PR

本当に買って良かったカメラ【ニコン Z8】

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回は、発売から約2年が経過したニコン Z8について、私が「本当に買って良かった」と思う理由を語りたいと思います。

数多くのカメラを所有してきた私ですが、俯瞰して見直した際に、購入金額(発売当時は約60万円)として勇気のいる買い物だったものの、様々な意味で十分に元を取ったと思えるのは、間違いなくZ8が一番です。

当チャンネルの視聴者様にはZ8ユーザーが多いことや、私が色々なカメラ・レンズを紹介する中でも、いつも暑苦しいほどに熱が入るのはZ8なので、今日はストレートに思いを語りたいと思います。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ミラーレス一眼 Z8ボディ フルサイズ ブラック
Nikon
【様々な撮影に柔軟に対応する高い機動力】Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したZ 8。Z 9から体積比で約30%小型化したボディーはカメラバッグに納めてもかさばりにくく、また、様々な撮影スタイルに柔軟に対応するため、どこにでも気軽に持ち出して、存分にクリエイティビティーを発揮できます。軽量化と堅牢性を両立しており、過酷な登山や長時間の野鳥撮影、一日がかりのイベント撮影も快適。超広角から超望遠まで、いずれのNIKKOR Z レンズを装着しても、ホールディング性の良いグリップと堅牢でバランスの取れたボディーはしっくりと手に馴染み、静止画、動画を問わず、様々なシーンで安定した撮影を可能にします。

はじめに

今は安くなることを先行組として歓迎する話

私がZ8を購入した当時は、60万円弱という強気の価格設定が指摘されていました。

ちょうど円安が始まるかなぐらいの段階で価格改定前のZ9(フラッグシップ)が約70万円で実売63万円で購入できる時代でした。

enyasu
出典:SBI証券(為替|円安の動き)

※今はドル円が110円から、160円時代に入ったこともあってか、価格改定で約80万円にねあがりしています。

「フラッグシップとの差額が約3万円ならZ9を買うべきでしょ」という意見もインフルエンサーを中心にSNS等で目立っていたことを記憶しています。

また、Z8のプロモーションがニコンが異常に動画性能を強調していたこともあってコメント欄が大荒れだったことも面白かったですね。

コメント欄で「動画の話はいらん」や「誰?お洒落気取るな」、「静止画の情報だけが知りたいのに内容が薄すぎる」など見込み客とニコンのプロモーションのギャップが大きかった印象です。

そんなZ8ですが、私は携帯性を重視して迷わず購入しました。

当時は「えっ?Z8買ったの?」と驚かれることも多かったです。

しかし、現在はキャッシュバックキャンペーンなども含めると、47万円前後で購入できる機会が増えています。

Z8
Z8

Z8そのものはニコンダイレクト価格で約60万円ですが、10%オフクーポンにより54万円に対してキャッシュバッグが5万円、加えてCFexpress Type B(2万円相当のもの)がプレゼントキャンペーンとなっています。

約47万円という価格帯になってから思い切ってZ8へ乗り換えた方も多いなと実感しています。

私自身、60万円時代に購入している発売日直後組ではありますが、今の47万円前後に「安くなっちゃったか」という残念な気持ちや損した気持ちはありません。

逆に約47万円前後になるまでの約2年弱の間に差額の13万円以上の価値を得た実感があるからだと思います。

何より、それ以上に同じZ8のユーザーが増えていることをとても嬉しく思います。

Z8がメイン機となることで、ニコンのミラーレスの本気領域(個人的にはZ9とZ8は別格)を多くのユーザーが知ることが出来るのは大事だと思います。

Z8に決めた理由

私がZ8の購入を決めたのは、いくつかの決定的な理由がありました。
そして、それらの理由は約2年間ゴリゴリに使い続ける中で、確信に変わっています。

発売時に即決購入を決めた理由

  • Z9のDNAを継承しつつ約910gという質量と小型化による携帯性
    フラッグシップ機 Z9のDNAを継承しつつ、必要十分すぎる性能を、より現実的なサイズと重さで実現したことが最大の魅力でした。
    実際はメモリーカードがSDとの組み合わせによるものやバッテリー持続時間、GPSなどを含め細かい点ではZ9が圧倒的ではありますが「必要十分」という見方であればZ8は素晴らしいです。
  • 高画素かつ高速連続撮影に強い
    今となっては珍しくないかもですが、高画素機で高速連続撮影(拡張)に優れているカメラは当時としてはインパクトが大きかったです。
    また、動画性能も当時では「そこまで必要?」と思うぐらいの性能でしたが、今となっては「その性能があるからこそ使う」という場面も多いなと思います。
  • メカシャッターレスとセンサーシールド
    これも購入の決め手として大きかったです。
    メカシャッターレスであることから消耗部分を気にせず、ガシガシ安心して撮影に集中できる構造は素晴らしいです。
    また、Z9とZ8だけに採用されているセンサーシールドがあることも大きかったです。
  • 納得の端子部分と縦横4軸チルト
    当時はHDMI Type A端子を採用したカメラは多くはありませんでした。
    画面内録画やイベント収録などを考えると変換アダプタや個別にHDMIケーブルを必要としないことは重要です。
    また、撮影時に役立つ縦横4軸チルト液晶の搭載も、私の中ではインパクトが大きく魅力でした。
▼レビュー動画はコチラ
Nikon ミラーレス一眼 Z8ボディ フルサイズ ブラック
Nikon
【様々な撮影に柔軟に対応する高い機動力】Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したZ 8。Z 9から体積比で約30%小型化したボディーはカメラバッグに納めてもかさばりにくく、また、様々な撮影スタイルに柔軟に対応するため、どこにでも気軽に持ち出して、存分にクリエイティビティーを発揮できます。軽量化と堅牢性を両立しており、過酷な登山や長時間の野鳥撮影、一日がかりのイベント撮影も快適。超広角から超望遠まで、いずれのNIKKOR Z レンズを装着しても、ホールディング性の良いグリップと堅牢でバランスの取れたボディーはしっくりと手に馴染み、静止画、動画を問わず、様々なシーンで安定した撮影を可能にします。

