こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
質問をいただきました

いよいよ、NIKKOR Z レンズもII型が登場ですね。
今まで、揃えたレンズのII型が登場する度に「買い替えるべきか」と悩むのは楽しそうですが、すぐに財布がギブアップしそうです。
Jimaさんは、どういった視点で買い替えを見ていますか?

コメントありがとうございます。
やはり「出す金額以上の体験や効率、価値が回収できるなら」ですね(^^)
はじめに
ここ最近、ミラーレス時代ではカメラの進化に目を奪われがちですが、実はレンズの進化も同じくらい、いや、それ以上に楽しみな要素があります。
最新のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II の登場によって「これからのレンズはどう変わっていくのか」と想像を膨らませると、ワクワクしてきます。
私なりに、今後のレンズに期待したい進化の方向性を大きく7つに分けてまとめてみました。
是非、皆さんも「私も当てはまるな」や「私はこう見てるよ」などがあれば、YouTubeのコメント欄で教えてください。
撮影性能に直結する進化

私がレンズに求める最大のポイントは
やはり撮影効率や撮影結果(質)に直結する進化ポイントです。
- AF性能の進化
カメラ側だけではなく、実際にレンズエレメントを動かす駆動系モーターの高速化・高精度化は重要です。
スポーツや動物撮影などの動体撮影で今まで撮れなかった、撮ることが難しかった決定的瞬間を気軽に撮ることに貢献します。 - 明るさ(F値)の改善
これも大事です。
小型化しつつも明るいレンズが登場すれば、夜景や星景、室内でのポートレート撮影に対する光量の確保やボケ量の幅広がります。 - 描写性能の進化
レンズの描写性能も大事です。
より鮮明に解像すること、収差補正や周辺減光の改善などが進むことで、画像全体が均一にシャープで最高の描写を得られるようになります。 - ズームレンズなら焦点距離の拡張
今までより少し広く、少し遠くまで撮れるようになることも重要です。
さらにズームレンズが明るく、AF性能も優秀で描写も優れていると理想的です。 - コーティング技術の進化
逆光耐性やフレア・ゴーストの低減がさらに進めば、厳しい撮影条件でも安心して、光源に対して安心感を持って撮影することが出来ます。
操作性・快適性の進化
これも大事です。
撮影結果を重視することが優先されるのは理解できますが、長期的に使い続けることが出来るレンズであることも大切です。
扱いやすく、持ち出しやすいレンズは、シンプルに出番が増えるので作品の数や質、撮影の楽しさに直結します。
- 携性の向上
レンズ本体のサイズや質量が小型軽量化すれば、長時間の撮影や旅先での持ち運びも苦にならなくなります。
加えて「もう一本、持っていくか」という心理も働きやすいので、最近の私の中では携帯性は重要視しています。 - 使い勝手の拡張
Fnボタンやコントロールリングの機能に対するカスタマイズ性が豊富だと、カメラ側だけでなく、レンズ側でもサクっと撮影時の設定を変更できるので便利です。 - VR(手ブレ補正)の進化
レンズシフト方式の手ブレ補正も、カメラと同じく進化することで暗所や望遠での撮影でも安心感が大きくなります。 - 静粛性やブリージングに対する強化
動画撮影を意識される方は、カメラとマイクをコンパクト構成にする中でAF駆動音が気になります。
フォーカスブリージングを含め、私個人としては強く意識しておらず「静かなら良いね」や「フォーカス時のブリージングは違和感がなければいいよね」ぐらいの感覚です。
ただ、進化要素としてチェックする項目ではあります。

あとはインターナルズーム機構で注目されている堅牢性など、ハードな環境で使えるかどうかも大事ですよね。
あとがき
新世代レンズへの期待
いくらカメラ本体が進化しても、その性能を引き出すのはレンズの描写力や機能です。
高画素化かつ高速連続撮影がメモリカードを含め実現し、レンズ一体型カメラはクロップ大前提で登場しています。
こういった時代は、より高解像なレンズが必要です。
カメラの選択肢を増やすうえで、レンズ側の総合的な進化は重要なのだなと実感します。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II の登場は、ニコンがレンズ全体の世代交代としての幕開けです。
今後、どのレンズが「どのような強化をもって」アップデートされるのか楽しみです。

皆さんが期待するレンズの進化をコメント欄で教えてください。

