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ニコン Z8 最新ファームウェア Ver.3.00【ポイントを解説】

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回はニコンより新たに発表されたZ8の最新ファームウェア Ver.3.00について特に強調しておきたい機能を3つ紹介します。

当記事を含めYouTubeに投稿した動画はニコンイメージングジャパンよりご依頼・ご協力のもと制作しております。

私を含め、ニコン Z8ユーザーは嬉しい機能強化ですね。

また今、Z8が気になっている方はファームウェアの更新を含め購入するか検討する材料にもなるかなと思います(^^)

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ミラーレス一眼 Z8ボディ フルサイズ ブラック
Nikon
【様々な撮影に柔軟に対応する高い機動力】Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したZ 8。Z 9から体積比で約30%小型化したボディーはカメラバッグに納めてもかさばりにくく、また、様々な撮影スタイルに柔軟に対応するため、どこにでも気軽に持ち出して、存分にクリエイティビティーを発揮できます。軽量化と堅牢性を両立しており、過酷な登山や長時間の野鳥撮影、一日がかりのイベント撮影も快適。超広角から超望遠まで、いずれのNIKKOR Z レンズを装着しても、ホールディング性の良いグリップと堅牢でバランスの取れたボディーはしっくりと手に馴染み、静止画、動画を問わず、様々なシーンで安定した撮影を可能にします。

フォーカスリミッターの追加【新機能】

まずはフォーカスリミッターについてです。

フォーカスリミッターでは、カメラ内(ボディー内)でピントを合わせる範囲・撮影距離の制限が可能となりました。

つまり、意図しない範囲や対象へピントが合う現象を防ぐことに役立つ機能です。

極端な例ですが

ピントが別の対象(奥の花)に引っ張られがちな場面など、フォーカスリミッターの最大距離で奥の花を検出範囲外に指定することでフォーカス範囲を絞ることができるので便利です。

※撮影時のイメージ|風で揺れるとAFが奥に抜けたりすることがある

実際に試してみましょう

俯瞰で見たイメージ

フォーカスリミッターを使うと手前にネットや柵がある場合や背景にAFが引っ張られる場面で役立ちます。

また、フォーカスリミッターをオンにしている状態ではアイコンが表示されるのでわかりやすいです。

ファンクションボタンに登録可能

カスタムボタンの機能(撮影)にフォーカスリミッターを登録しておくことで、気軽にオン/オフを切り替えることができるのも嬉しいポイントです。

フォーカスリミッターを使うと快適かつ安定したピント合わせを今以上にカメラに任せることができるのが魅力ですね。

ちなみに・・・

フォーカスリミッターはレンズ交換するとリセットされました。

また、制限範囲によってはカメラ内のフォーカスリミッターよりレンズ側のフォーカス制限が優先されました。

フレキシブルカラーの追加

フレキシブルカラーは自分好みの彩度やコントラスト・色相などが細かく調整することが可能です。

また、カメラに登録することで自分の色表現を広げることができます。

つまり、撮影後に編集する手間がかからず“撮って出し”から理想の写真とすることができるのが嬉しいポイントです。

そんなフレキシブルカラーがファームウェアの更新で、Z8でも使えるようになりました。

フレキシブルカラー対応機種(執筆時点)

知っておきたいこと

Z8はイメージングクラウドやイメージングレシピは非対応です。

Z8はメモリーカードからの読み込みでのみフレキシブルカラーに対応しています。

登録手順(動画)

ちなみに・・・

フレキシブルカラーは調整による変更はできないのは、ご愛敬です。

ピクセルシフト撮影の強化

ピクセルシフト撮影はイメージセンサーを1画素単位または1画素よりも小さい単位でシフトさせながら複数枚を撮影する機能です。

撮影した複数枚の画像を合成することでモアレや偽色を低減しつつ高精細な画像が撮れるのが特徴です。

併用できるようになった

そんな、ピクセルシフト撮影にオプションという組み合わせが登場しました。

少し細かい話ですが・・・

✔ ピクセルシフトのオプションにAEブラケティングが追加
✔ フォーカスシフトのオプションにピクセルシフトが追加 なので、設定メニューに戸惑わないようにご留意くださいね。

ピクセルシフト撮影については文字よりも動画の解説の方が伝わりやすいので、興味がある方は動画本編を見てください。

ちなみに・・・

ピクセルシフト撮影では以下の機能も強化されています。

・セルフタイマー使用時に併用が可能
・オプション内に新規フォルダー作成が追加
・AWBゲイン固定(1枚目のホワイトバランスを参考に残りの撮影に適用)

無償ダウンロードが嬉しい

そんな、数多くの機能が盛りだくさんとなった最新ファームウェア Ver.3.00が無償ダウンロードということが嬉しいです。

ファームウェアの発表日と実際にダウンロードできる公開日は別で、当記事の執筆時点では「近日公開」となっています。

他にも追加機能は盛りだくさん

実は他にもファームウェア Ver.3.00では追加機能がたくさんあります。

被写体の検出に関する強化

✔ ハイレゾズームに被写体検出枠の表示が追加
✔ Profoto A10 白色LEDのAF補助光が利用可能
✔ AF/MF時 絞り開放ライブビューが追加
✔ カスタムワイドエリアAFの領域が拡張
✔ ダイレクト操作で400%拡大が追加
✔ AF/MFの被写体検出設定に更新
✔ MF時の被写体検出範囲が追加

撮影に関する強化

✔ ハイスピードフレームキャプチャー+
 ∟【C15】が追加
 ∟画質モード設定>FINE/NORMALの選択が追加
✔ 高周波フリッカー低減のプリセット対応が追加

効率化に関する強化

✔ カスタムボタンの機能(再生)に画像編集が追加
 ∟項目名「編集前の画像へジャンプ」が追加
✔ 静止画再生時の表示が強化
 ∟フィルター再生の日付選択が可能
 ∟ 再生モード時の画面回転の固定が追加
✔ ProRes 422 HQ メタデータ記録に項目が追加
✔ ビューアシスト(N-Log)の階調特性が変更
✔ 音声メモの外部マイクに対応
✔ 送信時のHEIF変換に対応
✔ NX Field関連の強化などが増えている

今”も”買い時のカメラ

Z8を購入するのはキャッシュバックのタイミングが狙い目ですが、今はメモリーカード(CFexpress Type B)プレゼントキャンペーンを実施しています。

今後もZ8がキャッシュバック対象になることが確約されているわけではないので、必要な時に買うというのが良いのかなと思います。

あとがき

Z8 ファームウェア Ver.3.00 で強化された一部機能を紹介しましたが、いかがでしたか?

当記事が皆様の役に立てれば嬉しいです。

▼レビュー動画はコチラ
Nikon ミラーレス一眼 Z8ボディ フルサイズ ブラック
Nikon
【様々な撮影に柔軟に対応する高い機動力】Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したZ 8。Z 9から体積比で約30%小型化したボディーはカメラバッグに納めてもかさばりにくく、また、様々な撮影スタイルに柔軟に対応するため、どこにでも気軽に持ち出して、存分にクリエイティビティーを発揮できます。軽量化と堅牢性を両立しており、過酷な登山や長時間の野鳥撮影、一日がかりのイベント撮影も快適。超広角から超望遠まで、いずれのNIKKOR Z レンズを装着しても、ホールディング性の良いグリップと堅牢でバランスの取れたボディーはしっくりと手に馴染み、静止画、動画を問わず、様々なシーンで安定した撮影を可能にします。
この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube
カメラや写真、 撮影知識の情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中

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