こんにちは。
Jimaです。
今回は、ニコン公式サイトに一時的に名前が載った未発表機「Z5IIC(仮)」について、私なりの見方をお話ししていきます。
ちなみにZ5IIC(仮)は、ニコンから正式に発表されていない機種です。
質量も、価格も、発売日も、そもそもこの型番で本当に出るのかどうかも、今の時点では何ひとつ確定していません。
なので、今回は「こんなカメラが出るのかな?」というカメラ雑談回として楽しんでいただけると嬉しいです。
動画で解説
はじめに
まず、Z5IIC(仮)という名前を、今日はじめて耳にする方も多いと思います。
ざっくり言えば、Z5IIをベースにして、ファインダーの出っ張りをなくした小型のフルサイズ機ではないかとみられている型番です。
ニコンには、ファインダーを省いたフルサイズ機としてZRがあります。
ただ、ZRはZ CINEMAシリーズの動画機なので、静止画を軸にした小型フルサイズという立ち位置は、Zマウントではまだ空いたままです。
ソニーがα7Cシリーズ、パナソニックがLUMIX S9でこの場所を埋めているのに対して、ニコンだけが手を出していない場所でもあります。
それだけに、今回Z5IIC(仮)という型番を目にしたときは、「ついに来るのか」という感覚を持ちました。
ニコン公式サイトに一時的に載った型番
なぜ私が今回このZ5IIC(仮)をテーマに持ってきたのかです。
理由は、ニコンイメージングジャパンの「NIKON MEETUP」のページです。
イベントで使用する機材を選ぶフィルターの項目に、「Z5IIC」という表記が入っているのを私自身も確認しました。

製品ページや仕様表が公開されたわけではありません。
それでも、販売店イベントで使う機材のリストに名前が入っている以上、すでに実機は動いているはずです。
海外でも、ほぼ同じタイミングで動きがありました。
ニコンドイツのサイトに、Z5IIC(仮)の発売記念キャンペーンとみられる告知画像が一時的に載って、その日のうちに削除されています。
内容は、ボディーまたはレンズキットを注文するとバックパックとリストストラップが贈られるというものでした。
製品名だけでなく、買った人へのプレゼント内容まで書かれていたわけです。
これまでZ5IIC(仮)という名前が出てくるときは、たいてい予想サイトが読者の希望を交えて語る形でした。
それが今回は、国内と海外の両方で、メーカー側の公式ページに実際の文字として載っていたという違いがあります。
「C」が意味するもの
名前に付く「C」が何を指すのかで、このカメラの性格はかなり変わります。
ニコンにはすでにZfcというカメラがあります。
Zfcはクラシカルなデザインのカメラですが、ニコンはこの手のデザインを説明するとき、クラシカルという言葉よりヘリテイジデザインという表現を使うことが多いです。
なので、今回の「C」がクラシカルを指すとは考えにくいと思っています。
残る候補は「Compact」か「Casual」あたりです。
Z5IIをベースにして、ファインダー部分の張り出しをなくしたデザインになるのであれば、Z5IIより小さく持ち出しやすいフルサイズという位置付けが一番分かりやすいです。
これはあくまで私の予想ですが、この「C」はCompactではないかと見ています。
そして、Compactを名乗るのであれば、どこまで小さく軽くしてくるのかが問われます。

皆さんが思う”C”が何を意味するかコメントで教えてください。
私が一番気にしているのは質量
Z50IIと並ぶ約495gという基準
私が基準にしているのは500gです。
ニコンには、すでにZ50IIという比べやすいカメラがあります。
Z50IIはAPS-CのDXフォーマットで、本体のみ約495gです。
Z5IIC(仮)が500gを切れば、Z50IIとほぼ同じ質量でフルサイズセンサーが載ることになります。
APS-C機と同じ質量でフルサイズが手に入るとなれば、フルサイズは大きくて重いという前提が崩れます。
ちなみに現行のZ5IIは、本体のみ約620g、バッテリーとメモリーカードを含めて約700gです。
他社にはすでに500g前後のフルサイズがある
500gという数字を出しているのは、他社にすでに同じくらいのフルサイズがあるからです。
ソニーα7Cは本体のみ約424g、バッテリーとメモリーカードを含めて約509gです。
パナソニックのLUMIX S9は本体のみ約403g、バッテリーとメモリーカードを含めて約486gです。
小型フルサイズは、もう珍しいカメラではありません。
だからこそ、ニコンにもこのクラスを期待したくなります。
ZRの540gという社内の実例
とはいえ、ニコン自身の例を見ると話はそう簡単ではありません。
私が使っているZRは、ファインダーを搭載しないフルサイズ機で、本体のみ約540g、バッテリーとメモリーカードを含めて約630gです。
ファインダーを省いてもフルサイズで540gという数字は、500gが簡単ではないことを示しています。
ただ、ZRは4.0型の大きな背面モニターを搭載していて、動画向けの機構も入っています。
私はこのモニターが気に入ってZRを使っていますが、静止画を軸にしたカメラであれば、ここは削れる部分です。
これはあくまで私の予想ですが、500gはまったくの夢物語ではないと思っています。
皆さんは、フルサイズで500gを切ってきたら買いたくなりますか
