こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回は私が地味ではあるものの、活用しているカスタムボタンの機能で[撮影機能の呼び出し(ホールド)]について解説します。
はじめに
皆さんは各カメラのカスタムボタン設定はこだわっていますか?
私はカスタムボタンの設定はコダワル派で状況に応じて微調整を繰り返してゴールのない最適化を常に追い求めています。
一発で特定の設定を呼び出せたら便利だと思いませんか?
カメラの機種によって搭載されているもの、搭載されていないものがあるのですが、今回はカスタムボタンの機能(撮影)> 撮影機能の呼び出し(ホールド)の話です。
知ってる方は「そうそう、便利よね」となり、知らない方は「そういう使い方があったか!?」と感動すると思います。
私は[撮影機能の呼び出し(ホールド)]が3つぐらい登録できても良いなと思うぐらい愛用しています。
何ができるのか?
まず、カスタムボタンの機能(撮影)では静止画モードでカメラのボタンやコマンドダイヤル、レンズのリングを操作したときの機能を設定することが可能です。
その中に撮影機能の呼び出し(ホールド)という設定項目があります。
これはボタンを1回押すと撮影モードや測光モードなどの設定があらかじめ登録した内容に一発で変更してくれる機能です。
そして、もう一度ボタンを押すとボタンを押す前の設定に戻ってくれるのです。
動画で見た方が伝わりやすいので、素材を作りました。
ちなみに撮影機能の呼び出し(ホールド)を選び、横を押すと割り当てたボタンを押したときの設定の登録を行えます。
※設定できる内容および値は撮影機能の呼び出し(ホールドではない)と共通です。
※[AF-ON]の設定は撮影機能の呼び出し(ホールド)は登録ができません。
一時的に設定を呼び出している場合は画面内にカメラに矢印が入ったアイコンが表示されます。
以下の参考画像を見てみましょう
- 被写体検出が飛行機に変わる
- オートエリアからカスタムワイドエリアに変わる
- 高速連続撮影が20コマに変わる
- 撮影機能の呼び出し中のマークが入る
- シャッタースピードが変わる
また設定が呼び出されている間にコマンドダイヤルを回すことで絞り値やシャッタースピードも変更可能です。
これだけの機能ではあるのですが、これが便利なのです。
私はスナップ撮影中に飛行機や鉄道などが横切る際には被写体認識をあらかじめ登録しておくことがあります。
また、シャッタースピードを極端に小さい値に指定しておくこともあります。
イメージとしては撮影メニューの管理「A」「B」「C」「D」に近い感覚です。
ただ、撮影機能の呼び出し(ホールド)はもっとシンプルな感覚です。
私はNikonのカメラでユーザーセッティングを静止画、動画でそれぞれ記憶させておき頻繁に利用します。
ただ、Z8などはユーザーセッティングの物理ボタンがないため撮影メニューの管理などを活用する必要があります。
慣れ次第ですが、私は時折撮影メニュー管理では「どうだっけ?」となることも多いので撮影機能の呼び出し(ホールド)がシンプルで自分にあってるなと思うことがあります。
出来ることは限られていますが、逆に自信を持って登録している設定値を呼び出せることは撮影の安心感につながります。
ちなみにカスタムボタンの割当が可能な各機能の一覧は凄い量なので気になる方は公式サイトをご確認ください。
あとがき
皆さんは撮影機能の呼び出し(ホールド)を知っていましたか?
または頻繁に利用する機能でしょうか?
どういった使い方をしているか、使ってみようと思うなどをYouTubeのコメント欄で教えていただけると嬉しいです。