こんにちは。 Jimaです。
今回は、現行のNIKKOR Zレンズについての話です。
もし、後継モデルが登場したときに私が期待する進化のポイント、後継の登場に期待している5本の中での優先順位をまとめます。
先に結論
後継モデルの実際のスペックはまだ発表されていないため、当記事は、私の期待と考察をまとめたものです。

あくまで私の期待と予想となる点にご留意ください。
まず、後継レンズが登場した場合、今回選んだ5本に共通して改善して欲しいことは、持ち出したときの物理的な負担(質量・サイズの小型化・携帯性)と、三脚座やズーム操作といった操作性の向上です。
先に私が後継として登場して欲しいレンズのラインアップと順番です。
- NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S
- NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
- NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
- NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S の後継に期待すること
5本の中で、最も早く後継が出てほしいレンズは、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S です。
私も愛用する超望遠の単焦点レンズで野鳥や航空機の撮影で日常的に使っています。
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR のZマウント版が登場することを期待する一方で、未だ登場していません。
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S が現時点でNIKKOR Z レンズでは、超望遠の単焦点として、このレンズより小さく軽い選択肢はありません。
このポジション、つまり「Zマウントで性能に妥協せず持ち出しやすい超望遠」を、さらに豊富にしてほしいというのが、後継レンズへの期待です。
より身近な超望遠としての進化
現行モデルはNIKKOR Z レンズ 超望遠の単焦点レンズの中で最も小型軽量で、それだけで選ぶ理由になります。
実際、私が愛用している理由も携帯性、描写性能など全体的なバランスが良いからです。
後継が登場した際、でさらなる軽量化が実現すれば、「超望遠は重くてかさばる」という感覚を薄めることが出来ます。
これはあくまで私の予想ですが、最新素材の採用で1kgを切るレベルまで到達すれば、普段使いの望遠ズームと同じ感覚でカバンに入れて持ち出せる超望遠単焦点として、唯一の選択肢になると思っています。
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II の大幅進化を見ていると、可能性がゼロではないなと考えています。
AF性能(精度・速度・追従性)
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S のAF性能は優秀です。
多くの場面で不満を感じることはありません。
ただ、被写体が激しく動く場合や複雑な背景の撮影シーンでは少し気を使うことがあります。
このレンズに限ったことではないですが、背景にAFが引っ張られたり、動き物に対して一瞬追従が乱れることが稀にあります。
野鳥が勢いよく向かってくる瞬間や、着陸進入中の航空機を正面から捉えるシーンでは少し気になるポイントです。
今までは「他のレンズも似たようなもの」や「S-Lineでも、これなら仕方ない」と妥協、諦める部分がありました。
ですが、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II や NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II のようなAF性能を大幅に向上させた後継(II型)が登場しています。
大三元ズームレンズという高級レンズではありますが、後継レンズにはシルキースウィフトVCM(SSVCM)が採用されています。
これは、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S の後継レンズにも、採用を期待したいポイントです。
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S に限らず、超望遠レンズは全体的にAF性能の向上は多くのユーザーが気になっているポイントだと思います。
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR の後継に期待すること
2番目に後継を期待しているレンズは、 NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR です。
いわゆる高倍率ズームレンズではありますが、NIKKOR Z レンズ時代は”今までの高倍率ズーム”よりも明らかに性能が向上しています。
ミラーレス時代の高倍率ズーム
過去、高倍率ズームは「描写は二の次、暗くても、焦点距離のカバー範囲が第一」という印象でした。
それが、NIKKOR Z レンズの高倍率ズームレンズは描写性能が大きく向上しています。
また、暗い(望遠端では開放F値が大きい)ですが、ミラーレスではISO感度などを変更した際にファインダーや背面液晶で反映結果を確認することが可能です。
つまり、あまり”暗い”が撮影時の気になる点ではなくなりつつあります。
S-Lineではないものの、汎用的に使える高倍率ズームレンズとして人気の一本です。
対して、使用感としては「もう少し寄れれば」と感じることが繰り返しあります。
これはNIKKOR Z レンズの時代・登場時期にもよるのですが、
少し前のレンズはあまり寄る(被写体に近づく)ことが出来ませんでした。
最近登場したNIKKOR Z レンズの多くは最短撮影距離も大きく改善されていますが、登場時期によるものかなと思います。
感覚的には広角端・望遠端ともに被写体に近づこうとすると、最短撮影距離が気になり「近づきすぎない」という思考が働きます。
1本で幅広い焦点距離をカバーできるからこそ、その分だけ「もう一歩」という瞬間が気になってくるレンズです。
これが後継(II型)の登場で改善されると、多くの方が買い替える・入れ替える理由になるのではないかと考えています。
インターナルズーム機構への期待
これはあくまで私の期待値が高い項目ですが、鏡筒が伸び縮みするレンズよりもインターナルズーム機構を採用し、広角端から望遠端までを鏡筒部の全長が変わらず利用できればいいなと思います。
鏡筒が伸びるレンズは収納時に全長を短くできるメリットがありますが、塵の混入などがインターナルズーム機構に比べると気になります。
また、これもNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II によって期待したくなった点なのですが、鏡筒が伸び縮みするタイプからインターナルズーム機構に変化しても全長が縮む進化が期待できる時代です。
高倍率ズームで広角端24mm、望遠端200mmなので、話が違う、現実的に難しいことは理解していますが期待したいポイントです。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S の後継に期待すること
3番目に後継を期待しているレンズは、NIKKOR Z 24-120mm f/4 S です。
このレンズは商業撮影でも使われることが多く、単独ではなく他のレンズと一緒に持ち出す機会も多いです。
複数本を同時に携行する状況では、可能な限り軽いと嬉しいのが本音です。
個人的にZ8などと利用することが多いレンズですが、一日利用していると撮影時は気にならなくても、お世辞にも軽いとは言い難いところがあります。