高画素と部分積層型はどうなるか
正直、高画素は欲しい
正直に言えば、高画素は欲しいです。
初代Z7と同じ有効4575万画素クラスのセンサーにEXPEED 7を組み合わせたカメラが、小型ボディーで出てきたら相当魅力的です。
ただ、価格とボディーサイズを考えると、現実的には有効2450万画素クラスに落ち着くだろうと思っています。
そして私の場合、高画素が必要な撮影では初代Z7を使い続けるという選択肢が残っています。
なので、無理に高画素化するよりも小型軽量を優先してほしいというのが今の気持ちです。
部分積層型センサーも載るなら欲しい
部分積層型センサーも、載るなら載ってほしいです。
読み出しが速いので、動く被写体を撮ったときの歪みが出にくいという利点があります。
ZRで電車やバスが横切る場面を撮ると、それでも少し傾くことはありますが、普通に街で撮っている分には気になりません。
ただ、これも価格の問題です。
ニコンでこのセンサーを搭載しているのはZ6IIIとZRで、ZRはニコンダイレクトで299,200円です。
Z5IIC(仮)を20万円前後と考えるなら、同じセンサーを載せるのは難しいと思っています。
Z5IIの系統を引き継いだ裏面照射型センサーで、価格と小型化に振るほうが現実的です。
ファインダーとバッテリーが気になる
ファインダーはなくても構わない
Z5IIC(仮)が本当にファインダーなしになるのであれば、私はそれを歓迎します。
ファインダーを覗いて撮りたい場合は、現行のZ5IIという選択肢があります。
私はZRでファインダーなしの撮影に1年近く慣れてきました。
明るい場所ではモニターが見えにくい場面もありますが、体で少し影を作れば問題なく撮れています。
張り出しがなくなればバッグへの収まりも良くなるので、私はこれを機能が減ったとは考えていません。
バッテリーはEN-EL15cであってほしい
バッテリーは、Z5IIC(仮)でもEN-EL15cを使えるとありがたいです。
Z5IIはEN-EL15cを採用していて、Z8やZ6III、ZfなどでもEN-EL15c系が使われています。
すでに予備を何本か持っていれば、そのまま撮影に持ち出せます。
ただし、500gを狙うなら、より小型のバッテリーを採用する可能性もあります。
500gを実現できるのであれば、私はバッテリーの変更も受け入れます。
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動画ではなく静止画に振ってほしい
伝えられている情報の中で、ひとつだけ引っかかっているのが動画機能です。
新しい動画機能を搭載すると言われていますが、私はそこにあまり期待していません。
動画で本気を出すのであれば、すでにZRがあります。
私もZRを持っているので、動画はそちらで撮ります。
Z5IIC(仮)まで動画に寄せてくると、ZRと役割が重なるだけです。
私がZ5IIC(仮)に期待しているのは、Z5IIの画質とAF性能をそのまま持ってきた、軽い静止画カメラです。
動画機能を盛るくらいなら、その分ボディーを小さくしてもらいたいところです。
レンズと価格はどうなるか
小型レンズとの組み合わせが前提
ボディーだけを軽くしても、持ち歩いたときの負担は変わりません。
Zマウントのフルサイズ用レンズには、大きく重いものも多くあります。
ZRに大きめのレンズを付けたときも、正直バランスは良くありません。
私はグリップを足して使っていますが、それでも街撮りでは小さいレンズのほうが快適です。
NIKKOR Z 26mm f/2.8やNIKKOR Z 40mm f/2のような薄型の単焦点レンズなら、カメラバッグに入れずに持ち歩けます。
ボディーが500g以下で、レンズを付けても取り出してすぐ撮れる。
そこまでできて、はじめてZ5IIC(仮)を選ぶ意味が出ます。
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価格は20万円前後であってほしい
価格は20万円前後に収まってほしいところです。
Z5IIのボディーはニコンダイレクトで258,500円でしたが、現在は量販店の実売価格で19万円台まで下がってきています。
小型化のために新しい設計が必要になるのであれば、ある程度上がることも理解できます。
これもあくまで私の予想なので、正式発表を待つことになります。
まとめ
Z5IIC(仮)は、Zマウントで空いたままだった小型フルサイズという立ち位置に収まるカメラになると私は見ています。
予想サイトではなく、国内と海外の両方でメーカー側の公式ページから名前が出てきた点も、期待できる材料です。
とはいえ、質量もサイズも価格もまだ何ひとつわかっておらず、ファインダーを完全に省くのか、ボディー内に収める形にするのかも確定していません。
私自身、Z5IIC(仮)が出たら買いたいと思っています。
ただし、ZRがファインダーなしのフルサイズで約540gという実例がある以上、500gという数字は簡単ではありません。
小型化と引き換えに画質やAF性能が落ちるのであれば、現行のZ5IIを選ぶことになりそうです。
高画素も部分積層型も見送っていいので、とにかく軽いフルサイズを出してほしいというのが、今の正直な気持ちです。
皆さんのZ5IIC(仮)に対する期待など、YouTubeのコメント欄で教えてください。
