こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
今回は、「カメラとレンズ、どちらにカメラ予算、貯金を使うべきか」という悩みに対して、私の実体験を交えながら整理します。
先に結論
レンズは資産
こう考えるのは、FTZを含め私の過去の体験からレンズはカメラよりも長期的に価値を保ちやすく、撮影の幅を広げるコストパフォーマンスも高いと実感しているからです。
もちろん、ミラーレス時代のカメラは進化のスピードが速いので、買い替えも大切です。
ただ、カメラ側で大きな機能差が出る場面は高画素機や高速連写など、高額な機種へ乗り換える前提になります。
これに対してレンズは強いこだわりを持たなければ、10万円前後のNIKKOR Z レンズのS-Lineでも描写の違いを実感でき、色々な気づきや感動を得ることが出来ます。
ただし、どのレンズでも資産になるとは言い切れません。
長期的に価値が保たれやすいのは、多くの人が欲しいと感じる人気のレンズです。
つまり自分が欲しいと思えるなら、その直感には根拠があって、他の人も欲しくなる魅力的なレンズである可能性が高いです。
とはいえ、
先にカメラに目が向いてしまう
私もそうですが、カメラの最新モデルが出ると、レンズより先にカメラに目が向いてしまうという感覚は、多くの方に覚えがあると思います。
私自身も、欲しいレンズがあっても「ほかのレンズで代用できる」と言い聞かせて、先にカメラを買うことが多いです。

特に標準ズームレンズは「他のレンズで対応できる」と思ってしまいます。
先の通りミラーレス時代はカメラの進化が早く、カメラに気を取られやすい環境が続いています。
ただ、後々になって「やはりこのレンズが必要だった」という場面が登場するため、ニコンが定期的に開催するキャッシュバックキャンペーンなどお買い得なタイミングを待って、数年越しにレンズを購入することが多いです。
ちなみに、レンズ購入を我慢した期間は、レンズを持っていないことによる機会損失は、後から「もったいなかった」と感じます。
この実体験が、私が「レンズへの早めの投資」をおすすめする理由のひとつです。
レンズが長く使える理由
レンズはカメラ本体が変わっても使い続けられる点で、カメラより長く手元に置いておくことができます。
カメラ本体に依存せずに使い続けられる
実はカメラ業界には面白いレンズアクセサリーがあって、純正(FTZ)または社外製のマウントアダプターを用いることで、カメラ本体が変わっても同じレンズを使い続けられます。
つまりカメラを買い替えるたびにレンズも一新する必要はなく、揃えたレンズをそのまま引き継げる点が長期保有に向いている理由のひとつです。
もちろん、カメラと一緒にガラっとレンズも入れ替える方が良いのは事実です。
ただ、レンズって表現力や特徴などキャラクターがあるので、仕事でない限りは急いで入れ替える必要性って意外と低いのではないかと思います。
つまり、カメラ買い替えのたびにレンズを揃え直す必要がない、この感覚は実際に経験すると思った以上に安心感があります。
ニコンZマウントも登場時はNIKKOR Z レンズが少なかったので、FTZでFマウント対応レンズを使うことも多かったです。
Fマウントで良いレンズを持っていると、今でもZマウントで楽しく撮影できるのは皆さんもイメージ出来ると思います。
特にレンズの光学性能、特徴に最新機能を求めなければ長年にわたって同じレンズで同じ描写を楽しめるのも面白いですね。
5年後に同額で売れたレンズ
ここ最近の私の経験談ですが、実は最近、SONY Eマウント対応のシグマのレンズを多く下取りに出しています。
YouTube機材を揃える中で、SONY Eマウント資産は少し揃えていました。
ただ、それが面白いことに約5年前に購入したシグマのレンズを売却した際、購入時とほぼ同額の買い取り価格がつきました。
もちろん、F1.4シリーズなど長期的に人気のレンズという限定的な話です。
再現性があるわけではないですが、私以外にも同じような体験をした人もいるのではないでしょうか。
ただ、物価高騰が続く現状では、購入金額と買取価格が同じでも購買力で見ると以前より価値は下がっています。

