチするのかを考えて選ぶのがオススメです。

あとがき

是非、皆さんの苦手とするレンズや利用する機会が少ないレンズを思い浮かべてみてください。

そして、良かったらYouTubeのコメントで教えてもらえると嬉しいです。

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この記事を書いた人
Jima
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こんにちは(^^)
写真家のJimaです。

フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中
総再生回数 920万回、1200本以上の動画を投稿(24年8月時点)

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