こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
質問をいただきました

こんにちは。
じまさんはたくさんのカメラをお持ちですが、担当が違うのでしょうか。

こんにちは。
じまです。
ご認識の通りでございます。
担当(役割)が異なり、目的別で使い分けているため「暇しているカメラは意外とない」状態です。
カメラを役割別で考えることが大事
長年カメラで撮影を続けていると、気がつけば用途ごとに最適なカメラが揃ってきます。
以前は「新しいモデルが欲しい」という気持ちが先行していました。
最近では「今使っているカメラと同じ役割をだな」や「新しいカメラが出たけど、あのカメラ(持ってるカメラ)と買い替えるべきかな?」という視点で考えるようになりました。
つまり、カメラを一括りで語るのではなく、目的別に最適な選択肢を整理していくことが重要だなと思います。
今回は私がこれまで試行錯誤を重ねて見つけた「目的別のカメラ最適解」をご紹介します。
同じように悩んでいる方にとって、参考になるヒントが見つかれば嬉しいです。

先に言うと、私はニコンユーザーなので考える軸はZシリーズとなります。
とにかく最高・最強のカメラが欲しい人へ
最高のカメラといえば、現状では ニコン Z9 や ニコン Z8 が選択候補です。
4571万画素という高画素機でありながら、積層型CMOSセンサー採用でメカシャッターレスなので、堅牢性を含め長期的に使えるカメラです。
また、高画素機はNIKKOR Z レンズの中でもS-Lineシリーズとの組み合わせは、解像感や描写力の高さに感動を覚えるレベルです。
さらに、高速連写や動画撮影にも優れており、オートフォーカスの精度と追従性も非常に高いです。
まさにオールラウンドに使えるZ9 フラッグシップ機と、そのDNAを継承する上位機Z8です。
「とにかく妥協したくない」という方には、この2台が最適解だと断言できます。
もし、ニコン以外なら各社のフラッグシップ機(α1II/EOS R1)などが候補になります。
気軽に楽しめる万能機が欲しい人へ
Z9やZ8がオーバースペックで、カメラを性能・価格から現実的な視点で選びたい方にはニコン Z6iii / Z5II / Zf が候補になります。
有効2450万画素というスペックは、日常のスナップから旅行まで幅広く対応可能です。
性能面でも満足でき、扱いやすさと携帯性のバランスが魅力です。
本格的に追い込んだ撮影をしたい場合はZ9やZ8が気になるかもしれませんが、現実的にはこちらのクラスが十分頼もしい存在です。
価格的にも手が届きやすく、持っていると安心できる万能カメラだと思います。
もしかしたら、この辺りにレンズ一体型カメラ RX1RIII などが含まれるかも?と思います。
価格を抑えつつコンパクトに楽しみたい人へ
価格と携帯性を両立させたい方にとって、現状の最有力は ニコン Z50II です。
画像処理エンジンEXPEED7を搭載したAPS-C機で、機動力と画質のバランスに優れています。
小型軽量ながらも、しっかりと撮影を楽しめるのが魅力です。
同じく軽さを重視するなら ニコン Z30 も候補に入りますが、静止画性能を重視するならやや物足りなさを感じるかもしれません。
もし予算に余裕がある場合は、コンパクトデジタルカメラながら高級感のある 富士フイルム X100IV も検討する価値があります。
とにかく小さく軽いカメラが欲しい人へ
ここ最近の大きなカメラ界のトレンドはコンパクトデジタルカメラです。
「ポケットに入るくらい小さなカメラが欲しい」という方には、いわゆる「コンデジ」が最適解です。
候補として挙げられるのは、 リコー GRIV / Canon PowerShot G7 X Mark III です。
もしRAW撮影が不要であれば富士フイルム X half も良いなと思います。
このクラス(コンデジ達)は、画質と軽さを両立させるのが難しい領域です。
「たかがコンデジ」や「スマホで良いでしょ」というオチを避けるには、必要十分な性能を満たすパワフルな機種を選ぶ必要があります。
ただ、これが中々難しくパワフルな機種は意外と選択肢が限られます。
私はGRIVを購入しましたが人気が特定機種に集中することから競争率が高いのも悩みどころです。
カメラを常に持ち歩きたい人にとって、性能に満足できるコンパクトデジタルカメラは非常に心強い相棒となります。
動画を重視する人へ
写真よりも動画に重きを置くなら、選択肢は少し変わってきます。
私が落ち着いたカメラというか、ガジェットは Dji Osmo Pocket3 です。
手のひらサイズでありながら、ジンバル内蔵で安定した映像を簡単に残すことができます。
最短撮影距離もアクションカメラより寄れて、日常的に使うには圧倒的に便利です。
ただ、耐久力はないので「故障する前提」で使うことになるため、長期的に使える機種を求める方は、アクティブなシーンに強い Dji Osmo Action 5 Pro(アクションカメラ) も魅力的です。
ここ最近のDji製品はMIC2など純正で揃えると受信機が不要(カメラ側に内蔵)で、ワイヤレスでの音声収録が凄く楽です。
4K程度で簡単な映像をサクサク撮るには必要十分です。
何より、手ブレの心配がなく、音声も必要十分なクオリティで収録できれば、それで十分です。
とはいえ、あくまでDJI製品は「気軽な動画機」です。
もし動画の記録形式や操作性をより本格的に追求したいなら、ニコンの動画特化機 ZR も候補に挙がります。
他にもZ6IIIやZ8、Z9なども本格的な動画制作を意識した場合は候補になります。

本格的な動画となると、SONY/LUMIXが強いですね。
役割を分けることで見える最適解
私自身、役割別にカメラを揃えていった結果、「ひとことでカメラと言っても実は細かく役割が分かれている」ということを強く感じました。
最近では多くのカメラが複数の機能を兼ね備えていますが、それでも用途ごとに最適なカメラを持つことで、より快適で満足度の高い撮影が可能になります。
新しい製品が出るたびに欲しくなる気持ちは今でもありますが、今では「自分のカメララインナップの中でどの役割を置き換えるか」という視点で考えるようになりました。
この考え方を取り入れることで、迷わず納得感のある選択ができるはずです。
そして、快適かつ効率を意識した撮影を実現するには役割別の機材を持っておく必要性を再認識しました。

とはいえ、これは撮影に全振りしているからこその話です。
普通に考えると、カメラは1台、日常使いはスマホで十分です。
今後のカメラ選びへの期待
今後のカメラ市場では、さらに役割ごとに特化した「尖った」機種や、逆に多くの役割を一台でこなすハイブリッドな機種の登場も期待できます。
メーカー側もユーザーの使い方を意識して設計しているため、「自分にとって何が必要なのか」を明確にすることが、ますます重要になるかなと思います。
私自身も、新しい機種を選ぶときには「役割別の入れ替え」という視点を持ちながら、快適で楽しい撮影環境を作っていきたいと思います。
読者の皆さんにとっても、自分の撮影スタイルに合ったカメラを見つけるきっかけになれば幸いです。














































































































































