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快適に撮影を続けるため、定期的に買い替えたい消耗品や見直したいカメラアクセサリーの話。

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回は快適にカメラで撮影を続ける上で役立つカメラアクセサリーのメンテナンスの話です。

カメラで快適に撮影を続けるには様々なアクセサリーが必要

写真を撮るうえでカメラやレンズが大切なのは当たり前です。

それに加え、実はフィルターやメモリーカードにカメラバッグなど様々なカメラアクセサリーを揃える必要があります。

そんなカメラアクセサリーの中でも消耗品として定期的な入れ替えを意識したいものと、消耗品ではないけれど定期的に見直したい撮影アイテムを考えてみましょう。

カメラアクセサリーという主語では漠然としているので、もう少し絞り込みます。

この記事ではカメラアクセサリーとしてレンズフィルター、純正バッテリー、メモリーカード、カメラバッグ、三脚を取り上げます。

定期的に入れ替えたい消耗品とは

まず、定期的に入れ替えたいカメラアクセサリーには長い目で見て消耗品となるものがあります。

消耗品というと使い捨てたり、利用する中で容量が減ったりする印象がありますが、ここでは定期的な交換を意識したいものという意味で捉えてください。

消耗品となるカメラアクセサリーを定期的に入れ替えたり、メンテナンスすることで快適に撮影が出来る状態を維持することが出来ます。

カメラの純正バッテリー

まず、カメラを安定稼働させるうえで重要な純正バッテリーです。

最近のカメラに利用される純正バッテリーは質が向上・安定しているため強く意識する必要はなくなりつつありますが、やはり使用頻度に応じて徐々に劣化するものです。

VANGUARD|バッテリーケース ALTA BCS
VANGUARD|バッテリーケース ALTA BCS

数年程度であれば問題ないですが、3年や5年など使い続けていると最大容量や充電時間が極端に短くなったり、長くなったりと違和感が出てくることもあります。

私の経験上、1,000回から1,500回ほど充電するとバッテリーに違和感を覚えることがあります。

頻繁に使うメインのカメラバッテリーは約3年ほどで入れ替えることがあります。

私はショート動画を含め、YouTube投稿を毎日投稿を可能な限り意識しています。

複数本の収録を撮り溜めることもあるため、年間で300回ぐらいカメラの電源をオンオフしていると思います。

加えて俯瞰撮影や素材撮り等でも利用するため、概算ですが約400回×3年で1,200回ほど放電と充電を繰り返しています。

特別、熱を持つとかではないのですが使い倒した純正バッテリーは新品状態の純正バッテリーに比べて残量が減るスピードが早かったり・充電ランプは光るのに充電できていないことがあります。

一般的に、リチウムイオンバッテリーは充放電を繰り返すうちに劣化が進み、最大容量が低下するものです。

そのため、利用頻度次第ですが数年を目安に買い替えを検討することがオススメです。

また、純正バッテリーは数年単位で後継機種が登場することがあります。

新しい純正バッテリーは最大容量が増えていたり、より効率的な電力管理がされていたりと見えないところで進化している可能性があります。

予備バッテリーの追加購入を検討する際には、最新の純正バッテリーを検討することをお勧めします。

参考記事

レンズフィルター

次の消耗品として定期的に入れ替えてほしいカメラアクセサリーはレンズフィルターです。

レンズフィルターとしてはレンズの前玉を衝撃や傷から保護するプロテクトフィルターが身近だと思います。

他には撮影表現に使えるNDフィルターやCPLフィルター(偏光フィルター)、ブラックミストにストリークなど効果フィルターもあります。

H&Y Filters|REVORING Vari ND3-ND1000
H&Y Filters|REVORING Vari ND3-ND1000

特にCPLフィルターなどは経年劣化が出やすく、プロテクトフィルターはレンズの表面を傷や汚れから守ってくれる一方で使用していると表面に細かな傷がついたり、コーティング(反射防止や撥水・撥油コート)が一部、剥がれたりすることもあります。

