こんにちは🌟
写真家のJimaです(^^)
私だけでしょうか。
毎年、夏がやってくると、なぜか新しいカメラやレンズが欲しくなっていしまいます。
ここ最近の夏は特に熱く、撮影に出かけるたびに、普段は感じない機材への不満というか「こうだったら良いのにな」が、この季節だけは「わかりやすく」現れる気がします。
今回は、そんな夏のカメラ・レンズが欲しくなる話について、私なりの考えを共有します。
夏の撮影は大変という話
日本は四季があることは良いことですが、ここ最近の夏は暑すぎる気もします。
北海道でも30度後半となり、クーラーの普及率が低い(北海道は夏でも涼しかったから)ことがニュースでも取り上げられています。
そんな夏は、撮影を続ける上でもストレスがかかりやすい季節だと思います。
強い日差しはもちろん、地面の照り返しを含めた高い気温、日によっては湿度もあって、外的要因が、私たちの撮影環境に大きな負荷をかけていると思います。
春や秋には気にならないはずのことが、この時期だけは妙に煩わしく感じられるのです。
もちろん、冬には冬の寒さによる悩みもあるのですが、夏は倒れちゃいそうになるので注意が必要だなと思います。
体力と集中力の低下
夏に新しいカメラ・レンズ、特に私の場合は気軽に撮影を楽しめる機材が欲しくなる最大の原因は、夏の暑さによる体力の消耗と集中力の低下にあると考えています。
やっぱり重いカメラや大きなレンズは、良い写真が撮れるのは理解していても、体力の消耗が激しく、撮影への意欲を低下させる要素でもあります。
また、暑さで思考能力が鈍り、構図や設定をじっくり考える集中力も持続しにくくなります。
「もう少し粘ってこの一枚を撮りたい」という気持ちがあっても、それよりもサクっと撮りたいなという思いが強くなります。
シンプルに日の当たる場所で時間をかけて撮影していると、身体に熱を持ってしまうので気を使います。
目的が違えば話は別
と言いつつ、夏だったとしても仕事での撮影は話が別です。
「仕事だから」や「期待に応えたい」という考えになると、自然と気合が入るので大きく重くても、しっかりと撮れて熱にも強いカメラを迷いなく選びます。
これは最高のクオリティを求める以上、機材の重さやサイズは二の次だからです。
とはいえ、体力と集中力の管理も大事なのでカメラバッグやレンズ交換なく様々なシーンを対応できるズームレンズを選ぶのは大切です。
しかし、先ほどの話の通り「趣味で楽しむ撮影」となると、楽したくなるものです(笑)
重い機材を持ち歩くことが負担になり、撮影自体が億劫になってしまうこともあります。
だからこそ、「気軽に続けられる」装備として、軽くて便利なカメラ・レンズが欲しくなります。
この「気軽さ」と「それでも写真を撮ることを続けたい」という欲求こそが、夏の機材に対する物欲の正体だと私は分析しています。
私を悩ませる「コンデジ問題」
私は今、とにかくコンパクトデジタルカメラや、使い勝手の良い便利なズームレンズが欲しくて仕方ありません。
毎年、夏が来るたびに、コンパクトデジタルカメラと便利ズームを「価格ドットコム」でひたすら調べ続ける日々を送っています。
ここ最近のコンデジの人気ランキングを見てみると
- LUMIX DC-TZ99
- FUJIFILM X-HF1
- FUJIFILM GFX100RF
- FUJIFILM X100VI
- SONY Cyber-shot DSC-RX1RM3
- CANON PowerShot V1
- CANON PowerShot G7 X Mark III
- SONY VLOGCAM ZV-1F
- SONY VLOGCAM ZV-1M2
- kodak PIXPRO C1
- RICOH GR IIIx
ニコンからもコンデジが出てほしいなと思いつつ、大本命は秋に登場予定のRICOH GR Ⅳですね。
ちなみに今年はズームレンズでは、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを購入したので、少し気分が楽になっています。
しかし、私の心の中にある「コンデジ問題」は、いまだに解決していません。
前まではコンデジって気軽に買えていたのに、今はスペック等にも詳しくなってしまった私が判断を迷わせるポイントにもなってしまっており「買いたい」けど「いや、これじゃない、待つんだ」を3年程繰り返しています(笑)
