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コンパクトデジタルカメラ界隈が盛り上がる度、Z30IIへ期待する話。


こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

最近、コンパクトデジタルカメラの界隈が再び活気を帯びてきているのを感じます。

特に先日、ソニーから発表されたハイエンドモデル(レンズ一体型コンパクトカメラの最上位機種『RX1R III』)は、思わず「ニコンからも、こういった尖ったカメラが出してほしい」と願ってしまいます。

現実的には難しいかもしれませんが、そんな盛り上がりを見るたびに私は、とあるカメラの後継機に大きな期待を寄せているという話です。

ソニー RX1R III 登場に見る高級コンデジの可能性

先日、前々から噂にはなっていましたが「まさか、今さら出さないよね」ということで多くの方が寝耳に水のような感覚で登場に驚いたカメラがあります。

ソニーが発表したレンズ一体型コンパクトカメラの最上位機種『RX1R III』です。

  • 有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型Exmor R(エクスモアアール)CMOSイメージセンサー搭載。
  • 最新の画像処理エンジン BIONZ XR(ビオンズエックスアール)を搭載。
  • レンズはZEISS ゾナーT 35mm F2の大口径レンズを搭載。

フルサイズのセンサーサイズに対して有効約6100万画素などを搭載したレンズ一体型カメラも他メーカーの動きを見ていると珍しくはなくなっているのも面白い動きだなと思います。

このスペックを見て、今の時代になって高級コンパクトデジタルカメラを出すメーカーが増えてきているなと強く感じました。

ニコンも、高級思考ではなかったものの、かつてのCOOLPIX Aシリーズのようなコンパクトデジタルカメラを展開してほしいなと願ってしまう自分がいます。

参考
RX1R III special contents | α Universe | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
テクノロジーの結晶「RX1」。圧倒的なスピード性能と高画質性能を手のひらサイズに。

ニコンにはZ30の後継機に期待している

現実的に考えると、決算資料で「シェアではなく単価(高級路線)で進む」という視点が強調されていることから、ニコンが新たなコンパクトデジタルカメラを出す可能性は低いと思います。

だからこそ、私はZ30をその代わりとして活用したいなと思います。

実際、Z30 NIKKOR Z 26mm f/2.8やNIKKOR Z DX 24mm f/1.7の組み合わせで約530gや約540gで持ち出せるのは魅力だなと思います。

何より、Zマウントのレンズ交換式カメラなので、気が向けばS-Lineなども試せるのは面白いですよね。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ニコン ミラーレス一眼 Z30 16-50 VR レンズキット Zマウント APS-C 動画 Vlog 手振れ補正ブラック
Nikon
「 Z30」は 、「 ニコン Z シリーズ 」で最 小・最軽量となるボディー に加え、バリアングル式液晶モニター の搭載 、動画を記録していることがひと目でわかる「RECランプ」の採用や、動画最長記録時間125分対応などにより、Vlogをはじめ、日常の撮影 からこだわりの撮影までの幅広いシーンでの動画撮影に適したミラーレスカメラです。

スチル機として、Z30II(仮)に期待

そんな中、Z30の後継機であるZ30II(仮)が登場する場合、すでに登場しているZ50IIの機能を引き継いで登場してほしいと願っています。

割り切って、画像処理エンジンEXPEED6で楽しむのも良いのですが、やはりEXPEED7を知ってしまうと時折「そっか、EXPEED6だから、この機能なかったな」や「機能の割当に制限があるな」と感じる場面があります。

Z30|NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
Z30|NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR

更にZ50IIで実感したAF性能もZ30IIにも搭載されれば、Vlog用途だけでなくスナップシューターとしても非常に魅力的なカメラになるだろうなと思います。

Z30II、重量増は避けてほしい

ただ、懸念点もあります。

それはZ50(前機種)からZ50II(後継機)では、質量が約100g増加しました。


横チルトからバリアングル液晶への変化を含めて厚みが増したのは理解できますが、もしZ30II(仮)も同じように約100g質量が増えるのであれば、少し悩みどころです。

私は、Z30IIには今と同じく約405gを維持してほしいと思っています。

というのも、最軽量レンズであるNIKKOR Z 26mm f/2.8が125gなので、これと組み合わせても非常に軽量コンパクトなシステムが組めるからです。

最近の高級コンデジは約500g弱のものが増えており、サイズ的にもZ30と近いモデルが多いことを考えると、Z30には製品コンセプトと異なるかもしれませんが、軽量コンパクト路線を貫いてほしいところです。