劣化したレンズフィルターを使い続けると、レンズそのものは大丈夫でも撮れる写真に悪影響を与える可能性もあります。

屋内であれば著しく劣化することは少ないですが、屋外で撮影する方は定期的にレンズフィルターの状態を確認して、気になるようであれば交換するのがオススメです。

また、最近は可変NDフィルターなどの可変式の効果フィルターはX状のムラ対策が向上していたりと経年劣化に伴う買い替えだったとしても、結果的に良いアイテム(フィルター)に出会えることも意外と多いです。

参考記事

メモリーカード

次はカメラで撮影した大切なデジタルデータを記録するメモリーカードの話です。

数年前のメモリーカードは書き込み・読み込みの回数上限を気にする必要がありましたが、最近の高性能なメモリーカードは通常の使用範囲であれば利用回数を気にする必要がないほど耐久性が向上しています。

とはいえ、電気的に書き込むメモリーカードは今でも消耗品としての側面を持っています。

それに加えメモリーカードの進化スピードは速く、後継規格の登場により高速かつ安定・大容量のメモリーカードが数年後には安くなることも多いです。

メモリカード|SanDisk・Nextorage・ProGradeDigital
メモリカード|SanDisk・Nextorage・ProGradeDigital

定期的に最新のメモリーカード情報をチェックし、必要に応じて今使っているメモリーカードを予備用に追加購入したり、後継として登場した最新のメモリーカードに更新するのもオススメです。

また、メモリーカードはカメラから取り出してカードリーダーなどで読み込むことも多いため物理的な破損や予期せぬデータトラブルのリスクも考慮すると、数年単位での定期的な交換は大切な撮影データを守る上でも有効な手段となります。

参考記事

予備として使い道がある

ちなみに定期的に交換したカメラアクセサリーは、必ずしもすぐに処分する必要はありません。

私も意外と予備用として有効活用することが多く、消耗品の入れ替えでもあり各カメラアクセサリーの役割をバトンタッチする意味合いも含んでいます。

通常利用が出来ない純正バッテリーは利用しない方が良いですが、最大容量が少し少なくなった程度の純正バッテリーであればサブカメラで使用したり、いざという時の予備用バッテリーとしてカメラバッグに忍ばせておくこともオススメです。

同じく今まで使っていたメモリーカードも書き込みや読み込みに問題がないようであれば、保存容量や書込み維持速度が少し遅くてもトラブル時の交換用としてカメラバッグ内に入れておくと安心できます。

このように、交換したアクセサリーをすぐに手放さずに保管しておくことで、予期せぬトラブルに対応できる可能性が高まります。

消耗品ではないものの定期的に入れ替えたい撮影アイテムもある

少し視点が異なりますが、カメラアクセサリーの中には純正バッテリーやレンズフィルター、メモリーカードの他にも私たちの撮影スタイルや体力に合わせて、定期的に見直したいアイテムがあります。

カメラバッグ

意外と悩みがちなのがカメラやレンズ、その他の機材を安全に持ち運ぶためのカメラバッグです。

質にもよりますが長年使用しているとクッション性が低下したり、ファスナー部分や外側が痛んだり、機材が増えて収納力が足りなくなったりと使い勝手が悪く感じたりすることもあります。

これはカメラバッグを使い込んだ結果、傷んでしまって使いにくくなっている場合と私たちの機材量や使い方が少しずつ変わったことで「使いにくいな」という印象になっているか見極める必要があります。