ちなみに今となっては珍しくありませんが、当時は画像処理エンジンEXPEED7採用の機種はZ9とZ8のみでした。

今はZfやZ6III、Z50IIにZ5IIと多くの機種に展開されています。

Z8というカメラは総合して趣味にも仕事にも役立つと感じました。

使い続けてわかったZ8の本当の価値

Z8は、私の趣味の撮影だけでなく、お仕事の現場でも十分に使える性能を発揮してくれました。

価格ドットコムの記事執筆やイベントレポート、各種レンズの作例や比較検証用の機材として大活躍しました。

写真集という私が気軽かつ自由に撮影した中にZ8で撮影した作品を多く掲載していることも本当に私が使い込んでいる証拠でもあります。

現実的に私が満足できる性能と持ち出せる携帯性を兼ね揃えていることはZ8の魅力だなと思います。

また、ファームウェアの更新によって追加されたリッチトーンポートレートなどのピクチャーコントロールや、先日のアップデートで搭載されたフォーカスリミッター機能にフレキシブルカラーなど、購入後も進化し続ける点も大きな魅力です。

あとはZ8購入時は撮影する機会が多くはなかった飛行機もZ8で興味を持ちました。
それは被写体検出【飛行機】が【乗り物】から独立したからこそだと思います。

動画性能の大幅強化も時間を要しましたがRED監修の3D-LUTが用意されたことなども私のクリエイティブを拡大してくれたなと思います。

Z8は本当に「コスパが高い」のか?

私を含めZ8は「コスパが高い」と表現されることが多いカメラです。

私も同じ意見ではありますが、私が出した金銭的なコスト(60万円)に対するパフォーマンスは圧倒的で、価格以上の価値を提供してくれたカメラでした。

これは2年間、使い倒しているからこそ答えが出てくるものです。

良いカメラだと思っても購入後に防湿庫で眠っていたり、意外と使う機会が少ないカメラもあります。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ミラーレス一眼 Z8ボディ フルサイズ ブラック
Nikon
【様々な撮影に柔軟に対応する高い機動力】Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したZ 8。Z 9から体積比で約30%小型化したボディーはカメラバッグに納めてもかさばりにくく、また、様々な撮影スタイルに柔軟に対応するため、どこにでも気軽に持ち出して、存分にクリエイティビティーを発揮できます。軽量化と堅牢性を両立しており、過酷な登山や長時間の野鳥撮影、一日がかりのイベント撮影も快適。超広角から超望遠まで、いずれのNIKKOR Z レンズを装着しても、ホールディング性の良いグリップと堅牢でバランスの取れたボディーはしっくりと手に馴染み、静止画、動画を問わず、様々なシーンで安定した撮影を可能にします。

Z8は約60万円と確かに初期投資は大きかったものの、お仕事での活躍や趣味での撮影で得た満足感を考えれば、十分に元が取れたと感じています。

何より「Z8があるから」という前提で他のカメラに対して寛大になれたことは落ち着いた視点で機材レビューをするうえでも大切だなと思いました。

約60万円時代に購入した私でさえ、コストパフォーマンスは高いと感じているZ8です。

今、キャッシュバッグを含め約47万円で購入できる方、購入した方は私以上に上手な買い物だと思います。

Z8がメイン機でなくなる未来への想い

今回の記事でZ8の素晴らしさを語りながらも、私の中には、このカメラがメイン機でなくなる日が確実に近づいているという寂しさもあります。

その理由はZ9が2021年末に登場したことです。

Z9
Z9

Z8が、その約1年半後にが発売されたことを考えるとハードウェア側の更新が4年から5年と仮定すれば、Z9II(仮)が直近2年以内に登場する可能性が高いと考えているからです。

