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GRシリーズ、G7 Xシリーズも売り場にない状態【コンパクトデジタルカメラが絶滅危惧】

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

先日、ニコンプラザ大阪に用事があって立ち寄りました。

せっかく梅田まで出てきたので、その帰りにヨドバシカメラを覗いてみることにしました。

カメラ売り場はいつ訪れてもワクワクする空間ですが、この日は特にコンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジのコーナーが賑わっていました。

よく見ると、そこに集まっているのは若い世代と年配の方々。両極端な年齢層が同じ商品に興味を示しているのが印象的でした。

デモ機を触るのも待ち時間あり

展示されているコンデジには、当然ながらデモ機(展示品)が並んでいます。

しかし、人気モデルの前には小さな列ができていて、実際に手に取って試すには数分待つ状況でした。

カメラの購入を考えている人にとって、展示品はとても大事な確認手段。

それだけに「少し触ってみたい」という気持ちで並ぶ人が多いのも納得です。

特に、私自身も気になっているPowerShot G7 X Mark IIIは人気で、触れるタイミングを伺う人が絶えませんでした。

3. GRシリーズは展示すらなし

一方で、人気のGRシリーズに関してはさらに厳しい状況でした。

なんと、デモ機すら置いていないのです。これには少し驚きました。

実際に私と同じように「GRありますか?」とスタッフに尋ねる人が何人かいましたが、答えは「展示品も在庫もありません」というものでした。

GRはスナップ撮影を好む人を中心に根強い人気があります。

そのため、店頭に姿がない状況は多くのファンにとって残念だったことでしょう。

在庫ありの機種とそうでない機種

対照的に、ソニーのZV-1シリーズやパナソニックのTZ99、そして富士フイルムのXシリーズはデモ機も展示されており、さらに在庫もありました。

そのため「試して、その場で購入する」というスムーズな買い物体験ができるわけです。

コンデジ市場が縮小しているとはいえ、こうして在庫が揃っている機種には確実に購入者が集まっていました。

私が観察していた1時間ほどの間でも、PowerShot G7 X Mark IIIは「これ、ください」と即決する人が3名ほど。

人気モデルは展示されているだけでなく、実際に売れていくのを目の当たりにしました。

入荷未定と顧客の不満

しかし、その場で購入できるのはごく一部の機種。

PowerShot G7 X Mark IIIやGRシリーズのような人気モデルは「入荷時期が未定で在庫もない」という説明をスタッフから聞かされる状況でした。

中には「ヨドバシの会員でないと販売できない」という条件まであり、客側からすると戸惑う要素が多かったようです。

あるお客様は「入荷未定の商品が店頭に並んでいるのは謎。この試して悩んでいた時間を返してほしい」と強めに不満を漏らしていました。

展示されているのに買えないという体験は、確かにストレスが溜まります。

店舗も苦しい在庫事情

もちろん、これはお客様だけでなく店舗スタッフにとっても頭の痛い問題でしょう。

「他に似たようなものはないですか?」と尋ねられても「他の機種も在庫切れで…」と答えるしかない状況。

売りたいけれど商品がない、欲しいけれど手に入らないという板挟みが続いているのです。

コンデジは一台あたり10万から20万円と、カメラの中では比較的低価格帯に入ります。

それでもまとまった金額ですから、購入を真剣に検討している人が多いのも当然です。

店舗としては展示機を並べることで予約や別機種への切り替えを促す狙いがあるのでしょうが、その結果、かえって顧客の不満を招くこともあるのが難しいところです。

今後の購入候補と期待

私自身はというと、やはりGR IVを第一候補として購入したいと考えています。

抽選販売になる可能性が高いため、申し込みの準備を進めています。

一方で、PowerShot G7 X Mark IIIも気になる存在で、在庫があるタイミングを見つけたら購入に踏み切りたいと思っています。

こうして複数の機種を候補にしていると、在庫状況や入荷タイミング次第でどちらに転ぶか分からないのもまた楽しみの一つです。

とはいえ、欲しい時に欲しいものが買えない現状には、ユーザーとして歯がゆさを感じずにはいられません。

カメラ市場全体が供給不足の波に揺れている今。展示機と在庫のバランスがどう変化していくのか、引き続き注目していきたいと思います。

この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
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