意外と気遣いないもので私たちの体力や撮影スタイルは、年齢や撮影対象・熱量等で少しずつする者です。

以前はたくさんの機材を持ち運びたいと思っていたけれど、最近は軽量かつコンパクトで効率的な機材のみで持ち出す方も多いです。

カメラバッグは収納力が足りなくなるだけではなく、収納力が多すぎて持て余すこともあります。

快適に撮影を続けるためには、数年単位ですが良いカメラバッグと出会えたら入れ替えようという視点で定期的に量販店の売り場等を見てみることです。

私はカメラバッグは色々と使ってきた中で機能面よりも収納力で悩むことが多いので、同じシリーズではないですが感覚的に少ない機材量ならSサイズ、交換レンズなどがあるならMサイズ、大きな機材等がある場合はLサイズといった異なるサイズのカメラバッグを揃えています。

また、重たい機材の時はトロリータイプ(コロコロ・キャリータイプ)を選びます。

そのトロリータイプにも小型、大型を揃ているのでカメラバッグに対する悩みは最近なくなりました。

こういった経験からも室内のスペースを圧迫しますが(笑)カメラバッグはサイズ別や使い勝手で定期的に入れ替えたり追加で購入することをオススメします。

参考記事

三脚

カメラで撮影する際に気を付けるブレや重たい機材を安定して撮影したり、体力面でサポートしてくれる三脚も簡単に壊れるものではないため、一度購入すると長く使えるアイテムです。

ただ、カメラバッグ同様に私たちの撮影スタイルが知らぬ間に変わってしまっているのであれば都度、最適なものを選ぶことが重要です。

例えば風景撮影がメインだった頃は頑丈で安定性の高い大型三脚を使っていたけれど、最近はより機動性を重視するようになった方は軽量なカーボン三脚やミニ三脚などを選ぶと移動も楽になります。

三脚の買い替え優先度は高くなく、今すぐ入れ替える必要はないことが多いのですが長期的な視点で、自分の撮影スタイルに最適な三脚を揃えていくことは快適な撮影環境を整える上で大切です。

私はカメラバッグ同様に大型三脚、軽量三脚、卓上三脚など用途やカメラ・レンズのサイズに合わせて複数の三脚を使い分けるようにしています。

特に卓上三脚は納得できる製品と出会うことが出来なかったのですが、少し高価な卓上三脚(Leofoto MT-03)を使ってみると解決しました。

安価なものとコストパフォーマンスが高いものは別物だと再認識した瞬間でした。

▼レビュー動画はコチラ
レオフォト MT-03+MBH-19 ミニ三脚
leofoto
折り畳み式で小型堅牢なミニ三脚MTシリーズの直付け式自由雲台モデル
参考動画

時折、断捨離は必要

ここまで消耗品として定期的に入れ替えたいものや撮影スタイルの変化に応じて買い足したいカメラアクセサリーなどを紹介してきました。

ただ、私達のカメラ関係のアイテムを置けるスペースは限られています(笑)

カメラに必要な消耗品やアクセサリー類を定期的に入れ替えていると、いつの間にか使わなくなった機材でメタルラックなどが溢れていることがあります。

そんな時は、思い切って使わなくなった機材を断捨離をすることも大切です。

カメラ、レンズであればマップカメラのワンストップ買取などが便利ですがカメラアクセサリーは買い取り対象外なことも多いです。

そういった場合はフリーマーケットアプリ(フリマアプリ)なども手軽に利用できるので、出品や発送・何かあったときのトラブル対応などが手間ですが少しでも次の機材を買うための予算にするために売却することも可能です。

不思議なもので機材を整理・手放すと次に買いたいアイテムに目が向くようになります。

そして「次はこれが欲しいな」など改めて考える良いきっかけになります。
その結果、本当に必要な新しい撮影アイテムを買い足す理由にも繋がるのが面白いところです。

定期的なメンテナンスと買い替え、そして時には断捨離を意識することで、より快適なさつえいを楽しめるようになります。

これは私自身も経験していることなので、ひとつの趣味ではないですがカメラアクセサリー選びも楽しんでみてはいかがでしょうか。

皆さんの意見をYouTubeのコメント欄で是非、教えてください。

この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
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