こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回は大人気のコンパクトデジタルカメラ リコー GRIVを購入した話です。
実はGRIIIx時代から約2年、公式サイト(オンラインストア)の抽選に外れ続けてきましたが、後継機の登場タイミングで、やっと手に入れることができました。
GRⅣを入手するまでの長い道のり
GRⅣにたどり着くまで、私はGRシリーズを何度も抽選で申し込んでは外れてきました。
特にGRIIIx(40mm版)から興味を持ち始め、限定カラーのGRIIIx Urban EditionやHDFモデルにも申し込んでいましたが、1年半以上当たらず購入できない日々が続いていました。
今回のGRⅣもオンラインストアや有名店(マップカメラ、カメラのキタムラ、ヨドバシカメラなど)何度も挑戦しましたが、カートに入れた瞬間に売り切れることが多く、まるで予約争奪戦に敗北しておりました。
そんな中、最後の手段として発売日当日に地元のカメラ店に直接出向くという方法に切り替えたのです。
街のカメラ屋さんでの購入体験
発売日当日は朝から街のカメラ屋さんの店頭(シャッター前)に並びました。
私は予約をしていなかったのですが、同じように並んでいるお客さんと「GRですか?」と話したりして、久しぶりに発売日のワクワク感を味わいました。
開店後、店長さんに「GRⅣ 入荷してますか?」と聞くと、「業者じゃないですよね?」と確認されましたが、個人利用であることを伝えると快く販売していただけました。
さらに液晶保護フィルムも勧められ、購入を検討していたGRAMASのガラスフィルムが人気で手に入りにくいこともあり、ひとまず保護フィルムも購入しました。
GRAMASはGRⅣ用が発売されておらず、GRIIIが流用できるかが気になっています。

購入価格と店長さんの心遣い
GRⅣのメーカー希望小売価格は約19万円です。
人気が高いため転売価格が24〜25万円にまで上がっている現状で、私は正直もっと高い金額を覚悟していました。
しかし、店長さんは良心的な価格(リコーオンラインストアの会員価格相当の17万5,000円程度)で販売してくださり、本当にありがたかったです。
さらに安全面を考えて、RICOHの袋ではなくニコンの袋に入れて渡してくれました。


発売日にGRの袋を持ち歩くと狙われやすいことまで気にかけてくださったのだと思います。
GRⅣのファーストインプレッション
GRⅣを手に取ってまず驚いたのは、その起動の速さと静音性でした。
内蔵メモリーもあるため、MicroSDカードがなくてもすぐに撮影できます。

サイズはスマートフォンより小さく、重さも約262g(バッテリー、microSDメモリーカード含む)と軽量です。

背面の操作系はブラッシュアップされており、より使いやすいように改良された印象です。
レンズも優秀でボディ内手ブレ補正にNDフィルター内臓と欲しい機能が揃っています。


最強のスナップシューターとしてストリートフォトにぴったりな仕様で、JPEGやRAWでの撮影も十分こなせます。
コンデジを選ぶ理由と使い道
コンデジが欲しいという話をすると、「スマートフォンで十分では?」と思われるかもしれません。
ただ、私にとってカメラは写真に専念できる独立した機材として大事だなと思います。
スマートフォンは連絡や調べ物など別の役割に使い、写真は写真専用機で撮りたい。

大きな一眼レフやミラーレスを持ち出すほどではないけれど、撮影チャンスを逃したくないときに、胸ポケットに入るサイズのGRⅣは最適です。
写真集制作の際にも、ニコンのカメラで撮るメインカットに加え、GRⅣで撮った小さな組み写真を挟み込むことで作品にリズムを持たせたいと考えています。
転売問題と安全対策への意識
私は購入することに必死でしたが、購入後に落ち着いて気づいたこともあります。
やはりGRⅣは人気が高く、転売目的で購入する人も多く見かけました。

店の外で在庫情報をスマホで共有する姿もあり、狙われるリスクを感じました。

そのため私も和菓子店でお菓子を買いながらカメラを鞄にしまい、目立たないようにして帰宅しました。
この時、リコーの袋をもって「GRⅣを買った」とアピールしてしまうよりも、店長さんの配慮でニコンの袋に入れてくれたことは本当に助かりました。
今後の活用と皆さんへのお願い
ひとまず、1年半から2年程を費やしたコンデジ購入計画はGRⅣが手に入ったことで落ち着きます。

ただ、カメラは購入がゴールではなく、撮り始めることからスタートです。
これからこのカメラを持ち出して撮影を重ね、写真集制作や日常のスナップに活用していきたいと考えています。
ニコンのZシリーズなど他のカメラとの使い分けも考えながら、より良い作品作りに生かしていきます。
まとめ
改めて、長年待ち望んだGRⅣを発売日に無事購入できました。
抽選に外れ続けた悔しさ、転売価格の高騰、安全面の心配など、手に入れるまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、街のカメラ屋さんで直接並ぶことで夢を実現できました。
GRⅣはコンパクトながら本格的な画質を持つカメラです。
今後、実際の使用感や作品づくりの中で見えてくる新しい魅力を、引き続き皆さんにお伝えしていければと思います。
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