Z30
Z30
▼レビュー動画はコチラ
Nikon ニコン ミラーレス一眼 Z30 16-50 VR レンズキット Zマウント APS-C 動画 Vlog 手振れ補正ブラック
Nikon
「 Z30」は 、「 ニコン Z シリーズ 」で最 小・最軽量となるボディー に加え、バリアングル式液晶モニター の搭載 、動画を記録していることがひと目でわかる「RECランプ」の採用や、動画最長記録時間125分対応などにより、Vlogをはじめ、日常の撮影 からこだわりの撮影までの幅広いシーンでの動画撮影に適したミラーレスカメラです。

なぜ今、高級コンデジが求められるのか

ニコンは2019年2月15日発売のCOOLPIX A1000を最後に、コンパクトデジタルカメラのラインナップを更新していません。

一時はスマートフォンの台頭でコンパクトデジタルカメラ市場は厳しい状況にありましたが、今は逆に「高性能でポケットに入る、手軽に高画質が得られるカメラ」を求めるユーザーが増えています。

そして、富士フイルムを筆頭に多くのカメラメーカーが高級なコンパクトデジタルカメラを展開しています。

そして、軒並み売れており、再入荷待ちの機種が多いです。

いくらスマートフォンのカメラ性能が向上しても、「カメラで撮りたい」という気持ちを持つユーザーは一定層います。

撮影時の操作性を含め、妥協なく高画質を追求しつつ、気軽に持ち歩ける高級コンパクトデジタルカメラの需要が高まっているように思えます。

コンパクトデジタルカメラも思考が分かれて来た

少し気になったのはコンパクトデジタルカメラ界隈も価格や機能で別れつつあることです。

前まではスマートフォンの台頭で「高級路線が強かった」のですが、今は高級路線が強化される一方で、やっぱり安価で気軽なコンパクトデジタルカメラも欲しいという声に応えている機種も目立ってきました。

約10万円から20万円以下、質量も約300g前後であれば

  • FUJIFILM X-HF1
  • LUMIX DC-TZ99
  • RICOH GR III
  • VLOGCAM ZV-1F
  • VLOGCAM ZV-1M2 などがあります。

対して、20万円以上で質量が約400gや約500gとなると

  • FUJIFILM X100VI
  • D-LUX 8
  • LEICA Q3
  • FUJIFILM GFX100RF などがあります。

キヤノン PowerShot V1 は、13万円前後で1.4型センサー搭載の約426gと色々と「ちょうどいい」ラインを狙っているなと思います。

個人的に強いと思うコンデジ2機種

特にサイズと性能、価格のバランスからRICOH GR III と キヤノン PowerShot V1 は強いなと思います。

高級コンデジは極端な話「レンズ一体型として、大きく重く、ハイスペック」を実現していますが、そうなってくると「レンズ交換式カメラでいいのでは?」という思考が働きます。

つまり、私のように「レンズ交換式カメラとして大きく、重く、価格も高くなるなら、Z30を楽しもうよ」という考えになります。

対して、価格を抑えつつ携帯性と機能面で充実しているRICOH GR III と キヤノン PowerShot V1は長期目線で見ても強いなと思います。

まとめ

コンパクトデジタルカメラ界隈の盛り上がりを見るたびに、私の中で、ニコンのZ30IIへの期待は高まります。

Z50IIの進化を取り入れつつ、Z30の軽量コンパクトさを維持したモデルが登場すれば、Vlogから日常のスナップまで、幅広いシーンで活躍してくれるだろうなと考えています。

皆さんは、最近のコンデジ界隈の盛り上がりに注目していますか?
そして、ニコンからコンパクトデジタルカメラが出るとしたら、どういったポイントを期待しますか?

ぜひコメントで教えてくださいね!

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ニコン ミラーレス一眼 Z30 16-50 VR レンズキット Zマウント APS-C 動画 Vlog 手振れ補正ブラック
Nikon
「 Z30」は 、「 ニコン Z シリーズ 」で最 小・最軽量となるボディー に加え、バリアングル式液晶モニター の搭載 、動画を記録していることがひと目でわかる「RECランプ」の採用や、動画最長記録時間125分対応などにより、Vlogをはじめ、日常の撮影 からこだわりの撮影までの幅広いシーンでの動画撮影に適したミラーレスカメラです。
この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
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