ただ、買い取り金額を見たときは「人気のあるレンズは数年後でもこれだけ価値が残るのか」と率直に驚きました。
ちなみに、レンズの価値を保つうえで意識すべきは湿気によるカビです。
もちろんレンズの外側が著しく痛んでいると買取不可などがあるかもしれませんが、それ以上にカビは気をつけなくてはいけません。
カビが発生すると描写が落ち、難あり品として「買い取ってくれるけど、安く買いたたかれる」ので買取価格に影響します。
なので、私は大切なレンズを使い続けること、いつかは手放すことを含めて、防湿庫に入れて保管して、良い状態で長期保有しましょうと伝えることが多いです。
撮影結果を変えるためのコスト感
これも皆さん、実体験から伝わるかなと思うのですが、カメラへの投資が撮影結果に出る場面は、思っているより限られています。
例えば、ニコン Z5II(約25万円)からZ8(約60万円弱)への差額はおよそ35万円です。
その差が撮影結果に影響する場面は、高画素かつ高速連続撮影、積層型CMOSセンサーによる馬力差にメカシャッターレスなど感動する場面が多いです。
今はニコン Z8がお買い得になっていますが、個人的にはカメラ側で大きく撮影体験を変化させるためには約40万円ぐらいは追加投資によるカメラのクラスを変えてしまう必要がありました。
対して、レンズは強いこだわりを持たなければ10万円前後でも描写の違いや使い勝手の差を実感できます。

特にレンズキットから単焦点レンズを追加したときの感動は大きいのではないかなと思います。
「同じ予算でどちらが先に影響するか」という視点で考えると、レンズへの投資が先に驚きとして返ってきやすいと感じています。
どのレンズから始めるか
欲しいレンズ・憧れのレンズを選ぶ
やっぱり、これは・・・。
ズバリ、欲しいレンズ・憧れのレンズです。
欲しいと感じるレンズには必ず理由があり、レンズメーカーも「売れる」という確信を持って設計・製造しています。
自分が欲しいと思えるレンズは、多くの場合ほかの方も同じく欲しいと思っているレンズです。
人気があるということは、後継レンズが登場した後でも型落ちの中古を待っている方が多く出てきます。
中古市場では入荷があるとすぐに売り切れてしまうレンズも珍しくなく、需要が安定している証拠でもあります。
ちなみに、欲しいレンズの購入時、予算では勇気がいるケースも多いですが、状態が良ければ中古も選択肢に入れるのも「状況によってはアリ」だと思います。

ただ、最近は中古市場も価格が高騰しているので、プラス数万円で新品を選ぶ方が安心です。
また、面白い話として、中古で購入したレンズを使った後、“状況によっては”ですが、売却すると買い取り額と近しいことがあり、機材を長期間レンタルするよりお得になるケースもあります。
DXレンズと社外製レンズの注意点
意識しておきたい点として、ニコンの場合DXフォーマット対応レンズはAPS-C専用となります。
物理的にFマウントやZマウントなど装着は可能です。
ただ、撮影できる範囲としてはAPS-C(DX)の範囲に限定されます。
つまり、将来フルサイズ(FX)機へ移行した際に強いこだわりがない以上は出番が大きく減ってしまいます。
今まではNIKKOR Z レンズに選択肢が限られていたのでDX対応レンズをフルサイズ(FX)機に使うことも多かったですが、最近はフルサイズ(FX)機に対応した薄型単焦点レンズも増えたので、現実味は薄れているなと思います。

とは言え、
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR などは携帯性の優れたパワーズームがフルサイズ(FX)対応で出ていないため、ZRで使うことが多かったりします。
もし、フルサイズ(FX)機へのステップアップを将来的に視野に入れているなら、DX対応レンズへの大きな投資は慎重に検討することをおすすめします。
中古市場でもDXレンズの買い手はFXレンズより限られる傾向があります。
とはいえ、NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR など長期的にDX(APS-C)ユーザーが欲しいレンズは安心して迷わず購入して良いと思います。
▼レビュー動画はコチラ https://youtu.be/19SZuat1Rlwサードパーティー製の留意点
実は、シグマ・タムロンなどの社外製レンズは、ニコン純正と比べて買い取り価格が崩れやすいケースがあります。
ただし、社外製でもポートレートズームやArtシリーズ、タムキューなど特定の焦点距離や人気モデルは価格を保てることがあります。
私がシグマのレンズを5年後に同額で売却できた経験がそのひとつです。
まとめ
レンズはカメラより長期的に価値を保ちやすく、売却時にも一定の回収が見込めます。
私の実体験でも、人気のあるレンズは5年後に購入時と近い価格で買い取ってもらえました。
「先にカメラを買う」という誘惑はよく分かります。
ただ、数年越しにレンズを買う場面が来たとき、その間の機会損失をもったいなかったと感じることが多いです。
カメラとレンズどちらに貯金を使うか迷っている方は、欲しいレンズを優先する方向から検討してみてください。
そのうえで防湿庫での保管を習慣にして、状態良く長く使える状態を整えておくことが、結果として価値を守ることにつながります。


















