現行モデル(NIKKOR Z 24-120mm f/4 S)は、約630gです。
開放F値4一定、広角端24mm、望遠端120mm、DXクロップで180mmとして利用できることから「仕方ない」という部分もあるのですが、後継が出るのであれば軽量化による今以上の持ち出しやすさに期待したいです。
言い方を変えると「性能は今で十分、強いて言えば携帯性」という領域のレンズです。
インターナルズーム機構による操作感の統一
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 SやNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIはインターナルズーム機構の設計で、ズーム中に全長が変わりません。
これは私の中で衝撃的でした。
「やっぱりインターナルズーム機構って良い」と再認識しました。
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIを使った後にNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sに持ち替えると、インターナルズーム機構でないことが特に意識されます。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sでも、鏡筒部の伸び縮みを気にしない設計になれば、S-Lineのレンズ間で操作感を揃えることもできるなと思います。
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S の後継に期待すること
4番目に後継を期待しているレンズは、NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S です。
現行モデルも非常に完成度が高く、S-Lineの超望遠ズームとして大人気のレンズです。
こちらも他のレンズと同じく、後継が出るのであれば携帯性・AF性能の向上・バヨネット式三脚座の採用に期待したいです。
つまり、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II のようなレンズ本体で約1kg以下、AF性能はシルキースウィフトVCM(SSVCM)の恩恵を得て強化、バヨネット式の三脚座採用による利便性の向上。
加えて、「現行モデルでも良いかな。」と考える人に対して、インターナルズーム機構を採用し、シンプルに順当進化してくれると、買い替える方が多いのではないかと思います。
NIKKOR Z のズームレンズでは自重落下抑制など改善点はあるものの、物理的に鏡筒部が伸びることによるズームリングを操作時の気づかいや、多少の重心移動は無視できません。
こういった「我慢はできるし、理解もできるが、残っている小さなストレス」を後継(II型)では解消して欲しいです。
ちなみに、鏡筒が伸縮しないインターナルズーム機構が採用されると防塵・防滴の信頼性も上がりやすく、雨天や砂ぼこりの多い環境での安心感も違います。
バヨネット式三脚座への変更と最短撮影距離の維持
超望遠ズームは三脚や一脚との組み合わせることも多く、三脚座の着脱・扱いの良さは日々の撮影に対するモチベーションにも直結します。
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S や NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S は、質量的に後継(II型)になっても、かみ合わせ問題がある手前、アルカスイス互換は難しいかもしれませんが
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II で採用されたバヨネット式三脚座を是非、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S と同じく、NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S でも採用して欲しいと思います。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S の後継に期待すること
5本の中では最後になりますが、これはこのレンズへの不満が少ないという意味ではありません。
後継が登場すべき優先度を総合的に考えたときに、他の4本のほうが欲しい人が多いだろうなという考えです。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S も気になる部分はあり、後継で変わってほしい点は明確にあります。
暗所でのリング識別と操作性
利用シーンによりますが、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S は、暗い環境(夜景・星景)でも使う機会が多いレンズです。
コントロールリング、ズームリング、フォーカスリングにはそれぞれローレット加工が施されていますが、暗所で指の触感だけでは判断しにくいことがあります。
実際にこのレンズを使う方の中には、コントロールリング側に明るい色のテープを貼って視覚的に識別できるようにしている方も多いです。
後継では、NIKKOR Z レンズのデザインを継承しつつも、色や加工パターンの違いなど、暗所でも今以上に一目で識別できると良いなと思います。
フィルターシステムの進化
超広角はレンズの特性上、前玉が出っ張るのは理解しています。
それでも、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S は、Fマウント時代に比べて「レンズに直接フィルターを装着することはできないが、付属フード側にフィルターを付けることが出来る」を実現してくれました。
これは超広角ズームの中でも、画期的で素晴らしい進化です。
ただ、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S を利用しているとフードを含めた持ち出しに気を使う場面も多いです。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S の場合、後継(II型)では軽量化はもちろんのこと、それ以上に携帯性・利便性の向上に期待したいです。
風景写真など、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S を利用する方の多くには、NDフィルターやCPLフィルターの愛用者も多いです。
どうにか、内径55mm、フランジバック16mmのZマウントの特性を最大限に活かして、レンズに直接フィルターを付けることが出来ればなと思います。
既に良いレンズではありますが、同じ大三元ズームレンズとしてNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II や NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II とは少し違った路線での大幅な進化に期待したいレンズです。

ニコンが超広角に慎重なのはわかるのですが、大三元だからという特別感を見せてほしいです。
まとめ
今回は、5本のNIKKOR Zレンズの後継モデルに私が期待する進化のポイントを、優先順位とともにまとめました。
あくまで、ここで挙げた内容はすべて私の考察と予想であり、後継機がいつ登場するかはわかりません。
現行モデルはどれも完成度が高く、今買っても十分に満足できると感じています。
とはいえ、後継機が大きくパワーアップした際には、現行モデルを下取りに出して乗り換えるのもひとつの選択です。
現行モデルに満足しているなら無理に後継機を待つ必要はありません。
さらに、後継(II型)は、いつ出るかもわかりません。
必要なタイミングでレンズがなく、撮れないことの方がもったいないので、ご自身が欲しいレンズはお財布と相談しつつ「要るなら買う」が最適解だと思います。
もし、後継(II型)が登場したとしても、手元にある現行レンズと比較して「買い替えるべきなのか」を、ゆっくりと考えれば良いと思います。
是非、皆さんが「私は、このレンズの後継に期待している」があれば、YouTubeのコメント欄で教えてください。












































































