はじめに
こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
ニコン Zマウントシステム発表後から着実にラインナップを増やしているNIKKOR Z レンズの話です。
2025年5月現在、既に40種類を超えています。
そして、決算資料でも近々50種類まで広げるとニコンは発表しています。
これだけ選択肢が増えると「どのレンズを選べば良いのか迷う」という方も少なくないはず。
そこで今回は「買って後悔しない」という視点でAPS-C機のカメラを利用するユーザーに向けて汎用性が高く”持っておいて損をしない”おすすめ交換レンズを厳選して紹介します。


選択肢も増えた揃えておきたいレンズ3本(APS-C版)
Nikon Zシリーズの中でもAPS-C機(Zfc/Z30/Z50系統)の利用者に向けた幅広いシーンで活躍しつつも描写力や携帯性を含め楽しめる私が思う一般的かつ鉄板レンズを選びました。
とはいえ、3本に絞ってはいますが他にもオススメレンズとして
- NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
- NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
- NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR などもあります。

これはDX機にもレンズの選択肢が増えたのだなと実感できる良いポイントだなと思います。
明るくボケる、手が届きやすい気軽な単焦点
1本目|NIKKOR Z DX 24mm f/1.7
まず最初にオススメしたいのが、DXフォーマット(APS-C)で大活躍する薄型単焦点レンズNIKKOR Z DX 24mm f/1.7です。

35mm判換算で約36mm相当の画角はスナップ(ストリートフォト)での撮影や風景、旅行の記録にテーブルフォトなど色々な場面で活躍します。
開放F値1.7なのでボケ量もあるため、撮り方によっては被写体を際立たせることが得意なレンズです。
キャッシュバックや10%オフクーポンなどを利用できると3万円台で購入できるのも多くの方にオススメしやすいポイントです。
レンズキットでズームレンズを購入される方が多い一方でNIKKOR Z DX 24mm f/1.7は「次のレンズ」や「初めての単焦点」としてオススメできる1本です。


Zシリーズを使うならS-Lineを堪能したい
2本目|NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
今更ですがカメラも大事なのはもちろん、やはりレンズも大事です。

せっかくZマウント対応のカメラを持っているならS-Lineに興味を持ってほしいなと思います。
ただ、S-Lineは薄型単焦点や他のDXレンズに比べて高品質かつ高価なものが多いです。
その中でも特に「初めてのS-Line」としてオススメしたいのはNIKKOR Z 35mm f/1.8 S を含めたf/1.8 S-Lineシリーズです。
NIKKOR Z レンズの中でも古株ですが、今でも人気のf/1.8 S-Lineシリーズには以下の5本があります。
- NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
ちなみにNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena も同じ単焦点の開放F値1.8 S-Lineですが、少しコンセプトが異なります。


私もフルサイズの高画素機などでも愛用する描写性能や携帯性に優れ、価格を含めバランスの良いレンズです。
これはFX対応のレンズでもありますが、Zマウントであればアダプター等が不要で装着・利用可能です。

一般的にはNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sがオススメとして取り上げることが多いですが、DXの場合は約1.5倍で考えることからNIKKOR Z 35mm f/1.8 Sが約52.5mm相当として使えるので扱いやすいです。
他にもNIKKOR Z 24mm f/1.8 S を約36mm相当で利用することもオススメです。
何より、今後もしフルサイズ機を購入した場合にもシームレスに移行できることは魅力です。
先ほどのNIKKOR Z DX 24mm f/1.7は小型軽量・コンパクトだったので、NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sは少し大きく感じるかもしれませんが、描写力を堪能したい方は試してみてほしい1本です。

DXユーザーも安心!役立つ高倍率ズーム
3本目|NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
最後にオススメするのは、Z50IIのレンズキットとして購入された方も多いDX用の高倍率ズームレンズです。

広角端18mm(27mm相当)から望遠端140mm(210mm相当)をレンズ1本でカバーします。
また数年前の高倍率ズームのイメージとは異なり、S-Lineではない一般レンズですが必要十分な描写性能もあります。
私もZ50IIを含め、Zfcなどでも利用頻度が高いレンズです。

活躍する場面としてはスナップ(ストリートフォト)や旅行などレンズ交換せずに色々な焦点距離から撮影したい場面です。
DX機で心配されがちな手ブレ対策もレンズ画にレンズシフト方式が採用されているため安心です。
私はキャッシュバックのタイミングでレンズ単品で買いましたが、今はDX機のレンズキットにも採用されつつあるので、購入時期によっては狙ってみるのもオススメです。


あとがき
今回はDX機(APS-C)のカメラを利用する際にオススメのレンズを並べてみました。
予算を考えずに描写特化であればS-Lineを並べるだけでよいのですが、現実的に考えて携帯性や利用する方のお財布事情などを考慮して3本を選びました。
フルサイズ機に触れている方からすると「無難だな」という印象をお持ちかもしれないですが、APS-C(DX機)で撮影を”気軽に”楽しまれる方からすると「そうそう、そういう視点が欲しかった」となるラインナップかな?と思います。
皆さんがDX機で気軽に撮影する際に利用するレンズがあればYouTubeのコメント欄でお知らせください。









































































































