こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回はキャノンより新しいコンパクトデジタルカメラ「IXY 650 m」についての話です。
はじめに
キャノンより新しいコンパクトデジタルカメラ「IXY 650 m」が発表されました。
発売予定は2025年10月下旬で、現代においてコンパクトデジタルカメラが新登場すること自体がとても嬉しいことです。
さらに最近はコンパクトデジタルカメラの価格が高騰している中で、約55,000円という良心的な価格で提供される点も魅力的です。
コンパクトデジタルカメラの市場が過熱し、需要と供給のバランスが崩れ「欲しいカメラが買えない状態」が何年も続く中、こうした価格帯での新製品はユーザーにとって大きな選択肢となります。
IXY 650 mは過去モデルのマイナーチェンジ版
実は「IXY 650 m」は完全な新モデルではなく、過去に登場していた機種のマイナーチェンジ版となっています。
価格からも察することができますが、最新技術を盛り込むよりも、あえて割り切った仕様で提供されているのが特徴です。
そのため、最新機能を求めるユーザーよりも、シンプルにコンパクトデジタルカメラを使いたいユーザーに向けたモデルといえます。

割り切られたUSB端子Mini-Bの採用
多くの記事やレビューで取り上げられている点として、USB端子が「Mini-B」であることが挙げられます。
現在、カメラを含め多くのガジェットでは「USB Type-C」が主流になっています。
そのため、Mini-B端子は一見すると時代遅れに感じるかもしれませんが、コストや製品コンセプトを考えれば納得の選択といえます。
Mini-B端子のメリットとデメリット
カメラ単体として考える場合、データ転送や充電を行う上でMini-B端子であっても実用上は問題ありません。
しかし、日常的に使い込みたい、複数の機器と接続したい、といったニーズを持つユーザーにとっては、USB Type-C端子の利便性は大きなメリットとなります。
特に高速転送や充電速度、ケーブルの互換性など、現行規格ならではのメリットを享受できない点は、ユーザーによっては不便に感じるでしょう。
割り切りのコンセプトが光る製品
このカメラは「USB端子を気にしない、とにかくコンパクトデジタルカメラが欲しい」というユーザーに向けた製品として割り切られている印象です。
そのため、価格を抑えつつ、必要十分な性能を持ったカメラを求める層にとっては非常に魅力的な選択肢になります。
また、サブカメラとして使いたい人や、手軽に撮影したい人にも適しているでしょう。
上位モデルを求めるユーザーにはPowerShot G7 X Mark IIIがオススメ
もし「IXY 650 m」で満足できない場合や、より高性能なコンパクトデジタルカメラを探している場合は「PowerShot G7 X Mark III」がオススメです。
発売から時間が経過していますが、画質や操作性の面で今でも十分な実力を持ったモデルです。
本当はPowerShot G7 X Mark IIIの後継機が登場してくれると嬉しいところですが、現時点では続報はありません。

今後のコンパクトデジタルカメラ市場への期待
私は念願だったGRIVを購入できたため、すぐに新しいカメラを手に入れる必要はありません。
しかし、コンパクトデジタルカメラというジャンルはまだまだ注目したい分野です。
スマートフォンのカメラが進化している中でも、専用カメラならではの画質や操作性に価値を感じるユーザーは少なくありません。
今後もこうした割り切りや特徴あるモデルが登場することで、市場が再び活気づくことを期待しています。


