こんにちは。
Jimaです。
今回は、タムロンより新しく登場するズームレンズ 35-100mm F/2.8 Di III VXD (Model A078)を紹介します。

参考【公式】製品ページURL

動画で解説しました
先に結論
このレンズは、広角端35mmから望遠端100mmをレンズ1本でカバーし、開放F2.8一定で設定値を保って撮影が可能な標準ズームです。
ポートレートズームレンズとして大人気のタムロン 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)の携帯性、質量が負担だった方にとって、新たな選択肢となります。
焦点距離35mmから100mmとF2.8固定を両立しながら、価格帯とサイズ感を必要十分にまとめた点が魅力のレンズです。
ポイントは、皆さんの撮影シーンにおいて望遠端が100mmで足りるかどうかを考えることです。

極端な表現ですが、35-100mmを28-75mm F/2.8 Di III VXD G2に近しいサイズ感で実現した感があります。
どういったレンズか
35-100mm F/2.8 Di III VXD (Model A078)は、ポートレート撮影で特に需要の高い焦点距離に絞り込むことで、F2.8のまま軽量コンパクトを実現しています。
焦点距離35mmから100mmをレンズ1本でカバーできるので、移動中にレンズ交換せず撮影を続けやすいです。
開放F2.8一定なので、ズームしても明るさの条件が変わりにくく、撮影時の設定を保ちやすいです。
絞り羽根は9枚の円形絞りで、開放から2段絞り込んだ状態まで円形に近い形状を保ってくれます。
フィルター径は67mmなので、手持ちのフィルター資産を活用できる点も嬉しいです。



広角端(収納時)と望遠端(繰り出し時)は約1.5cmほど伸びる印象です。
作例
タムロンらしいズーム全域での高い描写性能と柔らかなボケを両立し、旅行や日常のスナップでも使いやすい一本です。










AF検証
VXDのリニアモーターフォーカス機構により、高速かつ高精度AFを特徴にしています。
最短撮影距離は広角端0.22m (WIDE)、望遠端0.65m (TELE)なので、広角端ではグッと被写体に近づける印象がありました。
価格と発売日
発売日は2026年3月26日。
ソニーEマウント用とニコンZマウント用が同日に発売予定です。
希望小売価格は、ソニーEマウント用が173,800円、ニコンZマウント用が178,200円です。
実売価格としては、1割から2割値引きとなった金額が量販店価格として出てくることが予想できます。
これはあくまで私の予想です。
サイズと仕様
簡易防滴構造と防汚コートが挙げられていて、安心して利用できます。

レンズデザイン





他レンズでも見かけるパターン。
デザインは日本、製造はベトナムです。
利用した印象
このレンズは、広角端35mmから望遠端100mmまでをレンズ1本でカバーできる点がとても便利だと感じました。
開放F値2.8一定のズームレンズなので、焦点距離に左右されずF値、ISO感度を固定した状態で撮影に集中できる点が魅力だと感じました。
ズームリングとコントロールリングは比較的動かしやすく、トルクも強すぎず、滑らかでスムーズな印象です。
色々なメーカーのレンズに触れる中で、ミラーレス時代は全体的にモノづくりの技術向上を実感します。
レンズ側に、鏡筒の繰り出しを固定するロック機構はなく比較的、シンプルなデザインです。
意図しないズームによる鏡筒の繰り出しは抑えられている印象ですが、使用中は鏡筒部分が繰り出していないかを時々、確認しておくと安心です。

ちなみに実際に利用した際、焦点距離100mmでは鏡筒が約1.5cmほど繰り出します。
ファンクションボタンがレンズ側にあり、カメラ側で機能を割り当てられる点も便利でした。
デザインは最近のタムロンのレンズと統一感があり、引き締まった印象で格好いいと感じました。
おすすめできる人
焦点距離35mmから100mmの範囲をよく使い、開放F値2.8という明るさを活かしてテンポよく撮りたい方。
ポートレートでレンズ交換なく広角、標準、中望遠領域をフレキシブルに対応したい方。
参考|画角比較(出典:株式会社タムロン)

ストリートフォトや旅行など、日常的に荷物を抑えつつ撮影を楽しみたい方。
近接撮影を使って、テーブルフォトも一本で済ませたい方にも相性が良いです。

慎重に選ぶべき人
意識して欲しいのは、携帯性を実現した一方で望遠端が100mmであること。
DXクロップで約150mmとして利用することも可能ですが、高画素機でないと画素数が不安にもなります。
つまり、ポートレートズームレンズとして大人気の35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)が既に登場している以上、望遠側が物足りない方は慎重に考えた方が良いなと思います。
一本で広角から望遠まで幅広くカバーしたい方は、ご自分が必要な焦点距離(特に望遠端)の範囲を先に決めてから選びましょう。
また、レンズ側に手ブレ補正はないタイプなので、気にされる方はボディ内手ブレ補正に頼ることが出来る機材構成なのか確認しておくのが大事です。
使うカメラで印象が違った
私がニコン Zマウントユーザーなので、ZRとZ8を中心に使用しました。

Z8では何も気にならず、いつも通り使えましたが、3D-トラッキングで被写体を動かして追う場面では、ZRではAFポイントが別の位置へ急に移るように感じることがありました。

そのため、ZRでは梅など密集している場面では
時折シングルポイントAFを選ぶ場面がありました。
動体では、動きが穏やか被写体であれば快適に使えるので、総じて使い勝手の良いレンズだと感じました
総合的に、魅力的なレンズだと感じました。
何より、選択肢として焦点距離が100mmのF2.8で物足りない場合は、35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)を選ぶ考え方が出来るのも嬉しいポイントです。
焦点距離が35mmから150mmは写りが良い一方で、重さや携帯性、扱いやすさの負担で手放したという声も周囲で聞きます。
焦点距離35mmから150mmを無理なく使える方は使い続ければよく、負担に感じる方には35mmから100mmという選択肢が重要だと感じます。
つまり、標準ズームを数多くそろえるより、35-100mm F/2.8 Di III VXD (Model A078)と35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)、どちらか1本と大口径単焦点の組み合わせがオススメだと思います。
まとめ
35-100mm F/2.8 Di III VXD (Model A078)は、35mmから100mmと開放F2.8一定を、現実的なサイズ感にまとめた標準ズームです。

ズームしても明るさの条件が変わりにくく、設定を保ちやすい点が、撮影テンポの安定につながります。
Z8では快適で、ZRでは動体を追う場面でAFモードの選び方が結果に影響するという実感がありました。
購入前は望遠端100mmまでで足りるかを軸に考え、必要に応じてA058も含めて比較すると判断がしやすくなります。
参考記事
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