そうなると、Z9II(仮)の登場後から約1年から1年半後にはZ8II(仮)の登場も想像できます。

Z8と共に色々な場面で撮影を楽しめる時間も意外と終わりが見えているのかもしれません。

もちろん、Z8を手放す必要はありませんが、もしZ9II(仮)が画像処理エンジンEXPEED8(仮)になるなど、圧倒的な進化を遂げれば、携帯性重視はZ8、性能重視はZ9II(仮)と使い分けることになると思います。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ミラーレス一眼 Z8ボディ フルサイズ ブラック
Nikon
【様々な撮影に柔軟に対応する高い機動力】Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したZ 8。Z 9から体積比で約30%小型化したボディーはカメラバッグに納めてもかさばりにくく、また、様々な撮影スタイルに柔軟に対応するため、どこにでも気軽に持ち出して、存分にクリエイティビティーを発揮できます。軽量化と堅牢性を両立しており、過酷な登山や長時間の野鳥撮影、一日がかりのイベント撮影も快適。超広角から超望遠まで、いずれのNIKKOR Z レンズを装着しても、ホールディング性の良いグリップと堅牢でバランスの取れたボディーはしっくりと手に馴染み、静止画、動画を問わず、様々なシーンで安定した撮影を可能にします。

ニコンさん、ここ大事なポイントです(笑)
圧倒的な進化に期待しています(^^)

そして、もしZ8II(仮)がZ8よりも圧倒的であれば、その1年半後には買い替えを検討することになります。

早ければZ9II(仮)の登場でZ8がメイン機から入れ替わる可能性もあると考えると、少し寂しい気持ちと、これまでの感謝の気持ちがこみ上げてきます。

Z8
Z8

ここで「たかが機材でしょ」と思う人もいるかもしれませんが、私のように「機材にもありがとうを言う」派の人もいるはずです。

Z8は、確実に私の写真人生に大きなインパクトを与えてくれたカメラです。

ここまで衝撃的なカメラは、その時々の機材構成や経験、資金力によりますがD750以来かなって思います。

Z8は今でもオススメ【最高の選択肢である理由】

私の中ではZ8がメイン機から離れる未来を想像していますが、これは機材を頻繁に入れ替える人だけが考えることです。

私の場合はニコンに絞り込んでいますが高額なカメラを買い替えるのは勇気がいることです。

今回のキャッシュバックを含め、Z8を最近購入された方は、短くて3年、長ければ5年から10年は使い続けることが出来ることを強調しておきます。

つまり、私と同じ買い替えスケジュールである必要はないということです。

Z8はメカシャッターレスで消耗品がセンサーシールド程度となっていることが強みです。

Z8は丁寧に取り扱い、日常の撮影を楽しむ方であれば簡単には壊れません。

もしかしたら、EN-EL15系統のバッテリーが強化され、今のバッテリー問題も多少解決する可能性もあります。

仕事でも趣味でも、何でも応えてくれる汎用性の高さと現実的な携帯性を備えたZ8は、本当に長く使える最高のカメラです。

だからこそ、今でも私はキャッシュバッグ期間中を狙ったうえでオススメするカメラです。

Z8を選ぶことの価値

これからカメラを始める方や、買い替えを検討している方で、価格以上の価値を求めている方には、色々なカメラに寄り道せず、Z8で決めることを強くおすすめします。

やはりニコンのミラーレスは現状「Z8かZ9から」という考えは揺るぎません。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ミラーレス一眼 Z8ボディ フルサイズ ブラック
Nikon
【様々な撮影に柔軟に対応する高い機動力】Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したZ 8。Z 9から体積比で約30%小型化したボディーはカメラバッグに納めてもかさばりにくく、また、様々な撮影スタイルに柔軟に対応するため、どこにでも気軽に持ち出して、存分にクリエイティビティーを発揮できます。軽量化と堅牢性を両立しており、過酷な登山や長時間の野鳥撮影、一日がかりのイベント撮影も快適。超広角から超望遠まで、いずれのNIKKOR Z レンズを装着しても、ホールディング性の良いグリップと堅牢でバランスの取れたボディーはしっくりと手に馴染み、静止画、動画を問わず、様々なシーンで安定した撮影を可能にします。

しかし、重くてデカくて高いという現実的な側面もあるため、部分積層のZ6IIIが現実的な候補に入ります。

ZfやZ5IIは、Z8と比較すると「価格を考えれば素晴らしい」という前提条件が入る、と当チャンネルではいつもお話しています。

ニコンはシェアを拡大しつつも、為替の影響もあり、低単価商材で決算が黄色信号であることは先日動画でお伝えしました。

そろそろ高単価でも「買って良かった」とユーザーが心から実感できる、高性能な新製品の投入を、私のように心待ちにしているユーザーは確実にいます。

ただ、焦って中途半端な機材を出されるくらいなら、貯金をしておくので、ニコン基準で勝負できるカメラの登場を心から楽しみにしています。

あとがき

皆さんはZ8に対して、どんな印象を持っていますか?
是非、YouTubeのコメント欄で教えてください。

この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中

Jimaをフォローする
00_all
Jimaをフォローする
タイトルとURLをコピーしました