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性能は良いのに”とある理由”で選ばれにくいレンズ

こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)

今回は性能は良いのに、今となっては”とある理由”で選ばれにくくなっているレンズを紹介します。

当記事がひとつのレンズ選びの参考になれば嬉しいです。

先に結論

【撮影時にストレスを感じる沈胴式レンズは使いどころを選ぶ】です。

そうです。

当記事の主役、性能は良いのに今となっては”とある理由”で選ばれにくくなっているレンズとはズバリ「沈胴式」タイプです。

沈胴式レンズとは

沈胴式のレンズは最低限必要な全長・寸法を確保しながらも容易に持ち歩けるようレンズが縮むよう沈胴機構を採用することで携行性を重視したものです。

言葉で表すと少し難しいですが、NIKKOR Z レンズで「撮影時に繰り出さないと撮影ができないレンズ」というと「あぁー、あのレンズね」と伝わるかと思います。

レンズキットとして採用されている NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 や NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR などが該当します。

焦点距離の広角端より更に縮めることが出来るため、コンパクトになりますが沈胴時は撮影できない点に留意が必要です。

NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR 【沈胴時は撮影ができない】
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理由

次に結論として先に述べた【撮影時にストレスを感じる沈胴式レンズは使いどころを選ぶ】理由です。

沈胴式レンズは撮影前にレンズを撮影可能な場所まで繰り出す必要があります。

これは携帯性を向上させるとはいえ、撮影前のストレスとなります。

落ち着いて撮影出来る時であれば、レンズを繰り出す余裕がありますが、急いでいるときは少し困りものです。

また沈胴式レンズを常に撮影が出来るように繰り出した状態での移動は鏡筒部への衝撃等を考慮すると推奨できません。

手間でも利用しないときは都度、レンズを収納することが理想です。

もちろん、NIKKOR Z レンズとして性能が良く描写性能も優れています。

そういったレンズをミラーレス時代は小型軽量で持ち歩けるよう沈胴式が積極的に採用されています。

とはいえ、メリットもある

もちろん、沈胴式を採用するメリットもあります。

それは先から紹介している携帯性・コンパクトにできることです。

広角端よりも鏡筒部を縮めることが出来るため、カメラバック内でも収まりが良いです。

携帯性を意識した際、沈胴式を採用しない場合はレンズ性能を犠牲にすることもあります。

それに対して沈胴式は沈胴時に撮影ができないという手間を受け入れることで、携帯性とレンズ性能の両立を実現しています。

今は減った沈胴式レンズ

ただ、ここ数年は沈胴式のNIKKOR Z レンズは出ていません。

Zシリーズ登場時はレンズキットに採用されるズームレンズやNIKKOR Z 14-30mm f/4 S などを含め繰り出すことが多かったです。

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あくまで私の感覚ですが、沈胴式レンズの携帯性に魅力を感じつつもカメラの電源を入れて”すぐに撮れない”というのはレンズの中でも避けがちな場面を見かけることが多かったです。

さらには興味のあるレンズだったとしても、人によっては「沈胴式は買わない」という声も数多く聞いてきました。

そういった背景もあってか、今はNIKKOR Z レンズは沈胴式ではなく一般的なズームレンズが増えたと思います。

ただZ5IIなども該当しますが、採用されるレンズキットなどは沈胴式のレンズが選ばれることが今でも多いです。

なので、沈胴式レンズに初めて触れる方や戸惑う方は今でも多いです。

個人的には前群繰り出し方式のNIKKOR Z MC 50mm f/2.8 や 全体繰り出し方式のNIKKOR Z 26mm f/2.8なども沈胴式ではないものの、撮影時に気を使うというか少しストレスがあります。

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Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 26mm f/2.8 Zマウント フルサイズ対応 ブラック
Nikon
最薄※1最軽量※2、画質とデザイン性を追求したスナップ撮影の愉しさ膨らむパンケーキレンズ。
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レンズ選びの中で価格や性能、携帯性を重視するなら受け入れることができる要素ですが、可能であれば難しいことは考えずに快適に利用できるレンズが自分にも、周りにも勧めやすいなと思います。

改めて結論

ここ最近、NIKKOR Z レンズからでなくなった沈胴式レンズに対して、私の結論は【撮影時にストレスを感じる沈胴式レンズなどは使いどころを選ぶ】です。

ただ、これは性格や日頃の撮影シーンにもよって変わる部分です。

是非、皆さんの沈胴式レンズに対する印象をYouTubeのコメント欄で教えてください。

この記事を書いた人
Jima
Jima
写真家

こんにちは(^^)
写真家のJimaです。
フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして従事。
管理職として得た経験と知識を活かして法人設立、代表に就任。

写真撮影の手法や技術、機材の特徴解説など情報発信に加え
公募展へのゲスト出展やメディア寄稿、写真集の販売など活躍の場を広げる。

◆YouTubeチャンネル|カメラ塾【JimaTube】
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