Z 30とコンデジの間で揺れ動く心
ただ、毎年のコンデジ欲しい問題の着地としてはレンズ交換式ではあるものの、比較的軽量でコンパクトなミラーレス一眼 Z30 と 薄型単焦点レンズ NIKKOR Z 26mm f/2.8 を使っています。
Vlog用途を想定したZ30ですが、他のZシリーズを意識したボディデザインはスチル用に向いていて、小さく軽く、気軽に持ち出せる点で非常に気に入っています。
しかし、もっとコンパクトなカメラが欲しくなっています。
例えばコンデジポーチよりも小さく、身軽にポケットに収まるようなカメラとして200g台で楽しめるカメラが存在することを知っている以上、その存在が頭から離れません。
カメラをポケットに入れて、レンズ交換の必要もなく「ただ、気軽に撮るだけ」という究極の「ある意味、贅沢」が毎年、夏が来るたびに私に物欲の波が押し寄せてきます(笑)
夏ならではの撮影スタイルと機材選び
そんなこんなで夏の撮影には、夏ならではの撮り方があるなと最近つくづく思います。
特に趣味であれば軽量なカメラを片手に、散歩がてら気軽にスナップ写真を撮るスタイルは最高です。
最近の夏は暑すぎるので、モバイルファンや日傘に飲み物を含めると自然と荷物が増えています。
体調管理を意識しつつ、趣味の撮影を楽しむには体力(筋力)を付けるか、身軽になるかを考える必要があるなと思います。
コンパクトかつ軽さを追求することで、カメラを持っていることすら忘れるような装備と、レンズ交換の手間を省き、日陰などから撮影しつつ高品質な写真を残せて、広範囲をカバーできる便利なズームレンズ。
どちらも夏の撮影ストレスを軽減してくれる、有効な選択肢です。
私の場合は、ズームレンズを先に手に入れたことで「便利さ」は満たされましたが、やはり「軽さ」への欲求が残ってしまったようです。
解決しないコンデジ問題、その先にあるもの
いまだにスッキリしない自分の中のコンデジ問題は、相変わらず引きずっています。
おそらく、RICOH GR IVのような、自分が本当に納得できるコンパクトデジタルカメラを買えるまで、この悩みは解消しない気がします。
しかし、仮にGR IVを手に入れたとしても、きっと他の悩みが顔を出すのでしょう。
と言いますか、今の時代はコンデジが登場しても人気機種は抽選ばかりで買えるかどうかも怪しいところです(笑)
欲望は尽きない
カメラやレンズは、ひとつ問題が解決すれば、また次の問題や物欲が生まれてくるものです。
「GR IVを買ったから、次はこんなレンズが欲しいな」もあれば「次はフルサイズにステップアップしたいな」と、次から次へと欲しいものが出てくるのがカメラ趣味の面白いところです。
私の場合は「大きいカメラも良いけど、やっぱり小さいカメラも欲しいな」という状態です。
極論「スマホで良いでしょ」という話なので、強欲ではありますが、こうした物欲や悩みを失ってしまうと、悟りを開いてしまったようで、少し寂しくも感じてしまいます。
常に新しい目標があるからこそ、この趣味を長く続けられるのかもしれません。
物欲は良いものだ
夏の物欲は、決して悪いことではありません。
それは、今の機材に何か改善したいなサインであり、もっと撮影を楽しみたいという向上心の表れです。
だからこそ、自分の物欲と向き合い、どうすればもっと撮影が楽しくなるのかを考える良い機会だと捉えることができます。
本当に必要なものは何か、本当に欲しいものは何かをじっくり見つめ直す。
そして、今の機材でできる工夫を考えたり、新たな機材を探したりする過程そのものが、夏の暑さを乗り切る楽しみの一つになるのです。
あとがき
夏の暑さで撮影が億劫になる気持ち、とてもよく分かります。
しかし、そんな時こそ、新しい機材への物欲と向き合ってみましょう。
軽量なコンデジを調べる時間も、便利なズームレンズの作例を見る時間も、すべては「もっと写真を楽しみたい」という気持ちにつながっています。
悩みが解決しない日々も、物欲が尽きないことも、この趣味の醍醐味です。
私はこの夏も、コンデジを探す旅を続けながら、Z 30と24-120mmで、今の自分にできる撮影を楽しもうと思います。
皆さんも、夏の暑さに負けず、撮影を楽しみましょう。

